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府中発、2歳王者決定戦へと続くレールを駆け抜けろ!「第45回 京王杯2歳ステークス」
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データ分析
府中発、2歳王者決定戦へと続くレールを駆け抜けろ!「第45回 京王杯2歳ステークス」

2003年に当レースを含む3連勝でJRA賞最優秀2歳牡馬に選出されたコスモサンビームをはじめ、京王杯2歳Sで上位入線を果たした馬は、約1か月後の朝日杯フューチュリティSでも好成績を収めている。下位人気馬の台頭も多く難解なレースだが、2歳王者争いのゆくえを見極めるうえで、重要なポジションを占める一戦だ。今回は中山競馬場で開催された2002年を含む、過去10年のレース結果を中心に傾向を分析してみよう。



前走が「新馬」、「未勝利」だった馬は割り引き!?

前走の条件別成績を調査したところ、前走が「新馬」、「未勝利」だった馬は、3着内率12.8%と苦戦していた。2歳限定とはいえ、既に豊富なキャリアを積んだ馬も多い時期だけに、初勝利を挙げたばかりの馬は割り引きが必要だろう。〔表1〕

過去10年のうち、中山競馬場で開催された2002年を除く、東京競馬場・芝1400mで行われた9回について、“前走が「新馬」、「未勝利」だった馬”のその競馬場別成績を調査したのが〔表2〕。前走が「東京競馬場」の「新馬」、「未勝利」だった馬のうち、京王杯2歳Sで3着以内に入ったのは、1999年のダイワカーソン(1着)だけだった。また、ダイワカーソンの前走は東京・ダート1200mで、“前走が「東京競馬場の芝コース」で行われた「新馬」、「未勝利」だった馬”は〔0・0・0・13〕と、大苦戦していた。初勝利を挙げた前走が今回と同じ東京競馬場でも、大きな強調材料とは言えないようだ。ちなみに、“前走が「京都競馬場」の「新馬」、「未勝利」だった馬からは3頭の連対馬が出ており、この3頭の前走コースは、いずれも京都・芝1600m(内回り)だった。

※2002年は中山競馬場で開催

〔表1〕 前走の条件別成績(過去10年)

前走の条件 成績 勝率 連対率 3着内率
JRAの重賞 4-1-1-16 18.2% 22.7% 27.3%
オープン特別 4-3-4-20 12.9% 22.6% 35.5%
500万下 1-3-4-19 3.7% 14.8% 29.6%
新馬、未勝利 1-3-1-34 2.6% 10.3% 12.8%
地方のレース 0-0-0-4 0% 0% 0%

〔表2〕 前走が新馬、未勝利だった馬の、その競馬場別成績(2002年の中山競馬場開催を除く過去9回)

前走の競馬場 成績 勝率 連対率 3着内率
東京 1-0-0-20 4.8% 4.8% 4.8%
京都 0-3-0-4 0.0% 42.9% 42.9%
その他の競馬場 0-0-0-8 0% 0% 0%

「距離短縮」組が優勢!

東京・芝1400mで行われた過去9回について、前走の距離別成績を調査したところ、前走が「1500m以上」だった馬の3着内率は30.0%で、前走が「1400m以下」だった馬の3着内率20.3%を大きく上回っていた。前走で今回よりも長い距離のレースを経験していた馬は、レース内容に関わらずチェックしておきたい。〔表3〕

〔表3〕 前走の距離別成績(2002年の中山競馬場開催を除く過去9回)

前走の距離 成績 勝率 連対率 3着内率
1300m以下 3-1-1-18 13.0% 17.4% 21.7%
1400m 2-4-4-41 3.9% 11.8% 19.6%
1500m以上 4-4-4-28 10.0% 20.0% 30.0%

内枠の下位人気馬に注目!

東京・芝1400mで行われた過去9回について、枠番別成績を調査したところ、「1〜4枠」の3着内率が31.3%だったのに対し、「5〜8枠」の3着内率は18.2%どまりだった。外枠よりも内枠が有利なレースだ。〔表4〕

また、“単勝オッズが20倍以上だった馬”について同様の調査を行ったところ、「1〜4枠」の3着内率が20.8%、「5〜8枠」の3着内率が5.7%と、さらに大きな差がついていた。前評判が高くない馬は、特に枠順を重視したい。〔表5〕

〔表4〕 枠番別成績(2002年の中山競馬場開催を除く過去9回)

枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜4枠 6-5-4-33 12.5% 22.9% 31.3%
5〜8枠 3-4-5-54 4.5% 10.6% 18.2%

〔表5〕 単勝オッズが20倍以上だった馬の、枠番別成績(2002年の中山競馬場開催を除く過去9回)

枠番 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜4枠 2-2-1-19 8.3% 16.7% 20.8%
5〜8枠 1-0-1-33 2.9% 2.9% 5.7%

牝馬は不振!

性別別の成績を調査したところ、3着以内に好走した牝馬は、2005年のコイウタ(5番人気3着)だけだった。1999年のベルグチケット(2番人気6着)、2002年のタガノラフレシア(1番人気6着)、2007年のエフティマイア(2番人気13着)など、上位人気に推された牝馬が大敗したケースも珍しくない。あえて牡牝混合のレースを選んだということで注目されがちだが、好結果につながる可能性は低いようだ。〔表6〕


(伊吹雅也)
〔表6〕 性別別成績(過去10年)

性別 成績 勝率 連対率 3着内率
牡馬 10-10-9-73 9.8% 19.6% 28.4%
牝馬 0-0-1-20 0% 0% 4.8%

※せん馬は1999年以降出走なし

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。