今週の注目レース

京都新聞杯(GII)

京都競馬場 2200m(芝・外)馬齢 3歳オープン

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晴れ舞台を目指す有力3歳馬が淀で激突

今年で65回目を迎える京都新聞杯は、2000年に現在の開催時期に移され、日本ダービーの前哨戦となった。2013年の優勝馬キズナが次走で日本ダービーを優勝、2015年の優勝馬サトノラーゼンが次走の日本ダービーで2着となるなど、近年は“本番”で上位に食い込む馬が増えつつある。京都の地で収得賞金を上積みし、有力候補の一角として頂上決戦に臨むのはどの馬だろうか。今回は過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析してみよう。

過去の戦績を比較する際はここに注目

過去10年の連対馬20頭中、2008年2着のロードアリエスを除く19頭は、“JRAの500万下から上のクラスの芝1800m以上のレース”において連対経験のある馬だった。一方、その経験がなかった馬は3着内率が5.0%にとどまっている上、2009年以降は〔0・0・1・60〕(3着内率1.6%)と苦戦傾向が強まっている。新馬や未勝利、さらにダートや芝1800m未満のレースでしか好走経験のない馬は割り引きが必要だ。〔表1〕

〔表1〕“JRAの500万下から上のクラスの芝1800m以上のレース”における連対経験の有無別成績(過去10年)
連対経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 10-9-7-50 13.2% 25.0% 34.2%
なし 0-1-3-76 0% 1.3% 5.0%

キャリア5〜8戦の馬が中心

過去10年の連対馬20頭中、2008年2着のロードアリエスを除く19頭は、通算出走数が「5〜8戦」だった。一方、「9戦以上」だった馬は3着以内に入った例がない。また、「4戦以下」だった馬は3着内率が10.7%にとどまっている上、2009年以降は〔0・0・4・42〕(3着内率8.7%)とさらに苦戦している。キャリア9戦以上の馬や、レース経験が比較的浅い馬はそれぞれ評価を下げるべきだろう。〔表2〕

〔表2〕通算出走数別成績(過去10年)
通算出走数 成績 勝率 連対率 3着内率
4戦以下 0-1-5-50 0% 1.8% 10.7%
5〜8戦 10-9-5-61 11.8% 22.4% 28.2%
9戦以上 0-0-0-15 0% 0% 0%

外寄りの枠に入った馬は不振

過去10年の馬番別成績を調べると、「12〜18番」の馬は連対例がなかった。この中には2007年5着のフェザーケープ(単勝1番人気)、2011年10着のレッドデイヴィス(単勝1番人気)、2016年4着のブラックスピネル(単勝2番人気)など、上位人気に推された馬も含まれている。例え前評判が高くとも、外寄りの馬番に入った馬は過信禁物と見ておいた方がいいかもしれない。〔表3〕

〔表3〕馬番別成績(過去10年)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
2番 3-1-0-6 30.0% 40.0% 40.0%
3番 1-0-0-9 10.0% 10.0% 10.0%
4番 1-0-1-8 10.0% 10.0% 20.0%
5番 2-3-1-4 20.0% 50.0% 60.0%
6番 0-0-2-8 0% 0% 20.0%
7番 0-0-0-10 0% 0% 0%
8番 1-2-0-7 10.0% 30.0% 30.0%
9番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
10番 0-1-2-7 0% 10.0% 30.0%
11番 2-3-0-5 20.0% 50.0% 50.0%
12番 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
13番 0-0-0-10 0% 0% 0%
14番 0-0-0-9 0% 0% 0%
15番 0-0-1-7 0% 0% 12.5%
16番 0-0-0-6 0% 0% 0%
17番 0-0-0-2 0% 0% 0%
18番 0-0-0-1 0% 0% 0%
1〜11番 10-10-8-82 9.1% 18.2% 25.5%
12〜18番 0-0-2-44 0% 0% 4.3%

連対馬は全て前走の馬体重が500kg未満

過去10年の出走馬のうち、前走が国内のレースだった馬についてそのレースでの馬体重別成績を調べると、「500kg以上」の馬は連対例がない。2014年4着のシャドウダンサー(単勝1番人気)など、上位人気に応えられなかったケースも少なくないだけに、馬体重が500kgを超える馬の扱いには注意したいところだ。〔表4〕

〔表4〕前走の馬体重別成績(過去10年)
前走の馬体重 成績 勝率 連対率 3着内率
500kg未満 10-10-8-101 7.8% 15.5% 21.7%
500kg以上 0-0-2-24 0% 0% 7.7%
  • 備考:前走が海外のレースだった馬を除く

近年は前走で先行していた馬が苦戦中

過去4年の3着以内馬12頭は、いずれも前走が国内のレースで、そのレースでの4コーナーの通過順が「4番手以下」だった。2012年以前は前走の4コーナーの通過順が「3番手以内」だった馬もそれなりに好走していたが、近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬は評価を下げるべきだろう。〔表5〕

(伊吹雅也)

〔表5〕前走の4コーナーの通過順別成績(過去4年)
前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
3番手以内 0-0-0-19 0% 0% 0%
4番手以下 4-4-4-32 9.1% 18.2% 27.3%
  • 備考:前走が海外のレースだった馬を除く

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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