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秋のGI 戦線のスタートは短距離決戦!「第45回 スプリンターズステークス」
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データ分析

秋のGI 戦線のスタートは短距離決戦!「第45回 スプリンターズステークス」

昨年のスプリンターズSは、香港から遠征してきたウルトラファンタジーが単勝10番人気 の低評価を覆し、海外馬としては3頭目の優勝を成し遂げた。今年も海外から実力馬が出走する予定で、その動向にも注目が必要と言える。ここでは、初秋の中 山開催の最終日に行われるGI としてすっかり定着した感があるスプリンターズSの傾向を、過去10年間のデータを中心にチェックしていきたい。






HIGHLOW
単勝オッズ別成績に要注目!

過去10年のスプリンターズSの結果を単勝オッズ別に分類してみると、連対馬20頭中17頭は、単勝オッズ「10 倍未満」だった。現在2年連続で単勝オッズ「10倍以上」の馬が勝利を挙げているが、基本的には上位人気馬が連対するケースが多い。しかし、3着馬に目を 向けると、単勝オッズ「10倍以上」の馬が7頭と、伏兵馬が食い込むケースが目立っている。〔表1〕
※2002年は新潟競馬場で開催
〔表1〕 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 3-1-1-1 50.0% 66.7% 83.3%
3.0〜3.9倍 0-3-1-3 0% 42.9% 57.1%
4.0〜6.9倍 2-5-1-7 13.3% 46.7% 53.3%
7.0〜9.9倍 3-0-0-14 17.6% 17.6% 17.6%
10.0〜19.9倍 1-0-4-15 5.0% 5.0% 25.0%
20.0〜29.9倍 1-1-2-18 4.5% 9.1% 18.2%
30.0倍以上 0-0-1-62 0% 0% 1.6%

枠番別成績に特徴あり!

過去10年のうち、新潟競馬場で開催された2002年を除く過去9回を対象に枠番別成績を集計すると、「7枠」が 4勝、「4枠」が3勝と、突出した好成績を残している。2着馬は「2枠」が3頭とトップで、それ以外は内外まんべんなく出現している傾向だ。また、3着馬 は「6枠」と「7枠」がともに3頭、「1〜2枠」から計3頭と、偏った出現パターンになっている。今年も同様の傾向が続くとは限らないが、頭の隅に入れて おきたいデータと言えるだろう。〔表2〕
〔表2〕 枠番別成績(2002年を除く過去9回)

枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1枠 0-1-2-13 0% 6.3% 18.8%
2枠 0-3-1-13 0% 17.6% 23.5%
3枠 1-1-0-15 5.9% 11.8% 11.8%
4枠 3-0-0-14 17.6% 17.6% 17.6%
5枠 1-1-0-16 5.6% 11.1% 11.1%
6枠 0-1-3-14 0% 5.6% 22.2%
7枠 4-1-3-10 22.2% 27.8% 44.4%
8枠 0-1-0-17 0% 5.6% 5.6%

「安田記念」・「北九州記念」からの臨戦馬が優勢!

スプリンターズSで3着以内に入った馬の前走を調べてみると、主力となっているのは、『サマースプリントシリー ズ』の対象レースと、春のマイル以下のGI 競走となっている。その中でも、「安田記念」と「北九州記念」からこのレースに臨んできた馬がそれぞれ2勝ずつ挙げており、勝率で高い数値をマークしてい るのは興味深いところ。さらに、前走「北九州記念」をステップにこのレースを優勝した2頭(2007年アストンマーチャン、2008年スリープレスナイ ト)がともに“牝馬” というのも、特筆すべきデータと言えるだろう。〔表3〕
〔表3〕 前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
セントウルS(★) 4-3-4-36 8.5% 14.9% 23.4%
安田記念 2-1-1-6 20.0% 30.0% 40.0%
北九州記念(★) 2-0-1-2 40.0% 40.0% 60.0%
アイビスサマーダッシュ(★) 1-1-0-9 9.1% 18.2% 18.2%
キーンランドC(★) 0-2-1-15 0% 11.1% 16.7%
函館スプリントS(★) 0-0-1-9 0% 0% 10.0%
高松宮記念 0-2-0-5 0% 28.6% 28.6%
その他の日本のレース 0-0-1-29 0% 0% 3.3%
海外のレース 1-1-1-9 8.3% 16.7% 25.0%

(★)は『サマースプリントシリーズ』対象レース
「その他の日本のレース」には、オープン特別時代のキーンランドCと地方競馬のレースを含む

近走で短距離重賞を制していた馬に注目!

スプリンターズSでは、「2〜4走前に芝1200m以下の重賞を勝利していた」馬が、毎年連対している。該当馬 13頭中、2004年2着のデュランダルを除く12頭が勝利した重賞はすべてその年の2月以降のレースで、同年の短距離重賞を制した実績馬がこのスプリン ターズSでも好成績を収めているのがわかる。今年も近走の重賞実績をチェックして、予想を組み立てるという手は考えられそうだ。〔表4〕

(浅野靖典)
〔表4〕 2〜4走前に芝1200m以下の重賞を勝っていた、スプリンターズS連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース
01年 1着 トロットスター 2走前 高松宮記念
2着 メジロダーリング 2走前 函館スプリントS
02年 2着 アドマイヤコジーン 3走前 阪急杯
03年 2着 ビリーヴ 2走前 函館スプリントS
04年 2着 デュランダル 3走前 スプリンターズS
05年 1着 サイレントウィットネス 4走前 チェアマンズスプリントプライズ
06年 1着 テイクオーバーターゲット 4走前 キングズスタンドS
07年 2着 サンアディユ 3走前 アイビスサマーダッシュ
08年 1着 スリープレスナイト 2走前 CBC賞
2着 キンシャサノキセキ 2走前 函館スプリントS
09年 1着 ローレルゲレイロ 3走前 高松宮記念
10年 1着 ウルトラファンタジー 2走前 スプリントC
2着 キンシャサノキセキ 2走前 オーシャンS

該当レースが複数ある場合は、直近のレースを掲載

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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