海外競馬発売

メルボルンカップ(G1)

フレミントン競馬場 3200メートル(芝)3歳以上

発売開始時刻
日本時間11月5日(火曜)
ネット投票:午前7時00分
発走予定時刻
日本時間11月5日(火曜)午後1時00分

2019年メルボルンカップ データ分析

過去のメルボルンカップの結果から、レースの傾向を徹底分析

過去10年で単勝オッズ10倍以上の馬が7勝

過去10年のメルボルンカップ出走馬の単勝人気別成績をまとめたのが〔表1〕。「1番人気」の馬は1勝(2013年フィオレンテ)にとどまっており、3着も2回だけと苦戦している。「6から9番人気」の馬が4勝、2着2回、3着4回と、多頭数によるハンデキャップレースらしく下位人気馬にもチャンスがある。また、過去10年の優勝馬の単勝オッズを見ても、10倍以上のオッズがついた馬が7勝を挙げており、そのうち2015年のプリンスオブペンザンスにいたっては、なんと単勝101倍(24頭中23番人気タイ)という大穴だった。〔表2〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
単勝人気別成績(過去10年)
単勝人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 1 0 2 8 9.1% 9.1% 27.3%
2番人気 1 1 0 8 10.0% 20.0% 20.0%
3番人気 2 0 0 9 18.2% 18.2% 18.2%
4番人気 1 2 1 4 12.5% 37.5% 50.0%
5番人気 0 1 1 9 0% 9.1% 18.2%
6〜9番人気 4 2 4 45 7.3% 10.9% 18.2%
10番人気以下 1 4 2 121 0.8% 3.9% 5.5%
注記:
2009年から2015年までと2017年は現地競馬統轄団体レーシングオーストラリア発表、2016年と2018年はJRA発表の単勝オッズを基準とした

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕
優勝馬の単勝オッズ(過去10年)
年度 優勝馬 単勝オッズ
2009年 ショッキング 10
2010年 アメリケイン 13
2011年 ドゥーナデン 8.5
2012年 グリーンムーン 20
2013年 フィオレンテ 7
2014年 プロテクショニスト 8
2015年 プリンスオブペンザンス 101
2016年 アルマンダン 15.5
2017年 リキンドリング 15
2018年 クロスカウンター 12.4
注記:
2009年から2015年までと2017年は現地競馬統轄団体レーシングオーストラリア発表、2016年と2018年はJRA発表の単勝オッズを基準とした

52キログラム以下の軽ハンデ馬が3連勝中

過去10年のメルボルンカップ出走馬の負担重量別成績を調べると、「52キログラム以下」の馬と「54から55キログラム」の馬が4勝を挙げて並んでいる。特に前者は2016年のアルマンダン(52キログラム)、2017年のリキンドリング(51.5キログラム)、昨年のクロスカウンター(51キログラム)と3連勝中。このゾーンの馬には注意を払う必要がある。一方、「57キログラム以上」の重いハンデを背負った馬は、2014年レッドカドー(57キログラム)の2着と2015年クライテリオン(57.5キログラム)の3着があるだけ。トップハンデの馬に至っては3着以内に入っていない。過去40年という長いスパンで見ても、57キログラム以上のハンデを背負って勝った馬は、2005年のマカイビーディーヴァ(58キログラム=トップハンデ。2003年から2005年にかけて3連覇)のみとなっている。〔表3〕〔表4〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表3〕
負担重量別成績1(過去10年)
負担重量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
52kg以下 4 1 0 38 9.3% 11.6% 11.6%
52.5〜53.5kg 1 3 2 59 1.5% 6.2% 9.2%
54〜55kg 4 4 4 63 5.3% 10.7% 16.0%
55.5〜56.5kg 1 1 3 28 3.0% 6.1% 15.2%
57kg以上 0 1 1 16 0% 5.6% 11.1%

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕
負担重量別成績(過去10年)
負担重量 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
トップハンデ 0 0 0 11 0% 0% 0%
注記:
2016年はトップハンデ(57キログラム)が2頭

ここ2年はヨーロッパ調教馬が上位3着までを独占

過去10年のメルボルンカップで3着以内に入った馬の調教国をチェックすると、地元オーストラリア調教馬が5勝、2着2回、3着5回の成績。ただ、近年はヨーロッパ調教馬が強く、2017年はアイルランド調教馬が、昨年はイギリス調教馬が上位3着までを独占した。また、イギリスからオーストラリアへ移籍して2012年1着となったグリーンムーンと2013年1着のフィオレンテ、ドイツから移籍して2016年1着のアルマンダンなどヨーロッパからオーストラリアへ移籍した馬の活躍も顕著。昨年は5着までをヨーロッパ調教馬と元ヨーロッパ調教馬で占めた。なお、日本調教馬は過去9頭が出走して、2006年にデルタブルースが優勝、ポップロックが2着と見事にワンツーフィニッシュを決めている。〔表5〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕
3着以内馬の調教国(過去10年)
年度 1着馬 2着馬 3着馬
2009年 オーストラリア イギリス 南アフリカ
2010年 フランス オーストラリア オーストラリア
2011年 フランス イギリス オーストラリア
2012年 オーストラリア オーストラリア イギリス
2013年 オーストラリア イギリス イギリス
2014年 ドイツ イギリス オーストラリア
2015年 オーストラリア アイルランド オーストラリア
2016年 オーストラリア アイルランド オーストラリア
2017年 アイルランド アイルランド アイルランド
2018年 イギリス イギリス イギリス
注記:
C.アップルビー調教師とS.ビン・スルール調教師の管理馬は、イギリス調教馬扱いとした

中2日の強行日程でも好走

過去10年のメルボルンカップで3着以内に入った馬の前走別成績を見ると、18レースと数が多く、これといった大きな偏りがないのが特徴といえる。特に近年はヨーロッパからの遠征馬も多く、臨戦課程の選択肢は多岐にわたる。頭に入れておきたいのは地元オーストラリアのレースを使ってきた馬の臨戦過程。〔表6〕の上から3つのレースをみても、ジーロンカップからメルボルンカップまでの出走間隔は中12日、同じくコックスプレートからは中9日、ホッサムハンデからは中2日(いずれも2019年の開催日での間隔)とかなり短く、この点を気にする必要はないだろう。昨年もアプリンスオブアランがホッサムハンデから中2日で3着に好走した。〔表6〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕
3着以内馬の前走(過去10年)
前走 メルボルンカップにおける成績
1着 2着 3着
ジーロンカップ(オーストラリア) 2 1 0
コックスプレート(オーストラリア) 2 0 2
ホッサムハンデ(オーストラリア) 1 1 1
英セントレジャー(イギリス) 1 0 0
ハーバートパワーS(オーストラリア) 1 0 0
グレートヴォルティジュールS(イギリス) 1 0 0
ムーニーバレーゴールドカップ(オーストラリア) 1 0 0
ザバートカミングス(オーストラリア) 1 0 0
愛セントレジャー(アイルランド) 0 2 0
コーフィールドカップ(オーストラリア) 0 1 3
ロンズデイルカップ(イギリス) 0 1 0
フォワ賞(フランス) 0 1 0
ケルゴルレイ賞(フランス) 0 1 0
セプテンバーS(イギリス) 0 1 0
イボアヘリテージハンデ(イギリス) 0 1 0
マッキノンS(オーストラリア)(注1) 0 0 1
英マーチS(イギリス) 0 0 2
一般戦(アイルランド) 0 0 1
注1:
2016-2017年シーズン以降、開催時期がメルボルンカップのあとに移行。現在はステップレースではない

ドイツの名種牡馬モンズンに注目

過去5年のメルボルンカップで3着以内に入った馬の父馬と母の父馬をまとめたのが〔表7〕。注目したいのが、父馬か母の父馬にモンズンあるいはその直仔を持つ馬で、2014年1着のプロテクショニスト(父馬がモンズン)、2015年2着、2017年3着のマックスダイナマイト(母の父馬がモンズン)、2016年1着のアルマンダン(父馬がモンズン)、昨年3着のアプリンスオブアラン(父馬シロッコがモンズンの直仔にあたる)と好走している。さらに遡ると2012年2着、2013年1着のフィオレンテも父馬がモンズンだから、ここ7年連続でモンズン血脈を持つ馬が3着以内に入っていることになる。モンズンはドイツのリーディングサイヤーに4回(2000年、2002年、2004年、2006年)輝いた名種牡馬。スタミナに優れており、長距離G1のメルボルンカップにおいてその存在感が際立っている。

文:秋山 響(TPC)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表7〕
3着以内馬の父馬と母の父馬(過去5年)
着順 馬名 父馬 母の父馬
2014年 1 プロテクショニスト Monsun(ブランドフォード系) パントレセレブル(ノーザンダンサー系・ ヌレイエフ系)
2 レッドカドー Cadeaux Genereux(テューダーミンストレル系) パントレセレブル(ノーザンダンサー系・ ヌレイエフ系)
3 フーショットザバーマン ヤマニンバイタル(サーゲイロード系) Carolingian(ハイペリオン系)
2015年 1 プリンスオブペンザンス ペンタイア(ノーザンダンサー系・ ビーマイベスト系) Mr. Prospector(ミスタープロスペクター系)
2 マックスダイナマイト グレイトジャーニー(ヘイルトゥリーズン系) Monsun(ブランドフォード系)
3 クライテリオン Sebring(ヘイルトゥリーズン系) Bite the Bullet(ボールドルーラー系)
2016年 1 アルマンダン Monsun(ブランドフォード系) Tiger Hill(ノーザンダンサー系・ ダンジグ系)
2 ハートブレークシティー Lando(ヘラルド系) パントレセレブル(ノーザンダンサー系・ ヌレイエフ系)
3 ハートネル Authorized(ノーザンダンサー系・ サドラーズウェルズ系) Anabaa(ノーザンダンサー系・ ダンジグ系)
2017年 1 リキンドリング High Chaparral(ノーザンダンサー系・ サドラーズウェルズ系) Salse(ノーザンダンサー系・ トップサイダー系)
2 ヨハネスフェルメール Galileo(ノーザンダンサー系・ サドラーズウェルズ系) Holy Roman Emperor(ノーザンダンサー系・ ダンジグ系)
3 マックスダイナマイト グレイトジャーニー(ヘイルトゥリーズン系) Monsun(ブランドフォード系)
2018年 1 クロスカウンター Teofilo(ノーザンダンサー系・ サドラーズウェルズ系) Kingmambo(ミスタープロスペクター系)
2 マルメロ Duke of Marmalade(ノーザンダンサー系・ ダンジグ系) In the Wings(ノーザンダンサー系・ サドラーズウェルズ系)
3 アプリンスオブアラン Shirocco(ブランドフォード系) Storming Home(ミスタープロスペクター系)

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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