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見逃すな!この秋の女王決定戦!ジャパン・オータムインターナショナル 「第34回 エリザベス女王杯」
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データ分析
見逃すな!この秋の女王決定戦!
ジャパン・オータムインターナショナル
「第34回 エリザベス女王杯」
以前は3歳牝馬三冠の最終戦として行われていたこのレースだが、1996年に3歳と4歳以上の牝馬が激突する「秋の女王決定戦」として生まれ変わった。多くの3歳牝馬にとって、4歳以上の強豪牝馬と対戦するのは、ここが初めてとなる。さらに2003年にはフランスのタイガーテイルが10番人気ながら3着に食い込んでいるように、海外馬の参戦にも注目。それだけに、各馬の実力比較など難解な要素もあるだろうが、過去10年の結果を分析しながら、そのレース傾向に肉迫していこう。






HIGHLOW


安定感では4・5歳馬が優勢!

過去10年の年齢別成績では、5勝を挙げる「3歳馬」が最多勝利をマークしている。さらに2006年から「3歳馬」が3年連続で優勝しているのだ。しかし、「3歳馬」は2着馬が3頭いるものの3着馬がゼロで、3着内率に注目すると、「4歳馬」・「5歳馬」が「3歳馬」を大きくリードしていた。また、「4歳馬」は毎年3着以内馬を送り出しており、「5歳馬」は過去5年間で5頭の3着以内馬を送り出すなど、安定感では「3歳馬」を上回っている。〔表1〕
〔表1〕 年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 5-3-0-51 8.5% 13.6% 13.6%
4歳 2-4-6-40 3.8% 11.5% 23.1%
5歳 3-3-3-31 7.5% 15.0% 22.5%
6歳以上 0-0-1-8 0% 0% 11.1%

前走が牡馬混合だった4歳以上馬に注目!

前走のレースに注目すると、出走頭数は延べ4頭と少ないものの、「天皇賞(秋)」からこのレースに臨んできた馬は、2勝2着1回3着1回と好成績を収めていた。また、「その他のレース」組で優勝した2頭は、前走が「毎日王冠」のメジロドーベル(1999年)と同「札幌記念」のファレノプシス(2000年)。そして前走が「海外のレース(ドバイワールドC)」のトゥザヴィクトリー(2001年)を加えると、4歳以上で優勝した5頭は、すべて“牡馬混合のGII・JpnII 以上のレース”から臨んできた馬だった。また、連対馬を8頭送り出している「3歳馬」は、すべて「秋華賞」からの転戦馬だった。もう一つ加えれば、3着以内馬延べ30頭は、いずれも前走で重賞レースに出走していた点も、覚えておいてほしい。〔表2〕
〔表2〕 前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
秋華賞 5-3-0-42 10.0% 16.0% 16.0%
天皇賞(秋) 2-1-1-0 50.0% 75.0% 100%
府中牝馬S 0-5-7-47 0% 8.5% 20.3%
その他のレース 2-1-1-33 5.4% 8.1% 10.8%
海外のレース 1-0-1-6 12.5% 12.5% 25.0%
地方のレース 0-0-0-2 0% 0% 0%

連対馬は前々走で5番人気以内!?

出走馬の多くが、前走「秋華賞」・「府中牝馬S」からの臨戦だが、前々走はさまざま。しかし、前走と同様、3着以内馬延べ30頭は、いずれも前々走で重賞レースに出走しており、そのレースで多くの馬が上位人気に推されていた。〔表3〕で示したように、連対馬延べ20頭は、すべて前々走で「5番人気以内」の支持を受けていた。中でも、前々走で「1番人気」・「2番人気」だった馬が、それぞれ4勝を挙げる活躍ぶり。一方、前々走で「10番人気以下」だった馬から3着以内馬は出ていない。前々走の人気もチェックポイントとして外せないだろう。
〔表3〕 前々走の単勝人気別成績(過去10年)

前々走の単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-3-1-21 13.8% 24.1% 27.6%
2番人気 4-1-1-14 20.0% 25.0% 30.0%
3番人気 0-2-1-16 0% 10.5% 15.8%
4番人気 1-0-1-13 6.7% 6.7% 13.3%
5番人気 1-4-1-12 5.6% 27.8% 33.3%
6〜9番人気 0-0-4-28 0% 0% 12.5%
10番人気以下 0-0-0-18 0% 0% 0%

※前々走が海外のレースだった9頭を除く

牝馬三冠での実績も必要!

古馬になってから能力を発揮した馬もいるが、多くは3歳時から高い素質を武器に大舞台で活躍していた。“牝馬三冠レースでの最高着順別成績”を見てみると、連対馬20頭中延べ16頭が牝馬三冠レースで「連対」した実績がある馬だった。なお、牝馬三冠で「3着以下」の実績しかなかった馬で連対したのは、昨年優勝のリトルアマポーラ、2004年、2005年で連続2着したオースミハルカの2頭だけ〔表4〕。

次に“牝馬三冠レースでの最高単勝人気別成績”を調べたのが〔表5〕。優勝馬に限れば、10頭中7頭が牝馬三冠レースで「1番人気」 の高い支持を集めた馬で、残る3頭も同「2番人気」に推されたことがある馬だった。また、連対馬20頭中延べ17頭は、牝馬三冠レースで「2番人気以内」の支持を受けた経験がある馬だった。

(河野道夫)
〔表4〕 牝馬三冠レースでの最高着順別成績(過去10年)

最高着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 5-3-3-21 15.6% 25.0% 34.4%
2着 4-4-2-17 14.8% 29.6% 37.0%
3着以下 1-2-3-59 1.5% 4.6% 9.2%
不出走 0-1-1-28 0% 3.3% 6.7%

※牝馬三冠レースに出走経験のあった延べ124頭が対象
※海外調教馬6頭を除く

〔表5〕 牝馬三冠レースでの最高単勝人気別成績(過去10年)

最高単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 7-0-2-7 43.8% 43.8% 56.3%
2番人気 3-7-2-17 10.3% 34.5% 41.4%
3番人気以下 0-2-4-73 0% 2.5% 7.6%
不出走 0-1-1-28 0% 3.3% 6.7%

※牝馬三冠レースに出走経験のあった延べ124頭が対象
※海外調教馬6頭を除く

出走馬プロフィール


HIGHLOW
京都競馬場では第34回エリザベス女王杯(GI)(11月15日 京都 芝・2,200m フルゲート18頭)が行われます。今春の桜花賞・オークスを制したブエナビスタ(牝3 父:スペシャルウィーク 栗東・松田博資)、前走の秋華賞で2着のブロードストリート(牝3 父:アグネスタキオン 栗東・藤原英昭)、昨年の勝ち馬リトルアマポーラ(牝4 父:アグネスタキオン 栗東・長浜博之)、昨年の2着馬カワカミプリンセス(牝6 父:キングヘイロー 栗東・西浦勝一)、前哨戦の府中牝馬Sの優勝馬ムードインディゴ(牝4 父:ダンスインザダーク 栗東・友道康夫)などがラインナップに名を連ねています。

参考レース



競走成績・レース映像
2009年5月17日
第4回 ヴィクトリアマイル(GI)

優勝:ウオッカ
2着:ブラボーデイジー
3着:ショウナンラノビア



競走成績・レース映像
2009年8月16日
第57回 クイーンS(GIII)

優勝:ピエナビーナス
2着:ザレマ
3着:アメジストリング



競走成績・レース映像
2009年10月18日
第57回 府中牝馬S(GIII)

優勝:ムードインディゴ
2着:ベッラレイア
3着:レジネッタ



競走成績・レース映像
2009年10月18日
第14回 秋華賞 (GI)

優勝:レッドディザイア
2着:ブロードストリート
3着:ブエナビスタ

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。