今週の注目レース

根岸S(GIII)

東京競馬場 1400m(ダート)別定 4歳以上オープン

出走馬情報

タガノトネール

せん6歳

調教師:鮫島一歩(栗東)

  • 父:ケイムホーム
  • 母:タガノレヴェントン
  • 母の父:キングカメハメハ
ここに注目!

前々走のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯(盛岡・ダート1600m)2着→前走の武蔵野S2着と、近2走はダート1600mでも結果を残しているが、ベストの距離は、4勝を挙げているダート1400mだろう。

昨年2月の1600万下・河原町S(京都・ダート1400m)を勝ってオープンクラス入り。重賞初挑戦となった7月のプロキオンSで4着に健闘すると、続くJpnIII・サマーチャンピオン(佐賀・ダート1400m)で重賞初制覇を達成した。前々走のJpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯では、残り200m付近でベストウォーリア(1着)にかわされたものの、その後もしぶとく粘って2着に好走。前走の武蔵野S(2着)では、ゴール寸前まで先頭で粘り、ノンコノユメ(1着、次走のチャンピオンズC2着)とハナ差の接戦を演じた。中間は短期放牧に出され、連戦の疲れは取れた様子。充実期を迎えた本馬の走りから目が離せない。

モーニン

牡4歳

調教師:石坂正(栗東)

  • 父:Henny Hughes
  • 母:Giggly
  • 母の父:Distorted Humor
ここに注目!

デビューは3歳5月と遅れたが、無傷の4連勝でオープンクラス入りを果たしたポテンシャルは相当。重賞初挑戦となった前走の武蔵野Sは3着に敗れたが、さらなる成長が見込める4歳馬で、より一層の飛躍が期待される。

経験馬が相手となった昨年5月の未勝利(京都・ダート1400m)で後続を5馬身突き放す鮮烈なデビュー勝ちを収めると、2戦目の500万下(東京・ダート1600m)も快勝。約3か月半の休み明けで臨んだ3走前の1000万下・新涼特別(阪神・ダート1400m)も危なげなく押し切り、前々走の1600万下・秋嶺S(東京・ダート1600m)では、レースの前半800m通過タイム45秒7のハイペースを3番手で追走し、直線半ばで抜け出すと1分35秒7の好時計で勝利。破竹の4連勝を飾った。前走の武蔵野Sでは、強力なメンバーを相手に正攻法のレース運びで3着に入り、あらためて能力の高さをアピールした。今回は約2か月半ぶりの実戦になるが、調整過程は順調。非凡な素質を秘めており、今後の活躍を占う意味でも注目の一戦となりそうだ。

レーザーバレット

牡8歳

調教師:萩原清(美浦)

  • 父:ブライアンズタイム
  • 母:コンプリカーター
  • 母の父:Mr. Prospector
ここに注目!

3歳時には海外遠征(UAE)にもチャレンジした素質馬。4〜5歳にかけて長期休養を余儀なくされて出世は遅れたが、7歳となった昨年に重賞2勝を含む4勝を挙げるなど充実ぶりは顕著。今回も好結果が期待できそうだ。

昨年1月のオープン特別・ジャニュアリーSで通算6勝目をマークすると、4月のオープン特別・京葉S(共に中山・ダート1200m)では、4コーナー16番手から上がり3ハロン34秒9(推定)の末脚を繰り出して、直線一気の差し切り勝ち。その後は、JpnIII・オーバルスプリント(浦和・ダート1400m)、JpnIII・兵庫ゴールドT(園田・ダート1400m)を優勝し、一線級が顔をそろえたJpnI・JBCスプリント(大井・ダート1200m)でも4着に健闘するなど、地方交流重賞で安定した走りを見せている。8歳を迎えたが年齢的な衰えは感じられず、今回は、近走で好成績を残しているダート1400mが舞台。JRAの重賞でも引けは取らないはずだ。

タールタン

牡8歳

調教師:吉村圭司(栗東)

  • 父:Tapit
  • 母:Indian Town
  • 母の父:Glitterman
ここに注目!

東京・ダート1400mでは、一度も掲示板(5着以内)を外さない安定した成績を残している。2014年の1600万下・銀蹄S(東京・ダート1400m)を1分21秒9の好タイムで優勝しており、速い時計の決着にも対応可能だ。

2014年2月の1600万下・銀蹄Sを快勝しオープンクラス入りを決めると、同年5月のオープン特別・欅S(東京・ダート1400m)では、中団追走から残り200m付近で先頭に躍り出ると、最後はワイドバッハ(2着、後に2014年武蔵野Sを優勝)の追撃を抑えて見事に優勝を果たした。それ以降は勝ち星から遠ざかり、前走のオープン特別・2015ファイナルS(阪神・ダート1400m)では16頭立ての7番人気という評価だったが、道中は中団でじっくりと脚をため、直線ではインから馬群を縫うように伸びて通算6勝目をマークした。オープン特別2勝の実績に加えて、2014年のカペラSでも5着に入っており、重賞で通用する下地は十分ある。前走勝ちの勢いに乗って、上位進出を狙う。

アンズチャン

牝5歳

調教師:大和田成(美浦)

  • 父:フレンチデピュティ
  • 母:パラダイスバード
  • 母の父:エルコンドルパサー
ここに注目!

全16戦のうち13戦でメンバー中最速の上がり3ハロンタイム(全て推定)をマークしているように、非凡な瞬発力が武器。全5勝を挙げている東京・ダート1400mが舞台なら、重賞のメンバーに入っても見劣りしない。

昨年2月の1600万下・銀蹄Sを優勝し、3か月半の休み明けで臨んだオープン特別・欅Sでは、後方から鋭く追い込んで2着に好走。夏のクラス再編成で1600万下に降級したが、前々走の1600万下・銀嶺S(いずれも東京・ダート1400m)では、4コーナー16番手から上がり3ハロン34秒7(推定)という芝のレース並みの豪脚を繰り出して快勝し、再びオープンクラス入りを決めた。前走のオープン特別・ジャニュアリーS(中山・ダート1200m)は6着に敗れたが、約2年ぶりの右回りに加えて、レースの前半600m通過タイムが34秒8という先行馬に有利な流れだったことを思えば、悲観する内容ではない。今回は相手強化の一戦となるが、決め手は互角以上。展開が向けば、前の馬をまとめて差し切るシーンが見られそうだ。

グレープブランデー

牡8歳

調教師:安田隆行(栗東)

  • 父:マンハッタンカフェ
  • 母:ワインアンドローズ
  • 母の父:ジヤツジアンジエルーチ
ここに注目!

2013年のフェブラリーSを制して、ダート界の頂点に立った実力馬。それ以来勝ち星からは遠ざかっているが、年齢を重ねて培ってきた経験値を生かすことができれば、V争いも可能だろう。

3歳時の2011年にJpnI・ジャパンダートダービー(大井・ダート2000m)を優勝。5歳時の2013年には、年明け初戦の東海Sを快勝し、続くフェブラリーSでは、道中は馬群のインでじっくりと脚をため、ラスト300m付近で外へ持ち出されると弾けるように伸びて、GI・ JpnI 2勝目を挙げた。しかし、レース後に右前脚の剥離骨折が判明し長期休養を余儀なくされる。復帰後は気持ちの問題なのか、しばらくは思うような成績を残せなかったが、昨年はフェブラリーSで4着に入り、エルムSでも僅差の2着と復活の兆しを見せている。前走のチャンピオンズCも、勝ち馬のサンビスタから0秒9差の8着なら内容は悪くない。今回のメンバーでは実績は一枚抜けており、侮れない存在と言えるだろう。

アドマイヤサガス

牡8歳

調教師:橋田満(栗東)

  • 父:フジキセキ
  • 母:ベルベットローブ
  • 母の父:Gone West
ここに注目!

前々走のオープン特別・室町S(京都・ダート1200m)で久々の勝利を挙げ、前走のカペラSでも勝ち馬のキクノストームから0秒2差の4着に善戦と、上昇カーブを描いている。年齢的な衰えはないと見て良さそうだ。

2010年のデイリー杯2歳Sで2着に入り、GI にも駒を進めるなど、早い時期から素質の片りんを示していたが、5歳となった2013年に大きく飛躍を遂げた。1600万下の播磨S→オープン特別のコーラルSを連勝すると、秋にはオープン特別のエニフS(いずれも阪神・ダート1400m)を快勝し、続くJpnII・東京盃(大井・ダート1200m)でも3着に入った。2014年のJpnIII・北海道スプリントC(門別・ダート1200m)優勝以降はしばらく成績が低迷していたが、前々走のオープン特別・室町S(京都・ダート1200m)では14頭立ての12番人気という低評価を覆す鮮やかな差し切り勝ちを決め、前走のカペラSでも4着に健闘と、復活ののろしを上げた。今回も上位争いが期待できるだろう。

マルカフリート

牡10歳

調教師:浜田多実雄(栗東)

  • 父:アフリート
  • 母:スプリングアマイン
  • 母の父:タヤスツヨシ
ここに注目!

今年で10歳を迎えた本馬は、ブエナビスタらと同世代。長期休養が多かったため消耗度は少なく、馬体も若々しい。10歳馬がJRAの平地重賞を優勝すれば、トウカイトリック(2012年ステイヤーズS)以来の快挙だ。

脚元や爪の不安で出世は遅れたが、3〜4歳時に長期休養を挟みながら4連勝でオープンクラス入りを果たすと、5歳時の2011年にJpnIII・北海道スプリントC(門別・ダート1200m)を制して重賞タイトルを獲得。その後も、順調に使い込めない面を抱えながら、2012年のオープン特別・エニフS(阪神・ダート1400m)、2013・2014年のオープン特別・大和S(共に京都・ダート1400m)を連覇と、コンスタントに勝ち星を積み重ねてきた。前々走のオープン特別・霜月S(東京・ダート1400m)で豪快に突き抜けて通算10勝目を挙げると、前走のカペラSでも3着に好走し、古豪健在をアピール。本馬の持ち味である鋭い末脚の生きる展開になれば、上位に食い込むシーンが見られそうだ。

(京増真臣)

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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