今週の注目レース

シンザン記念(GIII)

京都競馬場 1600m(芝・外)別定 3歳オープン

データ分析関連動画

春の大舞台を占う今年最初の3歳重賞

2011年の2着馬オルフェーヴルが後にクラシック三冠を達成し、翌2012年の勝ち馬ジェンティルドンナは牝馬三冠を成し遂げた。また、2007年には、ウオッカと共に一時代を築いたダイワスカーレットが、このレース2着から春の大舞台へと駒を進めていった。3歳重賞戦線を占うこのレースには、果たしてどんな傾向があるのか? 過去10年の結果から分析する。

近年は芝1600m以上のレースからの臨戦馬が優勢

過去10年の出走馬の前走の距離別成績を調べると、3着内率で「芝1400m」組がトップに立ち、連対率では「芝1800m」組と「芝1600m」組が上位となり、前記の3グループが3着以内馬30頭中27頭を占めている。ただし、2010年以降の過去6年間に限れば、優勝馬6頭のうち5頭の前走が「芝1600m」、残る1頭が同「芝1800m」、2着馬も6頭中4頭が同「芝1600m」、1頭が同「芝1800m」と、連対馬12頭中11頭が前走で「芝1600m」または「芝1800m」に出走していた。ちなみに、残る1頭は前走で「芝1400m」の京王杯2歳Sに出走していた後の三冠馬オルフェーヴルだ。近年は、前走で芝1600m以上のレースに出走していた馬が好結果を残していることは、覚えておいても損はないだろう。〔表1〕

〔表1〕
前走の距離別成績(過去10年)

前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
芝1200m 0-1-0-15 0% 6.3% 6.3%
芝1400m 2-1-4-14 9.5% 14.3% 33.3%
芝1600m 6-5-5-49 9.2% 16.9% 24.6%
芝1800m 2-2-0-10 14.3% 28.6% 28.6%
芝2000m 0-1-1-7 0% 11.1% 22.2%
ダートのレース 0-0-0-12 0% 0% 0%

過去の実績もしっかりチェック

過去10年の出走馬について、500万下またはオープンクラスの芝1400m以上のレースでの最高着順別に成績をまとめると、連対馬20頭中15頭には「5着以内」に入った実績があった。「該当レース不出走」組からも4頭が連対しているが、そのうち優勝馬2頭を含む3頭が、前走で未勝利クラスを勝ち上がったばかりの馬で、残る1頭は“デビュー以降すべて芝1200mのレースに出走して3着以下なし”という戦績を有していた。出走各馬の500万下・オープンクラスでの最高着順は、しっかりとチェックすべきだろう。〔表2〕

〔表2〕
500万下またはオープンクラスの芝1400m以上のレースでの最高着順別成績(過去10年)

最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 3-5-4-24 8.3% 22.2% 33.3%
2着 2-1-2-10 13.3% 20.0% 33.3%
3〜5着 2-2-3-14 9.5% 19.0% 33.3%
6着以下 1-0-0-20 4.8% 4.8% 4.8%
該当レース不出走 2-2-1-39 4.5% 9.1% 11.4%

過去のレースでの位置取りに注目

過去10年の出走馬について、JRAのレースで4コーナーを先頭で通過した経験の有無別に成績をまとめると、3着以内馬の数では経験のある馬とない馬が同数となっているが、好走率では4コーナーを先頭で通過した経験のある馬が上位の数値をマークしていることがわかった。まだまだキャリアの浅い3歳馬のレースだけに、4コーナーを先頭で通過するようなスピードや機動力を持ち合わせている馬が活躍しているのかもしれない。〔表3〕

〔表3〕
JRAのレースで4コーナーを先頭で通過した経験の有無別成績(過去10年)

経験の有無 成績 勝率 連対率 3着内率
あり 4-6-5-34 8.2% 20.4% 30.6%
なし 6-4-5-73 6.8% 11.4% 17.0%
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前年11月以降の出走回数を調べると?

過去4年の優勝馬4頭は、いずれも前年11月以降の出走回数が「2回」だった。近走のローテーションを比較する際は、前年11月以降の出走回数に注目してみるのも面白そうだ。〔表4〕

(河野道夫)

〔表4〕
前年11月以降の出走回数別成績(過去4年)

出走回数 優勝馬 2着以下
2回 4頭 23頭
2回以外 0頭 29頭

ご注意

当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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