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NHKマイルカップ(GI)

東京競馬場 1600m(芝)定量 牡・牝 3歳オープン

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波乱の可能性を秘める3歳マイルの頂上決戦

創設当初は出走馬のほとんどを占める外国産馬が活躍していたが、徐々にその様相は変わり、2002年以降の優勝馬はすべて日本産の馬。そして、近年は波乱となるケースが目立っており、2007年は単勝17番人気のピンクカメオが勝ち、3着に18番人気馬が入って3連単の配当が973万9870円という大波乱の結果となった。2009年も10番人気馬が勝ち、3着に13番人気馬が入って3連単が200万円を超える配当となったほか、2013年は10番人気馬が勝利して3連単が100万円を超える配当となった。それだけに、過去のデータでしっかりと傾向をチェックしておきたい一戦だと言える。

単勝人気別の傾向をチェック

過去10年の単勝人気別成績を調べると、1番人気馬が6勝と上々の成績。しかし、2番人気馬が0勝で、3番人気馬も1勝のみ。10番人気以下の馬が3勝を挙げており、1番人気馬が崩れると大波乱になるという傾向が見て取れる。また、2着馬10頭のうち7頭は単勝オッズが1桁で、3着馬10頭のうち7頭は単勝オッズが20倍以上だったという点も特徴的だ。〔表1〕〔表2〕

※表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 6-1-0-3 60.0% 70.0% 70.0%
2番人気 0-2-1-7 0% 20.0% 30.0%
3番人気 1-2-1-6 10.0% 30.0% 40.0%
4、5番人気 0-3-1-16 0% 15.0% 20.0%
6〜9番人気 0-1-1-38 0% 2.5% 5.0%
10番人気以下 3-1-6-80 3.3% 4.4% 11.1%
〔表2〕単勝オッズ別成績(過去10年)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
4.9倍以下 6-1-0-7 42.9% 50.0% 50.0%
5.0〜6.9倍 1-3-3-6 7.7% 30.8% 53.8%
7.0〜9.9倍 0-3-0-12 0% 20.0% 20.0%
10.0〜19.9倍 0-1-0-27 0% 3.6% 3.6%
20.0〜29.9倍 0-1-1-20 0% 4.5% 9.1%
30.0〜49.9倍 2-0-2-20 8.3% 8.3% 16.7%
50.0〜99.9倍 1-0-3-35 2.6% 2.6% 10.3%
100倍以上 0-1-1-23 0% 4.0% 8.0%

前走のレース別成績をチェック

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、NHKマイルCの3着以内馬の多くは、「桜花賞」・「皐月賞」・「ニュージーランドT」・「その他の関西圏のGIII」から臨んだ馬だった。ただし、もっとも多い臨戦過程であるトライアルの「ニュージーランドT」を優勝した馬に限れば、2012年の1着馬カレンブラックヒル以外は全て4着以下に敗れている。〔表3〕

〔表3〕前走のレース別成績(過去10年)
前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
桜花賞 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
皐月賞 1-3-2-14 5.0% 20.0% 30.0%
朝日杯FS 0-0-0-5 0% 0% 0%
ニュージーランドT 4-1-4-57 6.1% 7.6% 13.6%
スプリングS 0-2-1-3 0% 33.3% 50.0%
その他のGII 0-0-1-3 0% 0% 25.0%
東京・中山のGIII 0-1-1-5 0% 14.3% 28.6%
ファルコンS 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
その他の関西圏のGIII 3-1-0-8 25.0% 33.3% 33.3%
オープン特別 0-1-1-31 0% 3.0% 6.1%
500万下 0-0-0-7 0% 0% 0%

最近は内枠の方が好成績

過去10年のNHKマイルCはすべて18頭立てで行われたが、その枠番別成績を2007〜2011年と2012〜2016年に分けてまとめてみると、2007〜2011年の5年間は外寄りの枠から好走馬が多く出ているのに対し、2012年以降の5年間では外寄りの枠より内寄りの枠の方が連対馬が多くなっている。〔表4〕〔表5〕

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〔表4〕枠番別成績(2007〜2011年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
2枠 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
3枠 0-1-0-9 0% 10.0% 10.0%
4枠 0-0-0-10 0% 0% 0%
5枠 1-1-1-7 10.0% 20.0% 30.0%
6枠 0-0-0-10 0% 0% 0%
7枠 3-1-1-10 20.0% 26.7% 33.3%
8枠 0-1-1-13 0% 6.7% 13.3%
〔表5〕枠番別成績(2012〜2016年)
枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
2枠 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
3枠 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
4枠 2-0-0-8 20.0% 20.0% 20.0%
5枠 1-1-0-8 10.0% 20.0% 20.0%
6枠 0-0-3-7 0% 0% 30.0%
7枠 0-0-0-15 0% 0% 0%
8枠 0-2-1-12 0% 13.3% 20.0%

皐月賞トライアルに出走していた馬に注目

過去10年のNHKマイルCでは、皐月賞のトライアルレースに出走していた馬が2007年と2014年を除く8年で1頭ずつ連対している。今年も、皐月賞トライアルに出走していた馬を狙ってみる手はありそうだ。〔表6〕

〔表6〕皐月賞トライアルに出走していたNHKマイルC連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2008年 2着 ブラックシェル 弥生賞 2着
2009年 2着 レッドスパーダ スプリングS 2着
2010年 2着 ダイワバーバリアン 弥生賞 4着
2011年 1着 グランプリボス スプリングS 4着
2012年 2着 アルフレード スプリングS 12着
2013年 1着 マイネルホウオウ スプリングS 3着
2015年 1着 クラリティスカイ 弥生賞 6着
2016年 2着 ロードクエスト スプリングS 3着

重賞での単勝人気にも注目

過去10年のNHKマイルCでは、「2走前までに重賞で単勝4〜6番人気に支持されていた」という馬が2007年と2012年を除いて連対している。該当するレースも着順も様々だが、重賞でそこそこの評価を受けていた馬に注目してみるのもよさそうだ。〔表7〕

※表は横にスクロールすることができます。

〔表7〕2走前までに重賞で単勝4〜6番人気になっていたNHKマイルC連対馬一覧(過去10年)
年度 着順 馬名 該当レース
2008年 1着 ディープスカイ 前走 毎日杯 6番人気 1着
2009年 1着 ジョーカプチーノ 2走前 ファルコンS 4番人気 1着
2010年 2着 ダイワバーバリアン 2走前 弥生賞 6番人気 4着
2011年 1着 グランプリボス 2走前 スプリングS 5番人気 4着
2着 コティリオン 前走 毎日杯 4番人気 2着
2013年 1着 マイネルホウオウ 前走 ニュージーランドT 4番人気 7着
2014年 2着 タガノブルグ 2走前 ファルコンS 5番人気 5着
2015年 1着 クラリティスカイ 2走前 弥生賞 5番人気 6着
2016年 2着 ロードクエスト 前走 皐月賞 5番人気 8着
  • 備考:該当レースが複数ある場合は、直近のレースを掲載
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4走前までにオープンクラスのマイル戦を制していた馬が6連勝中

過去6年のNHKマイルCでは、「4走前までにオープンクラスの1600m戦を勝利していた」という馬が優勝している。3歳マイル王決定戦を制するには、オープンクラスのマイル戦で優勝していた実績がモノを言う、ということなのかもしれない。〔表8〕

(浅野靖典)

〔表8〕過去6年の優勝馬が4走前までに勝利していたオープンクラスの1600m戦
年度 優勝馬 該当レース
2011年 グランプリボス 3走前 朝日杯FS
2012年 カレンブラックヒル 前走 ニュージーランドT
2013年 マイネルホウオウ 3走前 ジュニアC
2014年 ミッキーアイル 前走 アーリントンC
2015年 クラリティスカイ 4走前 いちょうS
2016年 メジャーエンブレム 2走前 クイーンC
  • 備考:該当レースが複数ある場合は、直近のレースを掲載

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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