今週の注目レース

阪神牝馬ステークス(GII)

阪神競馬場 1600m(芝・外)別定 (牝) 4歳以上オープン

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ヴィクトリアマイルの前哨戦

ヴィクトリアマイルの前哨戦として2015年まで芝1400mで行われていた阪神牝馬Sだが、2016年に芝1600mに変更された。“本番”のヴィクトリアマイルと同じ距離になったことから注目度がアップしたが、昨年のヴィクトリアマイルでは当レースの出走馬が1、2着に入っており、今後は“本番に直結する前哨戦”という位置付けになりそうだ。ここでは複数の視点から、好走馬選びのヒントになりそうなデータを紹介する。

近走での好走実績が重要

芝1400mで行われた2007〜2015年を含む過去10年の出走馬について、過去3走で3着以内に入った回数別に成績をまとめると、3着以内に入った回数が「3回」・「2回」だったグループが、「1回」・「0回」だったグループに好走率で大きな差をつけている。芝1600mで行われた昨年の阪神牝馬Sでも、3着以内馬はいずれも過去3走で3着以内に「2回」入っていた馬だった。近走で複数回3着以内に入っている馬がいれば、今年も注目してみたい。〔表1〕

〔表1〕過去3走での3着以内の回数別成績(過去10年)
3着以内の回数 成績 勝率  連対率 3着内率
3回 2-0-1-10 15.4% 15.4% 23.1%
2回 6-8-3-22 15.4% 35.9% 43.6%
1回 1-1-2-45 2.0% 4.1% 8.2%
0回 1-1-4-48 1.9% 3.7% 11.1%

伏兵馬の台頭を警戒

2007〜2016年に行われた4歳以上・牝馬限定の重賞51レースについて、単勝人気別成績を調べると、「1番人気」は連対率が50%に届いておらず、3着内率も51.0%と「1番人気」としてはやや低調な数値となっている。連対率では、「2番人気」から「6〜9番人気」の各グループが12〜24%の範囲に収まっており、「10番人気以下」を除く各グループに好走馬が分散している印象だ。昨年の阪神牝馬Sは2番人気→1番人気の順で決着したが、伏兵馬の台頭は常に警戒しておいた方がよさそうだ。〔表2〕

〔表2〕単勝人気別成績(2007〜2016年に行われた4歳以上・牝馬限定の重賞51レース)
単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 12-10-4-25 23.5% 43.1% 51.0%
2番人気 6-4-4-37 11.8% 19.6% 27.5%
3番人気 3-6-10-32 5.9% 17.6% 37.3%
4番人気 5-7-4-35 9.8% 23.5% 31.4%
5番人気 7-3-4-37 13.7% 19.6% 27.5%
6〜9番人気 13-13-10-168 6.4% 12.7% 17.6%
10番人気以下 5-9-14-340 1.4% 3.8% 7.6%
  • 備考:2014年の中山牝馬Sは2着同着

位置取り別の成績もチェック

2007〜2016年に阪神・芝1600mで行われた2歳限定戦を除く重賞38レースについて、4コーナーの位置別成績を調べてみると、4コーナー「先頭」組が好走率で断トツのトップになっている。「2〜5番手」・「6〜10番手」・「10番手以下」の3グループの間には大きな差がついていない。昨年の阪神牝馬Sでは、勝ったスマートレイアーは4コーナーを「先頭」で通過し、2着ミッキークイーンは「9番手」で通過していた。4コーナーを「先頭」で通過することが予想されるような馬が最有力ではあるものの、直線の末脚勝負に懸けるタイプの馬が食い込む可能性も十分あることは覚えておきたい。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕4コーナーの位置別成績(2007〜2016年に阪神・芝1600mで行われた2歳限定戦を除く重賞38レース)
4コーナー位置 成績 勝率  連対率 3着内率
先頭 10-3-5-20 26.3% 34.2% 47.4%
2〜5番手 11-14-13-141 6.1% 14.0% 21.2%
6〜9番手 7-12-9-119 4.8% 12.9% 19.0%
10番手以下 10-9-11-187 4.6% 8.8% 13.8%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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