今週の注目レース

アーリントンカップ(GIII)

阪神競馬場 1600m(芝・外)別定 3歳オープン

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春の大舞台へ飛躍を誓う一戦

過去10年のアーリントンCの優勝馬の中では、2012年のジャスタウェイや2013年のコパノリチャード、2014年のミッキーアイルが後にGI を制するなど大きな飛躍を遂げているが、2007年2着のローレルゲレイロ、2008年2着のエーシンフォワード、同3着のディープスカイ、2013年5着のラブリーデイなど、2着以下に敗れた馬からもGI 馬が誕生している。春の3歳マイル路線だけでなく、クラシック戦線を展望するこの一戦の傾向を、過去10年の結果から分析する。

前走オープンクラス出走馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の条件別成績をまとめると、前走で「GII・GIII」に出走していた馬の成績が最も良く、それに「オープン特別」組と「500万下」組が続いている。優勝馬は前記の3グループからしか出ておらず、過去10年で前走「GI」組が未勝利となっている点は気になるところだ。〔表1〕

〔表1〕前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率  連対率 3着内率
GI 0-2-1-9 0% 16.7% 25.0%
GII・GIII 4-3-5-17 13.8% 24.1% 41.4%
オープン特別 2-2-0-15 10.5% 21.1% 21.1%
500万下 4-3-3-40 8.0% 14.0% 20.0%
新馬・未勝利 0-0-1-13 0% 0% 7.1%
地方競馬のレース 0-0-0-5 0% 0% 0%

初勝利時の2着馬とのタイム差に注目

過去10年の出走馬について、初勝利を地方競馬で挙げた馬を除き、初勝利を挙げたレースでの2着馬とのタイム差別にアーリントンCの成績を調べてみると、優勝馬10頭中8頭は初勝利を挙げたレースで2着馬に「0秒3〜0秒5」・「0秒6以上」の着差をつけていた。好走率でもこの2グループが上位の数値をマークしていることから、初勝利を挙げた際に、2着馬にある程度のタイム差をつけていた馬には注目した方がいいだろう。〔表2〕

〔表2〕初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去10年)

初勝利時の2着馬とのタイム差別成績(過去10年)
タイム差 成績 勝率  連対率 3着内率
タイム差なし 0-0-0-19 0% 0% 0%
0秒1〜0秒2 2-6-3-37 4.2% 16.7% 22.9%
0秒3〜0秒5 4-2-5-18 13.8% 20.7% 37.9%
0秒6以上 4-2-2-19 14.8% 22.2% 29.6%
地方競馬で初勝利 0-0-0-6 0% 0% 0%

過去2走が同じ距離だった馬が強い

過去10年の出走馬について、前々走と前走の距離を比較して成績を調べてみると、3着以内馬30頭のうち半数を超える18頭が、芝・ダートを問わず前々走と前走で同じ距離のレースに出走していた。なお、「前々走より前走の距離が短い」グループからも優勝馬が2頭出ているが、この2頭は共に“前々走1600m→前走1400m”と、前々走でアーリントンCと同じ1600mのレースを走っていた。連対馬で見ると、20頭中19頭は「前々走と前走の距離が同じ」と「前々走より前走の距離が短い」の2組から出ていることからも、過去2走の距離は今年もチェックしておきたいところだ。〔表3〕

(河野道夫)

〔表3〕前々走と前走の距離比較別成績(過去10年)

前々走と前走の距離比較別成績(過去10年)
前々走と前走の距離比較 成績 勝率  連対率 3着内率
前々走と前走の距離が同じ 8-6-4-36 14.8% 25.9% 33.3%
前々走より前走の距離が短い 2-3-2-21 7.1% 17.9% 25.0%
前々走より前走の距離が長い 0-1-3-38 0% 2.4% 9.5%
キャリア1戦のみ 0-0-1-4 0% 0% 20.0%

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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