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1年を締めくくるクライマックス!「第53回 有馬記念」
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1年を締めくくるクライマックス!「第53回 有馬記念」
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データ分析 1年を締めくくるクライマックス!「第53回 有馬記念」その年の競馬を締めくくる一戦が今年もやってきた。菊花賞、天皇賞(秋)、ジャパンカップなど秋のビッグレースを戦い抜いてきた馬たちが、この有馬記念で今年最後の火花を散らす。過去には、数々の名馬がこのレースを引退レースに決め、今年1年の総決算というだけでなく、競走生活そのものにとっても、まさにクライマックスと呼ぶにふさわしい、歴史に残る名勝負が繰り広げられてきた。ここでは、過去10年のデータを分析して、レースの傾向に迫っていこう!




HIGHLOW

3・4歳馬が中心!

過去10年の出走馬の年齢別成績を調べたところ、優勝馬はすべて3・4歳であった。特に4歳馬は、7勝を挙げるなど3着以内馬を12頭送り出す活躍ぶりで、すべてのカテゴリーでトップに立っていた。ちなみに、単勝10番人気以下で3着以内に入った馬は4頭いるが、そのうち3頭が“5歳以上馬”だった点は、覚えておいても損はないだろう。〔表1〕

次に、3着以内に入った3・4歳馬について、翌年以降の有馬記念の成績を比較してみると、“3歳時に3着以内に入った馬”が、次の有馬記念で必ず3着以内に入っているのに対して、“4歳時に3着以内に入った馬”は、次の有馬記念ですべて4着以下に敗れていた。〔表2〕〔表3〕
〔表1〕年齢別成績(過去10年)

年齢 成績 勝率 連対率 3着内率
3歳 3-3-2-28 8.3% 16.7% 22.2%
4歳 7-3-2-23 20.0% 28.6% 34.3%
5歳 0-2-4-34 0% 5.0% 15.0%
6歳 0-1-1-19 0% 4.8% 9.5%
7歳 0-1-1-9 0% 9.1% 18.2%
8歳以上 0-0-0-2 0% 0% 0%

〔表2〕 3歳時に3着以内に入った馬の、次の有馬記念の成績一覧(過去10年)

馬名 3歳時の成績 次の有馬記念の成績
グラスワンダー 98年 1着 99年 1着
テイエムオペラオー 99年 3着 00年 1着
シンボリクリスエス 02年 1着 03年 1着
リンカーン 03年 2着 05年 3着
ゼンノロブロイ 03年 3着 04年 1着
ディープインパクト 05年 2着 06年 1着

※リンカーンは、2004年不出走
〔表3〕 4歳時に3着以内に入った馬の、次の有馬記念の成績一覧(過去10年)

馬名 4歳時の成績 次の有馬記念の成績
メジロブライト 98年 2着 99年 5着
ステイゴールド 98年 3着 99年 10着
テイエムオペラオー 00年 1着 01年 5着
メイショウドトウ 00年 2着 01年 4着
コイントス 02年 3着 04年 15着
ゼンノロブロイ 04年 1着 05年 8着

※コイントスは、2003年不出走

逃げ・先行馬が優勢!

有馬記念が行われる中山・内回りの芝2500mは、コーナーを6つ曲がる小回りコース。そこで、4コーナーの位置別成績を調べたところ、“4コーナー4番手以内”の馬が、〔6・6・7・29〕(勝率12.5%、連対率25.0%、3着内率39.6%)と優秀な成績を残していた。“4コーナー5番手以下”からも4頭が優勝しているので、決して差し馬が届かないというわけではないが、4コーナー10番手以下から優勝したのは、2000年のテイエムオペラオーと2006年のディープインパクトの2頭のみ。歴史的名馬クラスの馬でないと、直線一気では勝利に届かないと見るのが妥当だろう。〔表4〕
〔表4〕4コーナーの位置別成績(過去10年)

4コーナーの位置 成績 勝率 連対率 3着内率
1番手 0-4-1-5 0% 40.0% 50.0%
2〜4番手 6-2-6-24 15.8% 21.1% 36.8%
5〜9番手 2-4-3-42 3.9% 11.8% 17.6%
10番手以下 2-0-0-44 4.3% 4.3% 4.3%

関東馬の意地が炸裂!

この有馬記念では、地元関東馬が牙城を守っている感が強い。出走頭数では、関西馬(延べ97頭)が関東馬(延べ44頭)を断然上回っているにもかかわらず、優勝馬7頭を送り出している関東勢は、まさに“少数精鋭”と言ったところか。過去10年で単勝1番人気馬は5勝しているが、1番人気の馬が敗れた5回のうち4回で関東馬が優勝している。また、13番人気で3着以内に入った馬は3頭いるが、そのうち2頭(2000年3着ダイワテキサス、2001年2着アメリカンボス)が関東馬だった。人気にかかわらず、関東馬の好走例が多いことは、覚えておきたいところだ。〔表5〕
〔表5〕所属別成績(過去10年)

所属 成績 勝率 連対率 3着内率
関東馬 7-1-5-31 15.9% 18.2% 29.5%
関西馬 3-9-5-80 3.1% 12.4% 17.5%
地方競馬所属 0-0-0-4 0% 0% 0%

前々走の単勝人気に注目!

出走馬の多くが、前走で菊花賞・天皇賞(秋)・ジャパンカップを使ってくるこのレース。その影響もあってか、前走の人気にはばらつきが多いが、前々走が海外のレースだった馬を除き、前々走の単勝人気別成績を調べたところ、ある傾向が浮かび上がった。前々走が凱旋門賞だった2006年優勝のディープインパクトを除く優勝馬9頭すべてが、前々走で3番人気以内に推されていたのだ。また、連対馬で見ても、前々走で6番人気以下だった馬は皆無で、前々走で5番人気以内に支持されていることが望ましいと言えるだろう。〔表6〕

(河野道夫)
〔表6〕前々走の単勝人気別成績(過去10年)

人気 成績 勝率 連対率 3着内率
1番人気 4-3-1-23 12.9% 22.6% 25.8%
2番人気 3-3-1-22 10.3% 20.7% 24.1%
3番人気 2-0-3-13 11.1% 11.1% 27.8%
4、5番人気 0-3-3-22 0% 10.7% 21.4%
6〜9番人気 0-0-2-20 0% 0% 9.1%
10番人気以下 0-0-0-12 0% 0% 0%

※前々走が海外のレースだった馬を除く

出走馬プロフィール


HIGHLOW
中山競馬場では第53回有馬記念(GI)(12月28日 中山 2,500m・芝 フルゲート16頭)が行われます。牝馬としては37年振りの有馬記念制覇に挑むダイワスカーレット(牝4 父:アグネスタキオン 栗東・松田国英)、GI4勝とメンバー中一番の実績を持つメイショウサムソン(牡5 父:オペラハウス 栗東・高橋成忠)、グランプリ連覇を目指すマツリダゴッホ(牡5 父:サンデーサイレンス 美浦・国枝栄)、前走のジャパンカップでGI初制覇を飾ったスクリーンヒーロー(牡4 父:グラスワンダー 美浦・鹿戸雄一)などがラインナップに名を連ねています。

参考レース



競走成績・レース映像
2008年6月29日
第49回 宝塚記念(GI)

優勝:エイシンデピュティ
2着:メイショウサムソン
3着:インティライミ



競走成績・レース映像
2008年9月28日
第54回 産経賞オールカマー(GII)

優勝:マツリダゴッホ
2着:キングストレイル
3着:トウショウシロッコ



競走成績・レース映像
2008年10月26日
第69回 菊花賞(JpnI)

優勝:オウケンブルースリ
2着:フローテーション
3着:ナムラクレセント



競走成績・レース映像
2008年11月2日
第138回 天皇賞(秋)(GI)

優勝:ウオッカ
2着:ダイワスカーレット
3着:ディープスカイ



競走成績・レース映像
2008年11月9日
第46回 アルゼンチン共和国杯(JpnII)

優勝:スクリーンヒーロー
2着:ジャガーメイル
3着:アルナスライン



競走成績・レース映像
2008年11月16日
第33回 エリザベス女王杯(GI)

優勝:リトルアマポーラ
2着:カワカミプリンセス
3着:ベッラレイア



競走成績・レース映像
2008年11月30日
第28回 ジャパンカップ(GI)

優勝:スクリーンヒーロー
2着:ディープスカイ
3着:ウオッカ



競走成績・レース映像
2008年12月6日
第42回 ステイヤーズS(JpnII)

優勝:エアジパング
2着:フローテーション
3着:トウカイエリート

ご注意:当コーナーの情報は、制作段階の情報に基づき制作されております。出走回避などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。