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小倉大賞典(GIII)

小倉競馬場 1800m(芝)ハンデ 4歳以上オープン

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伏兵馬の台頭も多いハンデキャップ重賞

近年は、2014年のラストインパクトや2015年のカレンブラックヒルといったGI 戦線をにぎわす馬の優勝が続いているが、中京競馬場で開催された2010年を含めた過去10年で、単勝6番人気以下の馬が7勝を挙げるなど下位人気馬の台頭も頻発しており、ローカル開催のハンデキャップ重賞ながら目が離せない熱い戦いが繰り広げられている。今回は、過去10年の結果を元に、好走馬につながるヒントを探していこう。

ハンデの重い馬を重視

過去10年の負担重量別成績を調べると、ハンデ「55kg以下」の馬は延べ93頭が出走して3着以内に入ったのは11頭。それに対し、56kg以上の馬は延べ64頭が出走して、3着以内に19頭が入っている。該当馬は11頭と少ないが、「57.5kg以上」だった馬が3勝を挙げており、実績を評価されて重いハンデとなった馬がその実力を発揮するケースが多いようだ。〔表1〕

〔表1〕
負担重量別成績(過去10年)

負担重量 成績 勝率  連対率 3着内率
53kg以下 0-0-0-23 0% 0% 0%
54.0〜55kg 4-3-4-59 5.7% 10.0% 15.7%
56.0〜57.0kg 3-7-4-39 5.7% 18.9% 26.4%
57.5kg以上 3-0-2-6 27.3% 27.3% 45.5%

過去3走の距離に注目

過去10年の出走馬について、過去3走以内の芝2000m以上のレースへの出走回数別に成績を調べると、過去3走とも芝2000m以上のレースだった馬が断然の成績を残している。まずは、近走で中長距離路線を歩んできた馬を重視したい。ただし、「0〜2回」の3グループの中では「2回」組が苦戦しており、「0回」組から7頭が3着以内に入っている。近走で芝2000m未満のレースにしか出走していない馬も、軽視はできないだろう。〔表2〕

〔表2〕
過去3走以内での芝2000m以上のレースへの出走回数別成績(過去10年)

出走回数 成績 勝率  連対率 3着内率
3回 6-3-5-26 15.0% 22.5% 35.0%
2回 1-1-2-39 2.3% 4.7% 9.3%
1回 1-3-1-27 3.1% 12.5% 15.6%
0回 2-3-2-35 4.8% 11.9% 16.7%

内寄りの馬番が優勢

中京競馬場で行われた2010年を除く、2005年以降過去10回の馬番別成績を調べると、内寄りの馬番が好成績を収めていることがわかった。さらに、2012年以降の過去4年に限れば、連対馬8頭はすべて「1〜7番」の馬だった。その中には、2012年2着のスマートギア(単勝10番人気)や2014年2着のカフナ(単勝8番人気)といった下位人気馬も含まれている。単勝人気にかかわらず、内寄りの馬番に入った馬を重視したい。〔表3〕

〔表3〕
馬番別成績(小倉競馬場で行われた過去10回)

馬番 成績 勝率  連対率 3着内率
1〜4番 4-5-3-28 10.0% 22.5% 30.0%
5〜8番 3-2-3-32 7.5% 12.5% 20.0%
9〜12番 2-1-3-32 5.3% 7.9% 15.8%
13〜16番 1-2-1-36 2.5% 7.5% 10.0%
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近走の重賞実績が重要

2011年以降の過去5年の出走馬について、過去3走以内に出走していた芝2000m以上の重賞での最高着順別に成績を調べると、優勝馬5頭はいずれも該当したレースで5着以内に入っていた。勝ち馬を検討する際は、近走で芝の中距離重賞を好走してこのレースに臨んできた馬を重視したい。〔表4〕

(河野道夫)

〔表4〕
過去3走以内に出走した芝2000m以上の重賞での最高着順別成績(過去5年)

最高着順 優勝馬 2着以下
1〜5着 5頭 20頭
上記以外 0頭 54頭

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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