今週の注目レース

高松宮記念(GI)

中京競馬場 1200m(芝)定量 4歳以上オープン

データ分析関連動画

春のスプリント王者へ速さと強さの電撃戦

春のスプリントチャンピオンを決する高松宮記念。過去10年の優勝馬はいずれも単勝4番人気以内の支持を受けており、2015年には香港からの遠征馬エアロヴェロシティが優勝している。今年も上位人気馬がファンの期待に応えて栄冠をつかむのか、それとも伏兵馬がアッと驚く激走を見せるのか、興味は尽きない。ここでは過去10年の結果から、レース傾向を探っていく。

前年12月の出走レースをチェック

中京競馬場改修後の2012年以降過去5年の出走馬について、前年12月に出走していたレース別に成績をまとめてみると、優勝馬5頭はいずれも前年12月に「阪神C」か「香港スプリント」に出走していた。2着馬を見ても、5頭中3頭が前記の2レースに出走している。前年の12月に、「阪神C」もしくは「香港スプリント」に出走していた馬が高松宮記念で好走する傾向にあることは覚えておきたい。〔表1〕

〔表1〕前年12月に出走していたレース別成績(過去5年)

前年12月に出走していたレース別成績(過去5年)
出走していたレース 成績 勝率  連対率 3着内率
阪神C 2-2-1-15 10.0% 20.0% 25.0%
香港スプリント 3-1-0-3 42.9% 57.1% 57.1%
カペラS 0-1-0-2 0% 33.3% 33.3%
上記以外のレース 0-0-1-19 0% 0% 5.0%
前年12月に不出走 0-1-3-35 0% 2.6% 10.3%

過去2走での芝1400m以上への出走歴に注目

過去10年の出走馬について、過去2走以内における芝1400m以上のレースへの出走回数別に成績を調べると、「2回」組が連対率と3着内率でトップとなっている。また、「1回」組は4勝を挙げて勝率はトップとなっている。それに対し、「0回」組は3着以内に10頭入っているが、好走率では前記の2グループにやや離されている。芝1200mで争われる高松宮記念だが、近走で芝1400m以上のレースを経験している馬が好結果を残す傾向にあることは、覚えておいても損はないだろう。〔表2〕

〔表2〕過去2走以内における芝1400m以上のレースへの出走回数別成績(過去10年)

過去2走以内における芝1400m以上のレースへの出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率  連対率 3着内率
2回 3-4-4-31 7.1% 16.7% 26.2%
1回 4-3-2-39 8.3% 14.6% 18.8%
1回以上の計 7-7-6-70 7.8% 15.6% 22.2%
0回 3-3-4-77 3.4% 6.9% 11.5%

前走で3番人気以内だった馬が強い

過去10年の出走馬の前走の単勝人気別成績(前走が海外のレースだった5頭を除く。うち1頭は2015年の優勝馬エアロヴェロシティ)を調べると、優勝馬9頭は全て前走で「1〜3番人気」に支持されており、前走の単勝人気が上位であるほど好走率が高くなる傾向にある。また、3着以内馬29頭のうち25頭が前走で「1〜4番人気」に支持されていたことからも、前走で単勝人気が上位だった馬ほど、このレースで好走する傾向にあると言っていいだろう。〔表3〕

〔表3〕前走の単勝人気別成績(過去10年)

前走の単勝人気別成績(過去10年)
前走の単勝人気 成績 勝率  連対率 3着内率
1番人気 3-5-3-15 11.5% 30.8% 42.3%
2番人気 4-2-2-14 18.2% 27.3% 36.4%
3番人気 2-0-2-13 11.8% 11.8% 23.5%
4番人気 0-1-1-11 0% 7.7% 15.4%
5番人気 0-0-0-17 0% 0% 0%
6〜9番人気 0-0-1-39 0% 0% 2.5%
10番人気以下 0-2-1-34 0% 5.4% 8.1%
  • 備考:前走が海外のレースだった馬を除く

近走の芝重賞で連対実績のある馬が圧倒

過去10年の出走馬について、過去3走以内の芝重賞での最高着順を調べると、3着内馬30頭のうち優勝馬10頭を含む28頭は「1着」もしくは「2着」に入った実績を有していた。2009年以降の過去8年の3着内馬24頭は全て「1着」組と「2着」組で占められており、近走で芝の重賞を連対している馬は今年も注目しておいた方がよさそうだ。〔表4〕

〔表4〕過去3走以内の芝重賞での最高着順別成績(過去10年)

過去3走以内の芝重賞での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 8-5-7-35 14.5% 23.6% 36.4%
2着 2-3-3-26 5.9% 14.7% 23.5%
3着 0-0-0-16 0% 0% 0%
4着 0-0-0-6 0% 0% 0%
5着 0-1-0-8 0% 11.1% 11.1%
6〜9着 0-0-0-26 0% 0% 0%
10着以下 0-1-0-18 0% 5.3% 5.3%
不出走 0-0-0-12 0% 0% 0%
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

過去4走での実績をチェック

2010年以降の過去7年の優勝馬7頭について、近走の実績を調べてみると、いずれも過去4走以内にオープンクラスの芝のレース(海外のレースを含む)で複数回連対した実績を有していた。さらに、7頭全てが少なくとも1回は該当したレースで1着となっていた。今年も近走で前記したような実績を残している馬がいれば、優勝候補の一頭に入れておいた方がよさそうだ。〔表5〕

(河野道夫)

※表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕優勝馬の過去4走以内におけるオープンクラスの芝のレースでの連対実績(過去7年)

優勝馬の過去4走以内におけるオープンクラスの芝のレースでの連対実績(過去7年)
年度 優勝馬 連対実績
2010年 キンシャサノキセキ オーシャンS1着、阪神C1着、スワンS1着
2011年 キンシャサノキセキ オーシャンS2着、阪神C1着、スプリンターズS2着
2012年 カレンチャン スプリンターズS1着、キーンランドC1着
2013年 ロードカナロア 阪急杯1着、香港スプリント1着、スプリンターズS1着、セントウルS2着
2014年 コパノリチャード 阪急杯1着、スワンS1着
2015年 エアロヴェロシティ チェアマンズスプリント2着、香港スプリント1着、プレミアボウル1着
2016年 ビッグアーサー 京阪杯2着、オパールS1着
  • 備考:海外のレースを含む

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: