今週の注目レース

ニュージーランドトロフィー(GII)

中山競馬場 1600m(芝・外)馬齢 牡・牝 3歳オープン

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3歳マイル路線の要注目レース

昨年は単勝2番人気馬が優勝したものの、2着に14番人気馬、3着に12番人気馬が入って3連単の払戻金が100万円を超える高配当となった。また、2007年には11→16→8番人気の順で決着して、3連単の払戻金が490万4740円という超高配当決着となった。その反面、2010年と2012年は1→2番人気の順で決着している。今年は上位人気馬が好走するのか、それとも伏兵が台頭するのか? そのヒントを探るべく、阪神競馬場で行われた2011年を除く、過去10回のデータから傾向を見ていきたい。

単勝人気とオッズ別の成績をチェック

2011年を除く過去10回の単勝人気別成績を調べると、「1番人気」が5勝を挙げ、「2番人気」が3着内率で「1番人気」を上回る70.0%をマークするなど、「1〜2番人気」の馬が上々の成績を残している。それに対し、「3〜5番人気」からは優勝馬が出ていないという点は気にかかる。〔表1〕

〔表1〕単勝人気別成績(2011年を除く過去10回)
単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5-1-0-4 50.0% 60.0% 60.0%
2番人気 2-2-3-3 20.0% 40.0% 70.0%
3番人気 0-1-1-8 0% 10.0% 20.0%
4、5番人気 0-3-1-16 0% 15.0% 20.0%
6、7番人気 2-1-1-16 10.0% 15.0% 20.0%
8番人気以下 1-2-4-78 1.2% 3.5% 8.2%

続いて、単勝オッズ別の成績を見てみると、「2.9倍以下」の馬は5頭中2頭が優勝しているものの、残る3頭は4着以下に敗れている。それに対し、「3.0〜4.9倍」のエリアは該当する9頭のうち4着以下に敗れたのが1頭だけと、好成績になっているのが特徴的だ。〔表2〕

〔表2〕単勝オッズ別成績(2011年を除く過去10回)
単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 2-0-0-3 40.0% 40.0% 40.0%
3.0〜4.9倍 4-2-2-1 44.4% 66.7% 88.9%
5.0〜9.9倍 1-4-3-22 3.3% 16.7% 26.7%
10.0〜14.9倍 0-0-1-13 0% 0% 7.1%
15.0〜19.9倍 2-1-0-10 15.4% 23.1% 23.1%
20.0〜49.9倍 0-1-2-29 0% 3.1% 9.4%
50倍以上 1-2-2-47 1.9% 5.8% 9.6%

馬番別の成績にも特徴あり

中山競馬場の芝1600mは、スタート地点から最初のコーナーまでの距離が200mほどしかないため、内枠から先行した馬が主導権を取りやすい形状となっている。そこで、2011年を除く、中山競馬場で行われた過去10回の馬番別成績を調べてみると、3着以内馬は真ん中から内寄りの馬番に集中している。ただし、内寄りの馬番の中でも「1、2番」の成績はいまひとつで、3着以内に入ったのは2006年の優勝馬マイネルスケルツィが最後となっているのは覚えておきたい。〔表3〕

〔表3〕馬番別成績(2011年を除く過去10回)
馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2番 1-0-0-19 5.0% 5.0% 5.0%
3、4番 2-3-3-12 10.0% 25.0% 40.0%
5、6番 3-1-1-15 15.0% 20.0% 25.0%
7、8番 1-1-2-16 5.0% 10.0% 20.0%
9、10番 0-3-1-16 0% 15.0% 20.0%
11、12番 2-1-2-15 10.0% 15.0% 25.0%
13、14番 0-1-0-17 0% 5.6% 5.6%

近年は早期デビュー馬が好成績

近年の傾向として挙げられるのが、早期デビュー馬の活躍。2011年を除く2010年以降のニュージーランドTでは、「9月中旬より前にデビューしていた」という馬が毎年連対している。2009年以前の連対馬はすべて9月中旬以降のデビューで、2010年以降との違いが際立つデータになっている。〔表4〕

〔表4〕9月中旬より前にデビューしていた、ニュージーランドT連対馬一覧(2011年を除く過去10回)
年度 着順 馬名 デビュー戦の日付
2010年 2着 ダイワバーバリアン 7月12日
2012年 2着 セイクレットレーヴ 8月14日
2013年 1着 エーシントップ 6月17日
2014年 1着 ショウナンアチーヴ 9月7日
2015年 1着 ヤマカツエース 6月22日
2016年 1着 ダンツプリウス 6月21日
2着 ストーミーシー 7月4日

中山・芝1600mの経験にも要注目

2011年を除く過去10回のニュージーランドTでは、「3走前までに中山・芝1600mコースに出走経験があった」という馬が毎回連対している。2014年以降は朝日杯FSが阪神競馬場で行われているため、現在はこの条件を満たす馬は少なくなっているが、昨年は1着馬と3着馬がこの条件に該当していた。今年も中山競馬場の芝1600mコースを既に経験している馬には注目しておいた方がいいかもしれない。〔表5〕

(浅野靖典)

※表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕3走前までに中山・芝1600mコースに出走経験があった、ニュージーランドT連対馬一覧(2011年を除く過去10回)
年度 着順 馬名 該当レース
2006年 1着 マイネルスケルツィ 前走 黄梅賞
2007年 2着 マイネルフォーグ 3走前 朝日杯FS
2008年 1着 サトノプログレス 前走 500万下
2着 エーシンフォワード 2走前 朝日杯FS
2009年 1着 サンカルロ 3走前 ジュニアC
2010年 2着 ダイワバーバリアン 3走前 朝日杯FS
2012年 2着 セイクレットレーヴ 2走前 ジュニアC
2013年 1着 エーシントップ 2走前 朝日杯FS
2014年 1着 ショウナンアチーヴ 2走前 朝日杯FS
2着 ショウナンワダチ 2走前 朝日杯FS
2015年 2着 グランシルク 前走 500万下
2016年 1着 ダンツプリウス 2走前 ジュニアC

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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