今週の注目レース

スプリングステークス(GII)

中山競馬場 1800m(芝)馬齢 牡・牝 3歳オープン

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この先に広がるクラシックロードに進み出せ

皐月賞トライアルのスプリングSは3着以内の馬に皐月賞の優先出走権が与えられる一戦だが、このレースの好走馬は本番の皐月賞だけでなく、その後のGI 戦線でも活躍を続ける馬が多い。過去10年の結果を振り返ると、単勝1番人気馬10頭はすべて3着以内に入っており、今年も1番人気馬がファンの期待に応えられるか、という点も見どころの一つになるだろう。過去10年の結果をもとに、レースの傾向を分析していこう。

近走で大敗していない馬に注目

過去10年の出走馬について、過去2走以内の最低着順別に成績をまとめると、「1〜4着」の各グループが25%以上の3着内率をマークし、「4着」と「5着」を境にして3着内率に大きな差が見られる。優勝馬10頭はすべて「1〜4着」の各グループから出ていることからも、近走で大崩れしていない馬がこのレースでも好結果を出す傾向にあるようだ。〔表1〕

〔表1〕
過去2走での最低着順別成績(過去10年)

最低着順 成績 勝率  連対率 3着内率
1着 2-2-4-19 7.4% 14.8% 29.6%
2着 2-2-3-14 9.5% 19.0% 33.3%
3着 5-1-1-11 27.8% 33.3% 38.9%
4着 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%
5着 0-2-0-14 0% 12.5% 12.5%
6〜9着 0-2-1-33 0% 5.6% 8.3%
10着以下 0-0-0-19 0% 0% 0%

臨戦過程をチェック

過去10年の出走馬の前走のレース別成績を調べると、「朝日杯フューチュリティS」・「共同通信杯」・「きさらぎ賞」という3つの重賞レースが3着内率で35%以上の数値をマークしている。それに対し、「ラジオNIKKEI杯2歳S」(現ホープフルS)を除くその他の重賞レースからの臨戦馬は3着以内に入っていない。また、「2月に行われた芝の500万下」からの臨戦馬が3着内率30.4%をマークし、「芝のオープン特別」組を上回っている点も興味深い。今年も出走各馬の臨戦過程には注目しておきたい。〔表2〕

〔表2〕
前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率  連対率 3着内率
朝日杯フューチュリティS 1-1-3-6 9.1% 18.2% 45.5%
共同通信杯 2-4-1-13 10.0% 30.0% 35.0%
きさらぎ賞 3-1-1-7 25.0% 33.3% 41.7%
ラジオNIKKEI杯2歳S 1-0-0-2 33.3% 33.3% 33.3%
芝のオープン特別 1-2-1-10 7.1% 21.4% 28.6%
2月に行われた芝の500万下 2-2-3-16 8.7% 17.4% 30.4%
その他のレース 0-0-1-65 0% 0% 1.5%

直近で優勝したレースでの勝ちっぷりが重要

過去10年の出走馬の直近で優勝したレースでの2着馬とのタイム差別に成績を調べると、優勝馬10頭中8頭は2着馬に「0秒2以上」の差を付けていた。勝率ではタイム差が大きかったグループほど高い数値になっているが、2・3着にはタイム差が小さかった馬も多く入っている。この辺りの傾向をフォーメーションに組み込んでみるのも面白そうだ。〔表3〕

〔表3〕
直近で優勝したレースでの2着馬とのタイム差別成績(過去10年)

2着馬とのタイム差 成績 勝率  連対率 3着内率
0秒0〜0秒1 2-8-5-56 2.8% 14.1% 21.1%
0秒2〜0秒4 6-1-5-54 9.1% 10.6% 18.2%
0秒5以上 2-1-0-9 16.7% 25.0% 25.0%
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近走の勝利数にも注目

2009年以降に中山競馬場で行われた過去6回のスプリングSの優勝馬は、いずれも過去3走以内に芝のレースで2勝以上挙げていた。勝ち馬を検討する際は、過去3走以内に芝のレースで2勝以上挙げている馬に注目したいところだ。〔表4〕

(河野道夫)

〔表4〕
過去3走以内の芝のレースでの勝利数別成績(2009年以降に中山競馬場で行われた過去6回)

勝利数 優勝馬 2着以下
2勝以上 6頭 27頭
1勝以下 0頭 55頭
阪神競馬場で行われた2011年を除く

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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