出走馬情報

キタサンブラック

牡4歳

調教師:清水久詞(栗東)

  • 父:ブラックタイド
  • 母:シュガーハート
  • 母の父:サクラバクシンオー
ここに注目!

今年は1年を通じて高いパフォーマンスを発揮し、天皇賞(春)、ジャパンカップと2つのビッグタイトルを獲得。この有馬記念も優勝となれば、本年度のJRA賞年度代表馬の座に近づくだろう。

4走前の天皇賞(春)は絶妙なペースで逃げ、直線で一旦カレンミロティック(2着)に前へ出られたものの、ゴール寸前で差し返して見事に勝利。3走前の宝塚記念は、タフな馬場コンディションに加えて緩みのない展開となった中で勝ち馬とタイム差なしの3着に食い下がり、あらためて地力の高さを示した。この秋は前々走の京都大賞典を危なげなく押し切って勝利すると、前走のジャパンカップでは、前半1000m通過タイム1分01秒7というマイペースに持ち込み、残り800mからラップを1ハロン11秒台に上げて後続を振り切り完勝。昨年の有馬記念は勝ち馬のゴールドアクターから0秒1差の3着に敗れたが、今年になって一段とパワーアップしており、ここで雪辱を果たしたい。

ゴールドアクター

牡5歳

調教師:中川公成(美浦)

  • 父:スクリーンヒーロー
  • 母:ヘイロンシン
  • 母の父:キョウワアリシバ
ここに注目!

前走のジャパンカップ(4着)時の馬体重は過去最高となる504kg。今回は、多少絞れているのが理想なのかもしれない。昨年の有馬記念優勝馬。今回、連覇に向けて力が入る一戦になりそうだ。

3歳時の一昨年に菊花賞で3着に入り、能力の片りんをアピール。その後は8か月余りの休養を挟んだものの、昨年夏の復帰初戦から勝ち星を重ね、11月のアルゼンチン共和国杯で重賞初勝利を飾ると、続く有馬記念では8番人気の低評価を覆し、4連勝でビッグタイトルを獲得した。今年の始動戦となった日経賞では、58kgの別定重量を背負いながら快勝。1番人気に支持された天皇賞(春)は、レース当日のイレ込みと外枠がこたえたのか12着と大敗した。約5か月の休養で立て直されると、前々走の産経賞オールカマーで重賞4勝目をマーク。前走のジャパンカップは4着に敗れたが、GI 1勝、GII 2勝と実績のある中山・芝コースに替わる今回は、パフォーマンスを上げてくるはずだ。

サトノダイヤモンド

牡3歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:マルペンサ
  • 母の父:Orpen
ここに注目!

今回は他世代の馬との初対戦になるが、今年の皐月賞(3着)がレースレコードの1分57秒9で決着したように、現3歳世代はハイレベルと言われている。前走で菊花賞を制した本馬も、さらなる飛躍が期待される。

デビューから無傷の3連勝で今年のきさらぎ賞を制し、一躍クラシック候補へと名乗りを上げたものの、1番人気に支持された皐月賞は、直線で他の馬と接触するシーンがあって3着。続く日本ダービーも勝ち馬のマカヒキとハナ差の2着と、今春はタイトルを獲得できなかった。秋初戦として臨んだ前々走の神戸新聞杯は、2着馬にクビ差まで迫られたものの、最後は力強く押し切って優勝。クラシック三冠最終戦となった前走の菊花賞では、中団追走から外めを回って進出する正攻法のレース運びで豪快に突き抜け、後続を2馬身1/2差引き離す快勝劇でGI 初制覇を達成した。今回、他世代の馬とは初対戦になるが、唯一の3歳馬で55kgの負担重量なのは魅力。主役候補の一頭であることに間違いはない。

サウンズオブアース

牡5歳

調教師:藤岡健一(栗東)

  • 父:ネオユニヴァース
  • 母:ファーストバイオリン
  • 母の父:Dixieland Band
ここに注目!

いまだに2勝馬ながら、GI で3度の2着があるように実績は十分。昨年の本レース(2着)は、勝ち馬のゴールドアクターとクビ差の惜敗だった。京都大賞典→ジャパンカップ→有馬記念というローテーションは昨年と同じで、体調も万全の様子だ。

3歳時の一昨年秋に、神戸新聞杯で同年のダービー馬ワンアンドオンリー(1着)とアタマ差の2着に入ると、続く菊花賞でも2着に好走。昨年春は日経賞4着→天皇賞(春)9着という成績だったが、秋初戦の京都大賞典で2着に入り、ジャパンカップ5着を経て臨んだ有馬記念では、好位追走から、先に抜け出したゴールドアクター(1着)にクビ差まで迫る2着と好走した。今年の天皇賞(春)で15着と思わぬ大敗を喫したが、秋は前々走の京都大賞典(4着)から始動し、前走のジャパンカップでは、4コーナー9番手から力強く脚を伸ばして2着まで追い上げ、あらためて存在感を示した。今回、秋3戦目でさらなる上積みが見込めるだけに、念願のGI 制覇を果たすシーンが見られるかもしれない。

シュヴァルグラン

牡4歳

調教師:友道康夫(栗東)

  • 父:ハーツクライ
  • 母:ハルーワスウィート
  • 母の父:Machiavellian
ここに注目!

今年は天皇賞(春)とジャパンカップでともに3着に入るなど、GI タイトルに手が届くところまで地力をつけてきた印象だ。半妹ヴィブロス(父ディープインパクト)が今年の秋華賞を制しており、血統的な勢いも十分だ。

今年初戦の日経新春杯で勝ち馬レーヴミストラルの2着に入り、続く阪神大賞典では、残り600m付近から一気に進出を開始して直線の入り口で先頭に躍り出ると、最後は後続に2馬身1/2差をつけて快勝。GI 初挑戦となった天皇賞(春)は、スローペースで前へ行った馬が残る展開だったが、直線でしぶとく脚を伸ばして3着に好走した。3走前の宝塚記念は9着に敗れたものの、秋初戦となった前々走のアルゼンチン共和国杯で、58kgのトップハンデを背負いながら重賞2勝目をマーク。前走のジャパンカップでは、4コーナー10番手から直線でよく追い込んで3着と力を示した。父は、2005年の有馬記念で当時無敗の三冠馬ディープインパクト(2着)を破った馬。ここは父仔制覇の期待がかかる一戦でもある。

マリアライト

牝5歳

調教師:久保田貴士(美浦)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:クリソプレーズ
  • 母の父:エルコンドルパサー
ここに注目!

昨年のエリザベス女王杯を制し、今年の宝塚記念では、昨年の二冠馬ドゥラメンテ(2着)など、牡馬のトップクラスを撃破して見事に勝利を飾った。今回がラストランの予定。渾身の仕上げで有馬記念制覇に挑む。

GI 初挑戦だった昨年秋のエリザベス女王杯で、ヌーヴォレコルト(2着)以下の追撃を振り切ってビッグタイトルを獲得。続く有馬記念では、12番人気の低評価ながら勝ち馬のゴールドアクターから0秒1差の4着に健闘した。今年の上半期は、日経賞(3着)→目黒記念(2着)を経て宝塚記念に挑み、ゴール寸前でキタサンブラック(3着)をかわすと、ドゥラメンテ(2着)の猛追もしのいでGI 2勝目を挙げた。秋初戦となった前々走の産経賞オールカマーは休み明けがこたえたのか5着。前走のエリザベス女王杯は1コーナーで進路が狭くなるシーンがあり6着に敗れたが、共に敗因ははっきりしている。今回、スムーズな競馬ができれば巻き返してくる公算が大きい。

ミッキークイーン

牝4歳

調教師:池江泰寿(栗東)

  • 父:ディープインパクト
  • 母:ミュージカルウェイ
  • 母の父:Gold Away
ここに注目!

昨年にオークスと秋華賞を制した二冠牝馬。今秋の初戦に予定していた京都大賞典は捻挫のため見送ったものの、前走のエリザベス女王杯では勝ち馬から0秒2差の3着に入り、あらためて能力の高さをアピールした。今回、牡馬相手でも侮れない存在だ。

昨年、3歳牝馬三冠初戦の桜花賞こそ収得賞金順による抽選の結果出走がかなわなかったが、オークスでは後方待機策から直線で前の馬を捕らえて快勝。秋はローズS2着から臨んだ秋華賞を1分56秒9のレースレコードで勝ち、牝馬三冠2勝目を挙げた。今年初戦の阪神牝馬Sは、レースの前半800m通過タイム47秒1というスローペースになり、勝ち馬スマートレイアーの逃げ切りを許して2着。続くヴィクトリアマイルも勝ったストレイトガールの2着に敗れた。前走のエリザベス女王杯は約6か月の休み明けがこたえたのか3着だったが、実戦を1度使われた上積みが見込める今回、牡馬相手でも通用する可能性は十分だ。

アルバート

牡5歳

調教師:堀宣行(美浦)

  • 父:アドマイヤドン
  • 母:フォルクローレ
  • 母の父:ダンスインザダーク
ここに注目!

昨年と今年のステイヤーズSを連覇したように、豊富なスタミナが最大の武器。昨年の有馬記念はスローペースの瞬発力勝負になり11着に敗れたが、今回、持久力が問われる展開になれば、上位進出が狙えるだろう。

昨年の夏以降に3連勝を飾って本格化を告げると、同年のステイヤーズSでは、2着馬に5馬身差をつけて重賞初制覇を達成。続く有馬記念はスタートで後手を踏み11着に敗れたが、GI 初挑戦で勝ち馬と0秒6差なら悲観する内容ではないだろう。今春は日経賞(4着)→天皇賞・春(6着)と善戦止まりだったが、約6か月の休み明けで臨んだ前々走のアルゼンチン共和国杯では、直線で窮屈になるシーンがありながらもゴール寸前で2着に上がり、あらためて能力の高さを示した。前走となった今年のステイヤーズSで、断然の1番人気に応えて連覇を達成。強敵にもまれたことで昨年以上にパワーアップした印象で、今回のメンバーに入っても引けは取らないだろう。

(京増真臣)

ご注意 当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: