今週の注目レース

京都記念(GII)

京都競馬場 2200m(芝・外)別定 4歳以上オープン

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中長距離戦線の主役へ飛躍の一戦

近年の京都記念の勝ち馬には、2010年のブエナビスタ、2015年のラブリーデイなど、その年のGI 戦線で主役を演じた馬の名前が並んでいる。また、今年は4月の大阪杯がGI に格上げされたこともあり、京都記念についても注目度が一段とアップするに違いない。今回は、過去10年の結果からレースの傾向を分析する。

前走GI 組が優勢

過去10年の出走馬について、前走の条件別に成績をまとめると、前走で「GI」に出走していた馬が3着内率で50%を超える高い数値をマークしている。それに続く「GIII」組は、連対率で20.0%とまずまずの数値を残している。その一方で、該当馬が最も多い「GII」組が優勝ゼロ、2着1頭と不振傾向にあることは覚えておいても損はないだろう。〔表1〕

〔表1〕前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件別成績(過去10年)
前走の条件 成績 勝率  連対率 3着内率
GI 7-6-7-19 17.9% 33.3% 51.3%
GII 0-1-2-38 0% 2.4% 7.3%
GIII 3-2-1-19 12.0% 20.0% 24.0%
オープン特別 0-1-0-11 0% 8.3% 8.3%
1600万下・1000万下 0-0-0-8 0% 0% 0%

近走のGI・GII への出走回数は要チェック

過去10年の出走馬について、過去3走以内のGI・GII への出走回数別に成績をまとめると、3着内率で「3回」組が45.0%、「2回」組が33.3%をマークしている。一方、「1回」組と「0回」組は8%未満にとどまっている。連対率で見ても、「3回・2回」と「1回・0回」の差は歴然としており、近走でGI・GII といった格の高いレースにより多く出走している馬を重視した方がいいだろう。〔表2〕

〔表2〕過去3走以内のGI・GII への出走回数別成績(過去10年)

過去3走以内のGI・GII への出走回数別成績(過去10年)
出走回数 成績 勝率  連対率 3着内率
3回 6-5-7-22 15.0% 27.5% 45.0%
2回 2-3-3-16 8.3% 20.8% 33.3%
1回 1-2-0-39 2.4% 7.1% 7.1%
0回 1-0-0-18 5.3% 5.3% 5.3%

近走の重賞実績が重要

過去10年の出走馬について、過去3走以内における重賞での最高着順別に成績をまとめると、連対馬20頭中19頭が4着以内に入った経験を持っていた。3着内率では、「1着」組がトップの数値をマークし、「2着」組が2番手の数値となっている。近走で重賞を好走していた馬は、その実績を高く評価すべきだろう。〔表3〕

〔表3〕過去3走以内における重賞での最高着順別成績(過去10年)

過去3走以内における重賞での最高着順別成績(過去10年)
最高着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 5-5-4-17 16.1% 32.3% 45.2%
2着 3-2-3-19 11.1% 18.5% 29.6%
3着 1-0-0-6 14.3% 14.3% 14.3%
4着 0-3-0-9 0% 25.0% 25.0%
5着 0-0-0-6 0% 0% 0%
6〜9着 1-0-3-24 3.6% 3.6% 14.3%
10着以下 0-0-0-7 0% 0% 0%
重賞不出走 0-0-0-7 0% 0% 0%
勝ち馬を探せ! FOR THE WIN

近3走の距離をチェックせよ

2012年以降の過去5年の優勝馬5頭は、過去3走以内に同じ距離のレースに2回以上出走していた。また、これらの馬は過去3走が全て芝2000m以上のレースだったことも共通点として挙げられる。今年も出走各馬の過去3走の距離をチェックしておきたい。〔表4〕

(河野道夫)

※表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕優勝馬の過去3走の距離(過去5年)

優勝馬の過去3走の距離(過去5年)
年度 優勝馬 3走前 前々走 前走
2012年 トレイルブレイザー 2500m 2400m 2400m
2013年 トーセンラー 2000m 2000m 2000m
2014年 デスペラード 2500m 3600m 2500m
2015年 ラブリーデイ 2500m 2000m 2000m
2016年 サトノクラウン 2000m 2400m 2000m

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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