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夏のマイルシリーズ開幕戦 「第63回 サマーマイルシリーズ トヨタ賞 中京記念」
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データ分析

夏のマイルシリーズ開幕戦
「第63回 サマーマイルシリーズ トヨタ賞 中京記念」

サマーマイルシリーズが創設された2012年に、中京記念は距離を芝2000mから芝1600mに短縮のうえ開催時期を3月から7月に移し、同シリーズの開幕戦として行われるようになった。2012年以降過去3年間の1、2番人気馬はすべて4着以下に敗れ、3番人気馬も3着が1回のみと波乱の決着が続いている。今回は、2012年3月から2015年3月までに中京・芝1600mで行われた2歳馬、3歳馬限定のレースを除く計44レースと、過去3年の中京記念の結果から参考になりそうなデータをピックアップしていく。







参考レース





好位〜中団からの差し馬が優勢

2012年3月から2015年3月までに中京・芝1600mで行われた2歳馬、3歳馬限定のレースを除く計44レースにおける4コーナーの通過順別成績を調べると、連対率と3着内率で「6〜10番手」組がトップとなり、「2〜5番手」組がそれに続いている。ちなみに、過去3年の中京記念では、4コーナーを「11番以下」で通過した馬が2勝を挙げているが、3着以内馬9頭中5頭は「6〜10番手」で通過した馬だった。〔表1〕
〔表1〕 4コーナーの通過順別成績(対象とした44レース)

4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
先頭 4-2-1-37 9.1% 13.6% 15.9%
2〜5番手 14-15-16-161 6.8% 14.1% 21.8%
6〜10番手 18-19-18-169 8.0% 16.5% 24.6%
11番手以下 8-8-9-184 3.8% 7.7% 12.0%

2012年3月から2015年3月までに中京・芝1600mで行われた2歳馬、3歳馬限定のレースを除く44レースが対象

下位人気馬の軽視は禁物

2012年3月から2015年3月までに中京・芝1600mで行われた2歳馬、3歳馬限定のレースを除く計44レースにおける単勝人気別成績をまとめると、好走率で「1、2番人気」馬がやや低調な数値となっているのに対し、「3番人気」馬が勝率・連対率・3着内率のすべてで「1、2番人気馬」を上回りトップとなっている。また、「6番人気以下」から3着以内馬が42頭送り出されており、3着以内馬の約3頭に1頭は「6番人気以下」の馬という計算になる。過去3年の中京記念でも、「6番人気以下」の馬から5頭が3着以内に入っているように、このコースでは下位人気馬が上位に食い込むケースが多いようだ。〔表2〕
〔表2〕 単勝人気別成績(対象とした44レース)

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 8-8-7-21 18.2% 36.4% 52.3%
2番人気 5-5-8-26 11.4% 22.7% 40.9%
3番人気 11-10-4-19 25.0% 47.7% 56.8%
4番人気 3-2-5-34 6.8% 11.4% 22.7%
5番人気 4-5-5-30 9.1% 20.5% 31.8%
6〜9番人気 8-8-10-150 4.5% 9.1% 14.8%
10番人気以下 5-6-5-271 1.7% 3.8% 5.6%

2012年3月から2015年3月までに中京・芝1600mで行われた2歳馬、3歳馬限定のレースを除く44レースが対象

外寄りの馬番の差し馬が活躍中

過去3年の中京記念について、前走の4コーナーの通過順別に成績を調べると、前走の4コーナーを「11番手以下」で通過していた馬が「10番手以内」で通過した馬を圧倒している。前走のレースぶりを比較する際は、「11番手以下」で4コーナーを通過していた馬を重視したい。〔表3〕

また、過去3年の中京記念の馬番別成績を調べると、連対馬6頭中5頭が「12〜16番」の馬だった。なお、過去3年の中京記念で馬番が「12〜16番」だった馬の中で、前走の4コーナーを「11番手以下」で通過していた馬は〔2・2・0・4〕と半数が連対を果たしている。今年も、外寄りの馬番に入った差し馬に注目しておきたいところだ。〔表4〕
〔表3〕 前走の4コーナーの通過順別成績(過去3年)

前走の4コーナーの通過順 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番手 0-1-0-17 0% 5.6% 5.6%
6〜10番手 0-0-1-14 0% 0% 6.7%
11番手以下 3-2-2-8 20.0% 33.3% 46.7%

〔表4〕 馬番別成績(過去3年)

馬番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜5番 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
6〜11番 0-0-2-16 0% 0% 11.1%
12〜16番 2-3-0-10 13.3% 33.3% 33.3%

勝ち馬を探せ!

過去3走の戦歴に注目

過去3年の中京記念の優勝馬について、過去3走で芝1400〜1600mのGI・GII へ出走した回数を調べると、優勝馬3頭すべてが過去3走以内に前記した条件のレースへ出走した経験を持っていた。ちなみに、過去3年の出走馬延べ48頭中28頭は、過去3走以内に前記した条件のレースへ出走した経験が無かった。このことからも、近走で芝1400〜1600mのGI・GII に出走していた馬を重視したい。〔表5〕

(河野道夫)
〔表5〕 優勝馬の過去3走以内に芝1400〜1600mのGI・GII へ出走した回数(過去3年)

年度 優勝馬 出走回数
2012年 フラガラッハ 1回
2013年 フラガラッハ 1回
2014年 サダムパテック 1回

ご注意:当コーナーの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。
また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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