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春を告げる伝統の重賞!「第83回 中山記念」
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データ分析
春を告げる伝統の重賞!「第83回 中山記念」

春の重賞として定着している中山記念。創設当初は1年に2回行われる長距離重賞だったが、1957年(昭和32年)以後は現在と同じ芝1800mで実施されている。春のGIレースを目指す馬にとって重要なステップレースに位置付けられており、ここで好成績を収めれば、国内のみならず海外のビッグレースに向けての視界も広がってくることだろう。伝統の一戦で好成績を挙げる馬の傾向を、過去10年のレース結果から見ていくことにしよう。






HIGHLOW


ベテラン勢にも注目!

過去10年の中山記念の年齢別成績をまとめてみると、4歳馬と6歳馬が好成績。対して、5歳馬が未勝利というのは気になるところだ。また、7歳以上の馬が過去10年で最多の4勝を挙げる活躍ぶりで、勝率では、4歳馬・6歳馬と互角の数字を残している。〔表1〕

その7歳以上の馬について、単勝人気別成績を調べたところ、優勝した4頭は、すべて6番人気以内の馬だった。今年も、これに該当するようなベテランが出走してくれば、要注目と言えるだろう。〔表2〕

〔表1〕 年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
4歳 3-4-3-21 9.7% 22.6% 32.3%
5歳 0-2-3-24 0% 6.9% 17.2%
6歳 3-4-2-26 8.6% 20.0% 25.7%
7歳以上 4-0-2-36 9.5% 9.5% 14.3%

〔表2〕 7歳以上の馬の単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1〜6番人気 4-0-1-4 44.4% 44.4% 55.6%
7番人気以下 0-0-1-32 0% 0% 3.0%

中位人気の馬が大健闘!

単勝オッズ別成績を見てみると、単勝2.9倍以下の人気馬が3着内率71.4%と好成績を収めているが、3.0〜4.9倍だった馬はいまひとつの成績。その一方で、単勝15.0〜19.9倍だった馬が、勝率・連対率で単勝2.9倍以下の馬を上回る高い数字をマークしていた。また、単勝5.0〜9.9倍の馬からも、12頭の3着以内馬が出ている。極端な下位人気の馬は苦戦しているが、単勝20倍未満の中位人気馬は、狙ってみる価値がありそうだ。〔表3〕

〔表3〕 単勝オッズ別成績(過去10年)

単勝オッズ 成績 勝率 連対率 3着内率
2.9倍以下 3-1-1-2 42.9% 57.1% 71.4%
3.0〜4.9倍 0-2-2-7 0% 18.2% 36.4%
5.0〜9.9倍 4-5-3-13 16.0% 36.0% 48.0%
10.0〜14.9倍 0-0-0-8 0% 0% 0%
15.0〜19.9倍 3-1-0-2 50.0% 66.7% 66.7%
20.0〜29.9倍 0-1-3-15 0% 5.3% 21.1%
30.0倍以上 0-0-1-60 0% 0% 1.6%

前走の着順にも特徴が!?

前走の着順別成績を調べてみると、特に好成績を挙げていたのが、前走が“4着”だった馬。すべてのカテゴリーでトップの数字を叩き出していた。また“5着”だった馬は勝ち星こそないものの、3着内率で40%の数字を残している。ちなみに、前走で重賞を勝利して中山記念に臨んだ馬は過去10年で13頭いるが、重賞連覇を果たしたのは、1999年のキングヘイロー(前走東京新聞杯)、2001年のアメリカンボス(前走アメリカジョッキークラブC)の2頭だけだ。〔表4〕

〔表4〕 前走の着順別成績(過去10年)

前走の着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 2-2-3-20 7.4% 14.8% 25.9%
2着 1-3-1-8 7.7% 30.8% 38.5%
3着 0-0-1-10 0% 0% 9.1%
4着 4-2-1-7 28.6% 42.9% 50.0%
5着 0-2-2-6 0% 20.0% 40.0%
6着以下 3-1-2-56 4.8% 6.5% 9.7%

芝1800mのタイトルホースを探せ!

中山記念が行われる芝1800mは、日本ではGIレースが行われていない距離。“マイルでは少し短く、2000mはちょっと長い”というランナーは、ここで最高のパフォーマンスを見せたいところだろう。それを裏付けるかのように、中山記念では、過去10年のうち2003年を除く9回で、過去に1800mの重賞を制した経験のある馬が連対していた。この距離に実績がある馬に注目してみるのも面白そうだ。〔表5〕


(浅野靖典)
〔表5〕 芝1800mの重賞勝利実績があった中山記念連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 勝利した芝1800mの重賞
99年 1着 キングヘイロー 東京スポーツ杯3歳S
00年 2着 アメリカンボス エプソムC
01年 1着 アメリカンボス エプソムC
2着 ジョウテンブレーヴ 京阪杯
02年 2着 トラストファイヤー ラジオたんぱ賞
04年 1着 サクラプレジデント 札幌2歳S
2着 サイドワインダー 京阪杯
05年 1着 バランスオブゲーム 毎日王冠
06年 1着 バランスオブゲーム 中山記念
07年 1着 ローエングリン 中山記念
08年 1着 カンパニー 京阪杯

※該当レースが複数ある場合は直近のものを掲載

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。