今週の注目レース

日経新春杯(GII)

京都競馬場 2400m(芝・外)ハンデ 4歳以上オープン(国際)

データ分析関連動画

関西圏で唯一のハンデキャップGII

日経新春杯は、関西圏で年明け最初に行われる芝・中長距離の重賞で、例年出走メンバーのレベルも高く、その年の芝・中長距離路線を占ううえで非常に重要な一戦だ。また、ハンデキャップ競走とあって、出走各馬の力量比較だけでなく、各馬に課されたハンデも、予想のファクターになってくる。今年はどのような結果になるのだろうか。まずは過去10年の結果をもとに、データを見ていくことにしよう。

若い世代が優勢

過去10年の年齢別成績を調べると、勝率・連対率・3着内率は、すべて「4歳」馬がもっとも高く、年齢が高くなるにつれて数値が低くなっている。「6歳」と「7歳」の馬からは優勝馬と2着馬が1頭ずつ、「8歳以上」の馬からは3着以内馬が1頭も出ていない。このレースは、若い世代が優勢なようだ。〔表1〕

〔表1〕
年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 5-3-4-20 15.6% 25.0% 37.5%
5歳 3-5-4-25 8.1% 21.6% 32.4%
6歳 1-1-2-22 3.8% 7.7% 15.4%
7歳 1-1-0-28 3.3% 6.7% 6.7%
8歳以上 0-0-0-18 0% 0% 0%

伏兵馬の台頭には要注意だが

過去10年の単勝オッズ別成績を調べると、「3.9倍以下」の支持を得た馬は、3着内率72.7%と好成績で、「5.0〜9.9倍」のエリアも3着内率47.8%と高い数値をマークしている。それに対し、「4.0〜4.9倍」の馬は、該当する7頭のうち3着以内に入ったのが1頭だけと、苦戦しているのは気になるところだ。「10.0〜19.9倍」と「20.0〜49.9倍」のエリアからも優勝馬が出ているが、好走率はいまひとつの数値となっている。なお、「50倍以上」の馬からは連対馬が出ていない。〔表2〕

〔表2〕
単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
3.9倍以下 4-2-2-3 36.4% 54.5% 72.7%
4.0〜4.9倍 0-1-0-6 0% 14.3% 14.3%
5.0〜9.9倍 3-5-3-12 13.0% 34.8% 47.8%
10.0〜19.9倍 1-2-1-26 3.3% 10.0% 13.3%
20.0〜49.9倍 2-0-1-23 7.7% 7.7% 11.5%
50倍以上 0-0-3-43 0% 0% 6.5%

内寄りの馬番が好成績

過去10年の馬番別成績をチェックしてみると、好走馬を多く送り出しているのは内寄りの馬番で、「13〜18番」からは連対馬が出ていない。優勝馬に限れば、10頭中7頭が「1〜4番」の馬となっている。このレースでは、内寄りの馬番に入った馬を重視したい。〔表3〕

〔表3〕
馬番別成績(過去10年)

馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1、2番 3-1-0-16 15.0% 20.0% 20.0%
3、4番 4-0-2-14 20.0% 20.0% 30.0%
5、6番 0-1-4-15 0% 5.0% 25.0%
7、8番 1-4-1-14 5.0% 25.0% 30.0%
9、10番 1-0-2-17 5.0% 5.0% 15.0%
11、12番 1-4-0-15 5.0% 25.0% 25.0%
13番〜18番 0-0-1-22 0% 0% 4.3%

前走の着順に要注目

過去10年の前走の着順別成績を調べると、連対馬20頭中19頭は前走で7着以内に入っていた。ただし、前走「4、5着」馬の成績はいまひとつ。好走率では「1〜3着」の各グループが「4着以下」の各グループを大きく上回る数値をマークしている。〔表4〕

〔表4〕
前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 2-3-4-14 8.7% 21.7% 39.1%
2着 2-4-2-8 12.5% 37.5% 50.0%
3着 3-1-0-11 20.0% 26.7% 26.7%
4、5着 0-1-1-12 0% 7.1% 14.3%
6、7着 2-1-0-15 11.1% 16.7% 16.7%
8着以下 1-0-3-53 1.8% 1.8% 7.0%

重賞での着順にも要注目

過去10年の日経新春杯では、「4走前までに重賞で5、6着に入っていた」という馬が2007年を除いたすべての年で連対している。該当するレースでの各馬の単勝人気や出走していたレースの格はさまざまだが、今年もこのような戦歴を持っている馬がいないかどうか、チェックしておいたほうがいいかもしれない。〔表5〕

〔表5〕
4走前までに重賞で5、6着に入っていた、日経新春杯連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース 単勝人気と着順
06年 1着 アドマイヤフジ 2走前 菊花賞 4番人気 6着
08年 1着 アドマイヤモナーク 4走前 新潟記念 1番人気 6着
09年 2着 ナムラマース 4走前 函館記念 5番人気 6着
10年 1着 メイショウベルーガ 2走前 エリザベス女王杯 6番人気 5着
11年 1着 ルーラーシップ 前走 有馬記念 6番人気 6着
12年 1着 トゥザグローリー 3走前 天皇賞(秋) 10番人気 5着
13年 2着 ムスカテール 3走前 新潟記念 11番人気 5着
14年 2着 アドマイヤフライト 4走前 日経賞 4番人気 6着
15年 2着 フーラブライド 前走 愛知杯 3番人気 6着
該当レースが複数ある場合は、直近のものを掲載
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2か月半以上の休養明けだった4歳馬が3連勝中

過去3年の日経新春杯では、前走から2か月半以上の間隔で出走した4歳馬が連勝している。〔表1〕の項目でも述べたとおり、若い世代が優勢となっている重賞だけに、今年も4歳馬の臨戦過程には注目しておきたい。〔表6〕

(浅野靖典)

〔表6〕
優勝馬の年齢・前走の日付・レース名・着順(過去3年)

年度 優勝馬 年齢 前走の日付 レース名と着順
13年 カポーティスター 4歳 10月21日 北野特別(1000万下) 1着
14年 サトノノブレス 4歳 10月20日 菊花賞 2着
15年 アドマイヤデウス 4歳 6月1日 日本ダービー 7着

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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