今週の注目レース

中山記念(GII)

中山競馬場 1800m(芝)別定 4歳以上オープン

出走馬情報

アンビシャス

牡5歳

調教師:音無秀孝(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:カーニバルソング
  • 母の父:エルコンドルパサー
ここに注目!

昨年の産経大阪杯を制した際には、キタサンブラック(2着)、ショウナンパンドラ(3着)、ラブリーデイ(4着)などのGI ホースたちを完封。芝の中距離ではトップクラスの実力を誇る一頭だ。今回は約4か月ぶりの休養明けとなるが、気性的に間隔が空いても力を出せるタイプだ。

「前走の天皇賞・秋(4着)は展開が向かなかった印象でしたが、それでも直線ではよく追い込んで上位に来たので、今後への期待が膨らみました。レース後はリフレッシュを図るために休養へ出し、2月上旬に帰厩しました。調教の動きはひと追いごとに良くなっています。中山・芝1800mの舞台なら身上とする切れ味が存分に生きると思います」と、陣営は本馬の仕上げに全力を注いでいる。昨年の本レース(2着)では、一昨年のクラシック二冠馬のドゥラメンテ(1着)をクビ差まで追い詰めた。芝の中距離なら頂点を狙える一頭だけに、ここで今年の好発進を決めたいところだ。

ヴィブロス

牝4歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ハルーワスウィート
  • 母の父:Machiavellian
ここに注目!

前走の秋華賞を優勝してGI ホースの仲間入りを果たした。410kg台の小柄な馬体だが、切れ味は文句なく一級品で勝負根性も非凡。全姉には2013年、2014年のヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナがおり、血統面からも注目の一頭だ。

「姉のヴィルシーナよりも瞬発力がありますし、実戦を重ねながら成長を遂げています。前走の秋華賞を勝った後はリフレッシュのために放牧へ出し、帰厩後は栗東の坂路とCWコースを併用して調整を行っています。休養した効果が十分に感じられるので、ここで中身の濃いレースをしてくれればと思います」と、厩舎スタッフは実戦が待ち遠しい様子だ。まだレースキャリアが7戦と、さらなる成長が見込める上、血統面の魅力も大きい。このメンバーでも切れ味は見劣りしておらず、中山・芝コースも経験済み。54kgの斤量も魅力で、今回も勝ち負けだろう。

リアルスティール

牡5歳

調教師:矢作芳人(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ラヴズオンリーミー
  • 母の父:Storm Cat
ここに注目!

3歳時には皐月賞2着、日本ダービー4着、菊花賞2着の実績を残し、4歳時の春にはドバイターフ(G1、メイダン・芝1800m)を制覇。距離の融通性は高いが、本来は芝の中距離がベストだろう。予定されているUAE遠征へ弾みをつけるためにも、ここは重要な一戦だ。

「前走のジャパンカップ(5着)は、勝ちにいく競馬をした結果でしょう。最後まで粘って掲示板(5着以内)を確保してくれたことは、今後につながると思います。レース後は、すぐにノーザンファームしがらきへ放牧に出し、このレースを視野に入れて帰厩しました。今春の最大目標であるドバイターフ連覇に向けて、好スタートを決めたいです」と、陣営は看板ホースの仕上げに汗を流している。一昨年の3歳クラシック戦線ではあと一歩およばなかったが、昨年はドバイで念願のビッグタイトルを獲得。芝の中距離なら、現役トップクラスの能力を誇る一頭だ。

ヌーヴォレコルト

牝6歳

調教師:斎藤誠(美浦)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:オメガスピリット
  • 母の父:スピニングワールド
ここに注目!

2014年のオークス優勝後も活躍を続け、2015年の本レースを優勝。さらに海外にも積極的に遠征し、2015年の香港C(G1、シャティン・芝2000m)2着、2016年のレッドカーペットH(G3、デルマー・芝2200m)優勝等、芝中距離路線でのトップクラスの一頭だ。

「昨年の秋はアメリカで2戦、香港で1戦を消化したので、帰国後は英気を養うために放牧へ出しました。今は疲れも回復して、心身共に充実しています。今年で6歳を迎えましたが、馬体はデビュー当時よりも大きくなっていますし、海外遠征を重ねたことで精神面も成長しています。この中山記念は一昨年に勝っていますから、今回も好結果を出して、さらなる飛躍を遂げてほしいです」と、厩舎スタッフは本馬の活躍を期待している。国内の重賞3勝に加えて、昨年11月にはアメリカのG3を制覇。さらなる勲章を増やした現役トップクラス牝馬の今年初戦に、注目が集まる。

ロゴタイプ

牡7歳

調教師:田中剛(美浦)

  • 父:ローエングリン
  • 母:ステレオタイプ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

2013年の皐月賞を優勝後は3年以上勝利から遠ざかっていたが、2016年の安田記念を逃げ切って復活をアピール。中山・芝コースは重賞3勝をしている相性抜群の舞台で、衰えを見せないベテランホースは、ここでも上位進出の力を十分に秘めている。

「前走の香港マイル(G1、シャティン・芝1600m、5着)は、あと一歩伸び切れませんでしたが、勝ち馬(ビューティーオンリー)と0秒2差でしたので、内容は悪くなかったと思います。今年で7歳となりましたが馬体に衰えは感じられませんし、今後もマイルから中距離のレースで活躍を見せてくれるでしょう。中山・芝コースは相性がいいので、強豪相手でも引けは取らないはずです」と、陣営の信頼は厚い。昨年の安田記念では見事な逃げ切りで2013年皐月賞以来の勝ち星をマーク。芝1600mから2000mの舞台では、まだまだ一線級での好走が期待できるだろう。

サクラアンプルール

牡6歳

調教師:金成貴史(美浦)

  • 父:キングカメハメハ
  • 母:サクラメガ
  • 母の父:サンデーサイレンス
ここに注目!

前々走の1600万下・美浦S(中山・芝1800m)を快勝してオープンクラス入りを果たすと、前走のオープン特別・白富士S(東京・芝2000m)でも2着に好走。トップホースたちとの対戦は今回が初めてだが、本格化ムードにある今なら好勝負の可能性もあるだろう。

「前走のオープン特別・白富士S(2着)は、勝った馬との枠順の差が大きかったです。(1着馬=14頭立ての1枠1番、本馬=8枠14番)ただ、道中はスムーズに折り合い、直線で力強い末脚を見せた走りは、中身が濃かったと思います。今回はさらに相手が強くなり、厳しいレースになりそうですが、この馬も着実に成長を遂げているので、どんな競馬ができるのか楽しみです」と、厩舎スタッフは本馬の本格化をアピールしていた。前走は東京・芝コースで高い能力を見せたが、本来は中山・芝コースを得意(JRA3勝は全て中山・芝コース)としている。今回、上位進出の可能性もあるだろう。

ツクバアズマオー

牡6歳

調教師:尾形充弘(美浦)

  • 父:ステイゴールド
  • 母:ニューグランジ
  • 母の父:Giant's Causeway
ここに注目!

前走の中山金杯で重賞初制覇を達成。以前はスタートに不安を抱えていたが、最近は精神面が成長して解消されている。特に中山・芝コースでは安定感があり、ここは重賞連勝のチャンスと言えるだろう。

「最近は落ち着きが出てスタートが良くなってきたので、安定した成績を残せるようになりました。前走の中山金杯を制した後は、ひと息入れて疲れを癒やしました。帰厩後の調教では、軽快な脚さばきを見せているので、これなら上々の出走態勢が整うでしょう。芝1800mのレースは昨夏のオープン特別・巴賞(函館、3着)以来になりますが、距離不足とは思いませんし、展開にも注文はつきません。相手はさらに強化されますが、得意の中山・芝コースなら、いい走りをしてくれるでしょう」と、厩舎スタッフは意欲を見せる。これまで5勝、2着2回と相性の良い中山・芝コースで、重賞連勝を目指す。

ネオリアリズム

牡6歳

調教師:堀宣行(美浦)

  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:トキオリアリティー
  • 母の父:Meadowlake
ここに注目!

昨夏には同厩舎のモーリス(2着)を破って札幌記念を優勝すると、3か月の休み明けで臨んだマイルチャンピオンシップでは3着に好走した。着実に地力強化を果たしており、自在性がある脚質も魅力。今後さらなる飛躍が見込める一頭だ。

「前走の香港マイル(G1、シャティン・芝1600m、9着)から帰国した後、放牧へ出してリフレッシュを図りました。帰厩後はここに向けて、坂路と南Wコースを併用して調教を進めており、動きも休養前と変わらずに軽快です。ここ2戦は芝1600mのレースに出走していますが、中距離にも高い適性があります。今後を占う意味でも、今回は重要な一戦になります」と、厩舎スタッフは本馬の今後に期待を寄せている。昨年夏には、札幌記念で同厩舎のモーリス(2着)を寄せ付けずに、逃げ切りを演じた素質馬。力を要する馬場コンディションに良績があるというのもセールスポイントだ。

(片野 昌一)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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