海外競馬発売

ベルモントステークス(G1)

ベルモントパーク競馬場 2400メートル(ダート)3歳

発売開始時刻
日本時間6月8日(土曜)
ネット投票:午前7時00分
UMACA投票:午前9時20分または午前9時30分
発走予定時刻
日本時間6月9日(日曜)午前7時37分

2019年ベルモントステークス データ分析

過去のベルモントSの結果から、レース傾向を徹底分析

前走ケンタッキーダービー組に注目

過去10年のベルモントSで3着以内に入った馬の前走をチェックすると、アメリカ三冠初戦のケンタッキーダービー組が5勝、2着5回、3着5回と好成績。三冠競走2戦目のプリークネスS組も2勝、2着1回、3着4回と好走が目立っている。特にここ4年では、昨年2着のグロンコウスキー(前走はイギリスのリステッド・バラードンS)を除いて、3着以内馬の前走はいずれもケンタッキーダービーかプリークネスSだった。〔表1〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表1〕
ベルモントS3着以内馬の前走(過去10年)
前走 ベルモントSにおける成績
1着 2着 3着
ケンタッキーダービー(G1・アメリカ) 5 5 5
プリークネスS(G1・アメリカ) 2 1 4
一般戦(アメリカ) 1 1 1
ピーターパンS(G3・アメリカ)(注1) 1 1 0
ドワイヤーS(G3・アメリカ)(注2) 1 1 0
バラードンS(リステッド・イギリス) 0 1 0
注1:
G2時を含む。2010年は行われず
注2:
G2時を含む。2010年は通常7月上旬開催のドワイヤーSがピーターパンSの時期に行われた。ドワイヤーSが5月に行われたのは過去10年でこの年だけ

プリークネスSだけの出走は好走例が少ない

前項に関連して、過去10年のベルモントSで3着以内に入った馬について、一冠目のケンタッキーダービーと二冠目のプリークネスSの出走歴に焦点を当てたデータが〔表2〕。注目したいのは「ケンタッキーダービーには出走せずにプリークネスSだけ出走していた馬(過去10年で9頭出走)」は3着以内に1頭だけ(3着)しか入っていない、という点。前項では前走プリークネスS組が過去10年のベルモントSで2勝、2着1回、3着4回というデータを示したが、そのほとんどはケンタッキーダービーとプリークネスSの両方に出走していた馬だったというわけだ。また、比較的余裕のある臨戦過程と言える「ケンタッキーダービーに出走した後でプリークネスSを回避した組」や「ケンタッキーダービーとプリークネスSのどちらにも出走しなかった組」の好成績も目立つ。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表2〕
ベルモントS3着以内馬のアメリカ二冠競走の出走歴別成績(過去10年)
アメリカ二冠競走の出走歴 ベルモントSにおける成績
1着 2着 3着
ケンタッキーダービー、プリークネスSともに出走 2 1 3
ケンタッキーダービーだけ出走 5 5 5
プリークネスSだけ出走 0 0 1
ケンタッキーダービー、プリークネスSともに不出走 3 4 1

極端な追い込み勢は苦戦

過去10年のベルモントSにおける残り400メートル地点での位置別成績を振り返ると、「先頭」が3着内率90.0%、「2から5番手」が3着内率45.0%と、逃げ・先行馬、もしくは早めに先頭に立つか、早めに先頭集団に取りついた馬が有利という傾向が出ている。「6から9番手」の1勝は2016年のクリエイターによるもので、道中は後方の10番手あたりにつけていたが、それでも残り400メートル地点では5番手とあまり差のない6番手までポジションを押し上げていた。差し・追い込み勢が上位争いに加わるには、3コーナーから最後の直線手前にかけての間でポジションを上げていき、なおかつそこからもうひと伸びするという持続力ある末脚が求められると言えそうだ。〔表3〕

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表3〕
残り400メートル地点での位置別成績(過去10年)
位置 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
先頭 3 4 2 1 30.0% 70.0% 90.0%
2〜5番手 6 5 7 22 15.0% 27.5% 45.0%
6〜9番手 1 1 1 36 2.6% 5.1% 7.7%
10番手以下 0 0 0 19 0% 0% 0%
注記:
競走中止した馬は含まない

過去10年、アメリカ・ケンタッキー州産馬が全勝

過去10年のベルモントS出走馬の生産国別成績をまとめたのが〔表4〕。2015年4着のムブタヒージ(アイルランド産)以外、出走馬は全てアメリカ産馬だった。また、過去10年のベルモントSで3着以内に入った馬の生産州別成績を調べると、ケンタッキー州生産馬が10勝、2着9回、3着8回と圧倒的な強さを見せている〔表5〕。ちなみに、アメリカ以外で産まれた馬による優勝は過去9例あり、ギャラントマン(1957年)やケルティックアッシュ(1960年)などイギリス産馬が6勝、キャヴァン(1958年)とゴーアンドゴー(1990年)のアイルランド産馬が2勝、カナダ産馬のヴィクトリーギャロップ(1998年)が1勝を挙げている。なお、日本産馬では2002年にサンデーブレイク(父フォーティナイナー。キズナの半兄、ファレノプシスの半弟)がサラヴァ、メダリアドロに続く3着に入っている。

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表4〕
生産国別成績(過去10年)
生産国 1着 2着 3着 4着以下
アメリカ 10 10 10 81
アイルランド 0 0 0 1

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表5〕
ベルモントS3着以内馬のアメリカ国内の生産州別成績(過去10年)
生産州 ベルモントSにおける成績
1着 2着 3着
ケンタッキー 10 9 8
ニュージャージー 0 1 0
フロリダ 0 0 2
注記:
過去10年の3着以内馬は全てアメリカ産

タピット産駒が大活躍

過去5年のベルモントSで3着以内に入った馬の父馬を記したのが〔表6〕。際立つのはタピット産駒の強さで、2014年のトーナリスト、2016年のクリエイター、2017年のタップリットと3頭が優勝。ほかにもフロステッドが2015年2着、日本調教馬のラニが2016年3着、ホフバーグが昨年3着と、タピットの産駒が5年連続で3着以内に入っている。2014年から2016年にかけて3年連続で北米チャンピオンサイヤーに輝いたタピットの産駒が出走してくれば要チェックだ。

文:秋山 響(TPC)

注記:表は横にスクロールすることができます。

〔表6〕
3着以内馬の父馬(過去5年)
1着馬 2着馬 3着馬
2014年 Tapit(エーピーインディ系) A.P.Indy(エーピーインディ系) Dynaformer(ヘイルトゥリーズン系)
2015年 Pioneerof the Nile(ミスタープロスペクター系) Tapit(エーピーインディ系) Curlin(ミスタープロスペクター系)
2016年 Tapit(エーピーインディ系) Giant's Causeway(ノーザンダンサー系) Tapit(エーピーインディ系)
2017年 Tapit(エーピーインディ系) Curlin(ミスタープロスペクター系) Union Rags(ノーザンダンサー系)
2018年 Scat Daddy(ノーザンダンサー系) Lonhro(サーゲイロード系) Tapit(エーピーインディ系)

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

ページトップへ戻る
表示モード: