海外競馬発売

香港ヴァーズ(G1)

シャティン競馬場 2400m(芝)3歳以上

  • 発売開始時刻日本時間12月10日(日曜)10時00分

  • 発走予定時刻日本時間12月10日(日曜)15時00分

出走馬情報

  • 香港国際競走4レース 出走馬Profiles

12月6日(水曜)時点

アイルランド

ハイランドリール

牡5歳

HIGHLAND REEL(IRE)

父は現役時代に英ダービーやキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(以上、G1・イギリス)に勝ち、種牡馬としても英愛チャンピオンサイヤーに8度も輝くガリレオで、祖母はAJCオークス(G1・オーストラリア)の勝ち馬サークルズオブゴールド。近親にはドバイデューティフリー(G1・UAE)を制したエルヴストロームを筆頭に数多くの活躍馬がいます。

ハイランドリールは、今年これまでに平地G1で27勝を挙げ、年間平地G1世界最多勝記録を塗り替えたアイルランドのA.P.オブライエン調教師の管理馬。3歳(2015年)8月にアメリカのセクレタリアトS(芝2000m)でG1初制覇を果たすと、同年12月には香港ヴァーズ(G1、芝2400m)も制しました。

4歳を迎えた昨年は、7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(芝2400m)を鮮やかに逃げ切り勝ち。秋には凱旋門賞(G1・フランス)2着を経て向かったアメリカのブリーダーズカップターフ(G1・芝2400m)で、2014年と2015年の凱旋門賞2着馬フリントシャー(2着)や2016年の凱旋門賞馬ファウンド(3着)を逃げて完封。暮れの香港ヴァーズでは最後にサトノクラウンに差されはしましたが2着に入りました。

今年は、始動戦となった3月のドバイシーマクラシック(G1・UAE)は不得手の道悪で最下位7着に終わりましたが、続くコロネーションカップ(G1・イギリス、芝2410m)とプリンスオブウェールズS(G1・イギリス、芝2000m)を連勝して3年連続となる複数回G1制覇を達成。その後は7月のキングジョージⅥ世&クイーンエリザベスSが稍重馬場でエネイブルの9馬身1/4差4着、10月の英チャンピオンS(G1・イギリス)は重馬場でクラックスマンの7馬身1/4差4着と大きく離されましたが、前走良馬場で争われた11月4日のブリーダーズカップターフでは勝ったタリスマニックから3/4馬身差の3着と差のない競馬をしました。

騎手ライアン・ムーア(Ryan Moore)

年齢:34歳

近年の世界屈指の騎手のひとり。2014年にG1競走15勝を挙げて同年に創設されたロンジン・ワールドベストジョッキーの初代チャンピオンになる。2016年にも再び受賞。2000年5月にトウスター競馬場で障害騎手として、父であるゲイリー・ムーア調教師が管理するマージービートで初勝利を達成。その後すぐに平地騎手に転向し、2002年1月にリングフィールド競馬場でマーウェルズキスに騎乗して平地初勝利を挙げた。2006年にヨーク競馬場でノットナウケイトに騎乗して制した英インターナショナルSがG1初勝利。2017年だけでG1競走20勝を達成。これまでに異なる10か国で積み重ねたG1勝利数は109。凱旋門賞、英ダービー、ジャパンカップ、ブリーダーズカップ、メルボルンカップなど世界一流の競走の多くに優勝している。

  • 表彰歴

    イギリスリーディングジョッキー(2006年、2008年、2009年)、イギリス見習騎手チャンピオン(2003年)、インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ優勝〔2009年(同点)、2010年〕、ロンジン・ワールドベストジョッキー(2014年、2016年)

  • 香港国際競走

    4勝 香港カップ(2010年スノーフェアリー、2016年モーリス)、香港マイル(2015年モーリス)、香港ヴァーズ(2015年ハイランドリール)

  • 香港通算勝利数

    28勝

フランス

タリスマニック

牡4歳

TALISMANIC(GB)

トラヴァーズSやホイットニーハンデ(以上、G1・アメリカ)を制し、種牡馬としてはアメリカ年度代表馬のレイチェルアレクサンドラやアメリカ最優秀2歳牝馬、同3歳牝馬のソングバードなどを送るメダリアドロの産駒。母マジックミッションはアメリカのロイヤルヒロインS(G3)の勝ち馬です。

フランスのチャンピオントレーナーにこれまで27度も輝き、2014年にはフリントシャーで香港ヴァーズ(G1)を制したA.ファーブル調教師が管理するタリスマニックは2歳(2015年)10月にデビュー3戦目〔フランス(以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りフランス)、芝1800m〕で初勝利を挙げて2歳シーズンを終えました。

3歳になった昨年は2戦目となった5月のアヴル賞(準重賞、芝2400m)を快勝すると、続く仏ダービー4着、パリ大賞5着とG1でも健闘。秋にはテュレンヌ賞(準重賞、芝2400m)を3馬身差で制した勢いに乗って凱旋門賞(G1)にも挑戦しました(11着)。

今年は4月にロードシーモア賞(芝2400m)を勝って3つ目の準重賞勝ちを記録。そこからエドゥヴィル賞(G3)2着、シャンティイ大賞(G2)2着と少し足踏みがありましたが、7月のモーリスドニュイユ賞(G2・芝2800m)では中団から力強く抜け出して重賞初制覇を果たしました。その後は9月のフォワ賞(G2)でサトノダイヤモンド(4着)に先着する3着に入ると、凱旋門賞をパスして、前走11月4日のブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ、芝2400m)に出走。内の5番手でじっくりと脚をためると、最後の直線で抜け出してG1初制覇を果たしています(ハイランドリールが3着)。

日本

キセキ

牡3歳

KISEKI(JPN)

香港のG1・クイーンエリザベスⅡ世カップを制したほか、金鯱賞、日経新春杯、アメリカジョッキークラブカップ(以上、GⅡ)など5つの重賞を制したルーラーシップの産駒。祖母ロンドンブリッジは桜花賞(GⅠ)2着馬で、その産駒にはオークス(GⅠ)を勝ったダイワエルシエーロがいます。

父も管理した角居勝彦調教師〔香港ではルーラーシップのクイーンエリザベスⅡ世カップのほか、ハットトリックで香港マイル(G1)に優勝〕が手がけるキセキは2歳(2016年)12月の芝1800m戦を中団からあっさりと抜け出して3馬身半差で快勝。2歳シーズンを1戦1戦で終えました。

3歳を迎えた今年はセントポーリア賞5着、すみれS3着、毎日杯(GⅢ)3着とシーズン前半は勝ち切れませんでしたが、放牧を挟んで迎えた7月の500万下(芝2000m)を後方から楽々と突き抜けて2勝目を挙げると、続く信濃川特別(1000万下、芝2000m)もやはり後方から際立った末脚を披露して連勝。その後、2度目の重賞挑戦となった神戸新聞杯(GⅡ)ではダービー馬レイデオロの2着に終わりましたが、続いて向かった前走10月22日の菊花賞(GⅠ、芝3000m)では不良馬場をものともせずに直線で外から伸びて2馬身差で優勝。GⅠ初制覇をクラシックレースで飾っています。

イギリス

スマートコール

牝6歳

SMART CALL(SAF)

フランスのニエル賞(G2)で2着に入った実績を持つアイディアルワールド(父キングマンボ、母はヨーロッパ最優秀3歳牝馬、アメリカ最優秀芝牝馬のバンクスヒル)の産駒。近親にはダーバンジュライやサウスアフリカンダービー(G1)を制して南アフリカ最優秀3歳牡・せん馬に選ばれたグレイズインがいます。

南アフリカのA.レアード厩舎からデビューしたスマートコールは2014年9月にデビュー2戦目(南アフリカ、芝1400m)で初勝利を挙げ、翌年5月にはウーラヴィントン2000(南アフリカ、芝2000m)を大外から差し切って優勝。重賞初制覇をG1で飾りました。

その後11月のイピトンビチャレンジ(G2・南アフリカ、芝1600m)で2つ目の重賞勝ちを収めると、翌16年1月のパドックS(G1・南アフリカ、芝1800m)を2馬身差、続く南アフリカを代表するレースのひとつであるJ&Bメット(G1・芝2000m)も残り100mから一気に引き離して3馬身半差で圧勝。南アフリカの最優秀古牝馬及び最優秀中距離馬に選出されました。

スマートコールはその後モーリシャスでの3か月にも及ぶ長い検疫を経てイギリスのM.スタウト厩舎に移籍。ヨーロッパでの初戦で、約1年4か月ぶりのレースとなった今年5月のミドルトンS(G2・イギリス)で後方からゴール前で差を詰めてブロンドミーの3着に入り、ヨーロッパでの重賞制覇も近いと思われましたが、その後はデュークオブケンブリッジS(G2・イギリス)4着、プリティポリーS(G1・アイルランド)、7着、ジャンロマネ賞(G1・フランス)4着、そして前走9月10日のブランドフォードS(G2・アイルランド)、6着といずれも牝馬限定の重賞で敗れています。

騎手ジム・クローリー(Jim Crowley)

年齢:39歳

2006年に平地騎手に完全転向するまでイギリスで障害騎手として活躍。2016年にイギリスリーディングを獲得。その後ハムダン殿下の主戦騎手に指名された。通算7勝のG1勝利のうち4つを今シーズンに達成。直近の勝利はアベイドロンシャン賞(バターシュ)。ユリシーズともコンビを組み、エクリプスSと英インターナショナルSを優勝。また、ヒアカムズホエンをサセックスSの勝利に導いた。最初のG1勝利はロードシャナキルで優勝した2009年のジャンプラ賞。2016年にリーディングを獲得するが、その9月には46勝を挙げてイギリスにおける月間最多勝利の新記録を樹立している。

  • 表彰歴

    イギリスリーディングジョッキー(2016年)

  • 香港通算勝利数

    0勝

フランス

ティベリアン

牡5歳

TIBERIAN(FR)

ブレーメン大賞(G3・ドイツ)を制したティベリウスカエサルの産駒です。ティベリウスカエサルの主な役割は当て馬で、その中で得た数少ない交配機会の中から登場した重賞ウイナーがティベリアンです。近親には独ダービー(G1・ドイツ)を制したオールマイドリームズがいます。

フランスのA.クエティル調教師が管理するティベリアンは3歳(2015年)8月にデビュー3戦目〔フランス(以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りフランス)、芝3000m〕で初勝利。続く一般戦(芝2600m)も連勝すると、重賞初挑戦となったショードネイ賞(G2)でも、その後ロイヤルオーク賞(G1)やカドラン賞(G1)を制すことになるヴァジラバドの2着に健闘しました。

昨年はコンセイユドパリ賞(G2)で2着に入り、バーデン大賞(G1・ドイツ)でも4着と重賞路線でまずまずの走りを見せましたが、6戦して未勝利。本格化したのは今年に入ってからで、3月のポルトドマドリッド賞(準重賞、芝2400m)と5月のエドゥヴィル賞(G3、芝2400m)でともに後にブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)を制すタリスマニックを2着に下して優勝。7月のサンクルー大賞(G1)は逃げて7着と崩れましたが、8月のルー賞(G3、芝2500m)を逃げ切って巻き返すと、続く9月のドーヴィル大賞(G2、芝2500m)では中団に控える競馬で優勝。3つ目の重賞勝ちを収めました。その後、オーストラリアに遠征して臨んだ前走11月7日のメルボルンカップ(G1)は後方待機からレース中盤に動いて3番手で直線に向きましたが、そこから粘れず7着に終わりました。

騎手オリビエ・ペリエ(Olivier Peslier)

年齢:44歳

フランスのリーディング騎手に4度輝き、過去25年にわたり世界ベスト騎手の一人として活躍、これまで積み上げてきたG1勝利数は100以上にのぼる。4度の凱旋門賞制覇(1996年エリシオ、1997年パントレセレブル、1998年サガミックス、2012年ソレミア)、2度のジャパンカップ制覇(2001年ジャングルポケット、2004年ゼンノロブロイ)の他、ブリーダーズカップマイル3連覇などG1競走で14勝を挙げたゴルディコヴァやパントレセレブル、ゼンノロブロイ、バンクスヒル、シリュスデゼーグルなどの手綱を取った。2013年にはアンテロで仏ダービーを制覇、16年前にパントレセレブルで制して以来自身2度目の勝利となった。また、2017年5月にはプレシューズで仏1000ギニーを制覇、自身3度目の勝利となった。

  • 表彰歴

    フランスリーディングジョッキー(1996年、1997年、1999年、2000年)

  • 香港国際競走

    7勝 香港マイル(1999年ドックサイダー、2005年ハットトリック)、香港ヴァーズ(1995年パトリパル、1999年ボルジア、2007年・2008年ドクターディーノ)、香港カップ(2009年ヴィジョンデタ)

  • 香港通算勝利数

    12勝

イギリス

ケミカルチャージ

牡5歳

CHEMICAL CHARGE(IRE)

2009年シーズンを凱旋門賞(フランス)、英ダービー(イギリス)、英2000ギニー(イギリス)を含む6戦無敗(全てG1)で終え、同年のヨーロッパ年度代表馬に選ばれたシーザスターズの産駒。曽祖母ウィークエンドサプライズの産駒にはアメリカ年度代表馬で、北米チャンピオンサイヤーのエーピーインディがいます。

イギリスのR.ベケット厩舎に所属するケミカルチャージは2歳(2014年)10月のデビュー戦〔イギリス(以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りイギリス)、芝1600m〕と2戦目(オールウェザー1600m)を連勝して2歳シーズンを終えましたが、3歳時は不出走。4歳に入ってからの3戦はアイルランドのG.ライオンズ厩舎で迎え、愛インターナショナルS(G3・アイルランド)を含む3戦全てで2着の後、再びベケット厩舎に転厩。準重賞で2戦してともに2着でシーズンを終えました。

5歳を迎えた今年は4月の一般戦(芝1600m)で優勝した後、2戦目のジョンポーターS(G3)はゴール前で差されて2着。続いてブリンカーを着けて臨んだアルラーヤンS(G3)は最下位(6着)に敗れましたが、ブリンカーを外した6月のハードウィックS(G2)では後方から馬群をさばきつつ追い上げてアイダホの3着。9月には直線で前が壁になって外に持ち出す場面がありながらも、ゴール前で先行馬をかわしてセプテンバーS(G3、オールウェザー2400m)に優勝し、重賞初制覇を果たしました。その後は、10月15日の前走カナディアンインターナショナル(G1・カナダ)に出走しましたが、最後方追走から直線でも伸び切れず6着に終わっています。

騎手オシーン・マーフィー(Oisin Murphy)

年齢:22歳

ヨーロッパのカタールレーシングの専属騎手。アイルランドのキラーニー出身でアイルランドポニーレーシングサーキットを卒業。チェルトナムゴールドカップ優勝騎手である叔父ジム・カロティーに騎乗技術を学び、夏期休暇ではトミー・スタック調教師やエイダン・オブライエン(A.P.オブライエン)調教師のもとで働いた。2012年10月にアンドリュー・ボールディング(A.ボールディング)厩舎の見習騎手になる。初騎乗は2013年5月、18歳の時。最初のシーズンでは、歴史ある短距離ハンデキャップ競走をメインに据えたエアゴールドカップデイで4勝をあげるなど41勝を挙げた。2016-2017年シーズンに香港で短期免許を取得して4勝を挙げる前にオーストラリアやUAEで活躍をした。2017年10月にアクレイムに騎乗してフォレ賞(G1)を優勝。その2週間後にはE.P.テイラーS(ブロンドミー)に勝利した。

  • 表彰歴

    イギリス見習騎手チャンピオン(2014年)

  • 香港通算勝利数

    4勝

イギリス

デインヒルコディアック

牡4歳

DANEHILL KODIAC(IRE)

イギリスのハックウッドS(G3)で2着に入ったコディアックの産駒です。コディアックは英スプリントカップ(G1・イギリス)を制し、種牡馬としてもヨーロッパ年度代表馬キングマンを筆頭に数多くの活躍馬を送るインヴィンシブルスピリットの半弟。コディアック自身も種牡馬として成功しており、ティギーウィギーがチェヴァリーパークS(G1・イギリス)に優勝。今年は2歳馬が11月29日現在で54頭も勝ち上がり、世界新記録を打ち立てています。

イギリスのR.ハノン調教師が手がけるデインヒルコディアックは2歳(2015年)8月にデビュー3戦目〔イギリス(以下、同馬が出走したレースの開催国は断りのない限りイギリス)、オールウェザー1600m〕で初勝利。そこからはしばらくハンデ路線を歩み、昨年9月には上級ハンデ戦であるアップルタイザーSで2着に入るなど堅実な走りを見せました。

今年は初戦となった8月の一般ハンデ戦(芝2400m)を快勝すると、初の重賞挑戦となったセプテンバーS(G3)が逃げてケミカルチャージの4着。その後、一般ハンデ戦2着を挟んで向かったカンバーランドロッジS(G3・芝2400m)では逃げて粘り腰を見せ、最後は仏ダービー(G1・フランス)2着馬ヴァルトガイストの追撃を辛うじて振り切って優勝しました。重賞ウイナーになって迎えた続く前走10月28日のワージントンズインディゴレジャーS(G3)は勝ち馬を見るような形で先行しましたが、直線で突き放されて3着でした。

騎手ショーン・レヴィー(Sean Levey)

年齢:29歳

アフリカ南部に位置するスワジランド出身。13歳の時にエイダン・オブライエン(A.P.オブライエン)厩舎で働き始めた。エプソムのロン・スミス調教師のもとで修行をしていた父ミッキーが家族揃ってアフリカからアイルランドに移住しバリードイルでの仕事を得た。最初の重賞勝利は2008年10月、エイダン・オブライエン(A.P.オブライエン)調教師が管理するサームに騎乗して優勝したコンコルドS(G3)。アイルランドでのベストシーズンは16勝を挙げた2010年。2011年にイギリスに移籍。リチャード・ハノン(R.ハノン)厩舎に移る前はデイヴィッド・オメーラ厩舎に仕えた。2016年の英ダービーではハンフリーボガートに騎乗。黒人騎手が同競走に参加するのはこれが初めてだと言われている(結果は5着)。2017年は最高の一年となっており、キャリアハイとなる70勝に加えてカンバーランドロッジS(デインヒルコディアック)を含めた3つのG3競走を優勝。今回が香港初騎乗となる。

  • 香港通算勝利数

    0勝

香港

イーグルウェイ

せん5歳

EAGLE WAY(AUS)

キングズビショップS(G1)を筆頭にアメリカで4つのダート重賞を制し、種牡馬としてはハスケル招待S(G1・アメリカ)の勝ち馬ヴェラザーノ、それに今年のブリーダーズカップスプリント(G1・アメリカ)を勝ったロイエイチなどの活躍馬を送るモアザンレディの産駒です。

イーグルウェイは最初オーストラリアのG.ムーア調教師、続いてB.ガイ厩舎に所属。2016年6月のクイーンズランドダービー(G1・オーストラリア、芝2400m)優勝を含む13戦4勝の成績を残した後、2013年にドミナントで香港ヴァーズ(G1)を制したことがある香港のJ.ムーア厩舎(香港チャンピオントレーナー7回)に移籍しました。

香港では昨年12月にクラス2の芝1600m戦で初出走初勝利(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)。1月から3月にかけて全3戦で行われる4歳クラシックシリーズでは香港クラシックマイル6着、香港クラシックカップ4着、香港ダービー6着に終わりましたが、クラス2の芝2200m戦2着を経て向かった4月のクイーンマザーメモリアルカップ(G3・芝2400m)を後方から鋭く伸びると、最後はヘレンカリズマの追撃を退けて優勝して、ステイヤーとしての資質の高さをアピール。続くチャンピオンズ&チャターC(G1)でも勝ったワーザーには3馬身差をつけられましたが、このレース2回優勝のブレイジングスピード(2着馬)とはタイム差なしの3着に入りました。

今シーズン(2017-2018年)は、10月のセレブレーションカップ6着、11月5日のレディースパース5着(以上、G3)と距離不足の2戦(芝1400mと芝1800m)でまずまずの走りを見せ、11月19日の香ジョッキークラブカップ(G2)に出走する予定でしたが、軽度の肺感染症のため同レースを回避。香港ヴァーズ(G1)に直行することになりました。

騎手トミー・ベリー(Tommy Berry)

年齢:26歳

オーストラリアのウォリックファームで厩舎を開業する父ケビン・ベリー調教師のもと馬に囲まれた環境で生まれ育つ。2007年に見習騎手となり、2009-2010年シーズンにはシドニー地区の見習騎手チャンピオンに輝いた。初G1勝利は2012年ゴールデンローズSでのエポレット。香港での免許取得初日となった2013年クイーンエリザベスⅡ世カップ当日にはミリタリーアタックで同レースを制覇した。2017-2018年シーズンからは香港に移籍し、ジョン・ムーア(J.ムーア)厩舎所属として通年免許を取得している。

  • 表彰歴

    シドニー地区見習騎手チャンピオン(2009-2010年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    61勝

アイルランド

マックスダイナマイト

せん7歳

MAX DYNAMITE(FR)

シンザン記念やダービー卿チャレンジトロフィー(以上、GⅢ)を制し、引退後はフランスで種牡馬となったグレイトジャーニーの産駒です。

マックスダイナマイトはフランスのJ.ファンハンデンホーブ厩舎からデビューしましたが、準重賞(フランス)での3着、ノアイユ賞(G2・フランス)4着が目立つ程度の成績で、キズナの7着だったニエル賞(G2・フランス)の後、セールに上場されて現オーナーにトレード。同時に現在のW.マリンズ厩舎(アイルランド)へと転厩となりました。

マリンズ厩舎に移ってからは障害競馬のG2とG3でも4着になるなど障害競馬を中心に出走していましたが、2015年8月に久々に平地の重賞となったロンズデイルカップ(G2・イギリス、芝3280m)に出走すると、これを差して4馬身半差で快勝。続くオーストラリアのメルボルンカップ(G1)でも前が壁になりながらもプリンスオブペンザンスの2着に入り、ステイヤーとしてトップレベルの力があることを示しました。

その後は10着に終わった昨年6月のアスコットゴールドカップ(G1・イギリス)で負った怪我のためレースを使えず昨年は2戦のみ。今年は8月に障害戦で復帰して9着の後、アマチュア騎手他限定の平地レース(アイルランド、芝3400m)優勝をステップにして向かった前走11月7日のメルボルンカップでは好位の内から直線で脚を伸ばして3着に入りました。

騎手グリン・スコフィールド(Glyn Schofield)

年齢:50歳

イギリス生まれ、南アフリカ育ち。南アフリカ・ダーバン地区の元見習騎手チャンピオン。2002-2003年から2005-2006年シーズンまでの4年間香港で騎乗し151勝を挙げ、2004年にリバーダンサーでクイーンエリザベスⅡ世カップ、2005年にナチュラルブリッツで香港スプリントを勝利している。2006年の夏に南アフリカ帰国後、2008年初めにオーストラリアに移住。近年はクリス・ウォーラー調教師とのコンビで、フライトS(G1)をアリジーで優勝するなど、同コンビでこれまでに31勝を挙げている。

  • 香港国際競走

    1勝 香港スプリント(2005年ナチュラルブリッツ)

  • 香港通算勝利数

    1勝

日本

トーセンバジル

牡5歳

TOSEN BASIL(JPN)

現役時代にはG1キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(イギリス)を11馬身差&当時のコースレコードで圧勝し、種牡馬としては秋華賞を制したディアドラ、エリザベス女王杯のモズカッチャン、そしてマイルチャンピオンシップのペルシアンナイトと今秋3頭の産駒がGⅠ勝ちを収めるなど波に乗るハービンジャーの産駒です。近親には同じく今年下半期にオーストラリアでエミレーツSとトゥーラクハンデ(以上、G1)に勝ったトーセンスターダムがいます。

藤原英昭調教師が管理するトーセンバジルは、デビュー2戦目となった2歳(2014年)8月の未勝利戦(芝1800m)で初勝利。同年暮れには葉牡丹賞(500万下、芝2000m)も制しましたが、3歳シーズンは神戸新聞杯3着、弥生賞5着(以上、GⅡ)など重賞では勝ち切れませんでした。

軌道に乗ったのは4歳の夏。渥美特別(500万下、芝2200m)、阿賀野川特別(1000万下、芝2200m)、オクトーバーS(1600万下、芝2400m)と3連勝。一気の相手強化となったジャパンカップ(GⅠ)では11着に終わりましたが、本格化を感じさせる走りを見せました。

今年は始動戦となった阪神大賞典(GⅡ)で後方から伸びて3着。その後、天皇賞(春)(GⅠ)、新潟記念(GⅢ)はそれぞれ8着、7着に終わりましたが、前走10月9日の京都大賞典(GⅡ)では先行する新たな一面を見せ、スマートレイアーの半馬身差2着に入りました。

騎手ジョアン・モレイラ(Joao Moreira)

年齢:34歳

ブラジル出身。南米で通算1000勝以上を挙げ、2009年にシンガポールに拠点を移し、4年間シンガポールで旋風を巻き起こした。2013年10月に香港に移籍。近3シーズン従来の記録を更新する勝利(145勝、168勝、170勝)をあげリーディングジョッキーを獲得している。また、今シーズンも現時点でリーディングの座についている。オーストラリア、イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、日本、マカオ、スウェーデン、UAEでの騎乗経験がある。2017年にラッパードラゴンとのコンビで4歳三冠シリーズの香港クラシックマイル、香港クラシックカップと香港ダービーを優勝。同馬は史上初の三冠馬に輝いた。

  • 表彰歴

    香港リーディングジョッキー(2014-2015年〜2016-2017年シーズン)、ロンジン・インターナショナルジョッキーズチャンピオンシップ優勝(2012年)、JRAワールドオールスタージョッキーズ優勝(2015年)、シンガポールリーディングジョッキー(2010〜2013年)、エクリプス賞(ブラジル)(2006-2007年、2007-2008年シーズン)、香港史上最速でシーズン100勝を達成(2017年2月22日)、香港のシーズン最多勝利記録(2016-2017年シーズンに170勝)、香港の1日最多勝利記録(2017年3月5日に1日8勝)、シンガポールのシーズン最多勝記録(2012年シーズン206勝)、1日8騎乗機会で8勝(シンガポール、2013年9月6日)、1日8勝(ブラジル2006年3月)

  • 香港国際競走

    4勝 香港マイル(2014年エイブルフレンド)、香港カップ(2014年デザインズオンローム)、香港スプリント(2015年ペニアフォビア)、香港ヴァーズ(2016年サトノクラウン)

  • 香港通算勝利数

    618勝

香港

ゴールドマウント

せん4歳

GOLD MOUNT(GB)

セントジェームズパレスS(G1)やミルリーフS(G2)を制したほか、クイーンエリザベスⅡ世S(G1)、サセックスS(G1)(以上、イギリス)、ブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)でも2着したエクセレントアートの産駒で、近親にはブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)を制したノーザンスパーがいます。

イギリスのA.キング厩舎からプリミティヴォという名前でデビューしたゴールドマウントは2015年10月の初勝利から翌年6月まで4連勝(芝1660mから2400m。すべてイギリス)の後、香港チャンピオントレーナー2回のA.クルーズ調教師の下に移籍。現在の名前に改名されました。

香港では、初出走となった今年2月のクラス2の芝1600m戦(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)を快勝。4月には芝2400mのクイーンマザーメモリアルカップ(G3)で3着に入りましたが、続いて向かった同距離のチャンピオンズ&チャターカップ(G1)では5着でした。

今シーズン(2017-2018年)は初戦となった10月のクラス2の芝1800m戦をうまく内を突いて一気に抜け出して優勝。続く前走11月19日の香ジョッキークラブカップ(G2)は最後方から出走馬中最速のラスト400m22秒62という末脚で伸びてワーザーの4着に入りました。

騎手ザカリー・パートン(Zachary Purton)

年齢:34歳

2013-2014年シーズンに112勝を挙げて初めて香港騎手リーディングを獲得し、ダグラス・ホワイト騎手が記録していた連続リーディング記録を13でストップさせた。同シーズンで香港史上最速での50勝を達成、ダグラス・ホワイト騎手に次ぐ史上2人目となるシーズン100勝を達成した。オーストラリアのブリスベンで騎手としてのキャリアをスタートし、2003年には見習騎手でありながら同地区のリーディングジョッキーに輝いた。その後シドニーに拠点を移し、2度シドニー地区リーディング2位となった。2007年9月から香港での騎乗を開始。主な勝ち鞍は2012年ロイヤルアスコットのキングズスタンドS。2016-2017年シーズンには自身ベストとなる107勝を挙げた。

  • 表彰歴

    香港リーディングジョッキー(2013-2014年シーズン)、ブリスベン地区リーディングジョッキー(2003年見習騎手で獲得)、JRAワールドスーパージョッキーズシリーズ優勝(2012年)

  • 香港国際競走

    5勝 香港マイル(2012年アンビシャスドラゴン、2016年ビューティーオンリー)、香港スプリント(2014年、2016年エアロヴェロシティ)、香港ヴァーズ(2013年ドミナント)

  • 香港通算勝利数

    749勝

香港

ヘレンカリズマ

牡4歳

HELENE CHARISMA(FR)

アイルランドのミンストレルS(G3)を制したエアチーフマーシャルの産駒。近親のリンガリはダルマイヤー大賞(G1・ドイツ)とヴィットリオディカプア賞(G1・イタリア)の勝ち馬です。

ヘレンカリズマはフランスのP.ブランド厩舎からモントルメルという名前でデビュー。2歳(2015年)8月にデビュー2戦目(フランス、芝1400m)で勝ち上がり、3歳時には6馬身半差で圧勝したリッジウェイ賞(フランス、芝2000m)に続いてパリ大賞(G1・フランス、芝2400m)も連勝(タリスマニックが5着)。その後、現オーナーにトレードされて、香港のJ.ムーア厩舎(香港チャンピオントレーナー7回)に移籍しました。

香港では今年1月のデビュー(4歳クラシックシリーズの初戦である香港クラシックマイルで9着)から11戦して勝ち星を挙げることができていませんが、今年4月のクイーンマザーメモリアルカップ(G3)では後方からいい脚を使ってイーグルウェイの3/4馬身差2着に入って、2400m路線ではトップレベルの実力馬であることを示しました。

今シーズン(2017-2018年)は10月のクラス2(香港のレースは下からクラス5〜1、ほかに重賞および準重賞と新馬戦に近いグリフィンで構成)で11着の後、11月のレディースパース(G3)が8着。そこから中1週で向かった前走11月19日の香ジョッキークラブカップ(G2)も最後方からの競馬で最下位8着に終わり、開幕から芝1800m、芝1800m、芝2000mと3度使われましたが距離不足のためかあまりいいところを見せることができていません。

騎手サム・クリッパートン(Sam Clipperton)

年齢:23歳

オーストラリアの将来有望な若手騎手の一人。2016-2017年シーズンに香港に移籍するまでにゴドルフィンからのサポートを得て、複数のG2競走に優勝するなど優れた成績を収めた。香港移籍初年度は40勝を挙げてリーディング4位タイとなった。少年時代は馬術やロデオなどの競技に参加していた。15歳で学校を退学し、8度のシドニー地区リーディングを獲得して競馬殿堂入りも果たしているロン・クイントン調教師に師事した。2010年7月16日にナインドラゴンズに騎乗し、ワイオング競馬場でデビュー。翌シーズンには23勝を挙げる活躍をした。2014年にはボビー・エル=イッサ騎手以来20年ぶりに2年連続でシドニー地区の見習騎手チャンピオンに輝いた。G1初勝利は2016年ロン・クイントン調教師が管理するピーピングとのコンビで優勝したクールモアクラシック。

  • 表彰歴

    シドニー地区見習騎手チャンピオン(2012-2013年、2013-2014年シーズン)

  • 香港通算勝利数

    50勝

文:出走馬については秋山 響(TPC)。騎手については香港ジョッキークラブ発表のプロフィールをJRAで翻訳したもので予定騎手(JRA所属騎手以外を掲載)

注記:騎手の香港国際競走勝ち鞍のレース名は現在のもの。香港通算勝利数は2017年11月27日現在のもの

国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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