レース概要

ドバイワールドカップデーにおける芝の中距離王決定戦

ドバイターフ(G1、芝1800m)は、アラブ首長国連邦(UAE)における芝の中距離王を決めるレース。ドバイワールドカップ(G1)をメインレースに据える3月末の「ドバイワールドカップデー」においては、総賞金600万アメリカドル(約7億200万円。1アメリカドル=117円で換算)で並ぶドバイシーマクラシック(G1)とともに準メイン的な位置づけにあり、世界の芝中距離路線の開幕戦的な意味合いも併せ持つ。

ドバイターフは、ドバイデューティフリーという名でドバイワールドカップと同じ1996年に創設された。ただし、当初はドバイワールドカップに出走できなかった馬に出走機会を与える“残念ドバイワールドカップ”的なレースで、ドバイワールドカップと同じダ2000mでの施行。第1回のレースでは、地元のキーオブラックが1994年の愛チャンピオンS(G1・アイルランド)の勝ち馬セザンヌに20馬身差をつけて圧勝。勝ちタイムの2分03秒77は、同日の第1回ドバイワールドカップを制したシガーのタイムを0秒07上回るものだった。 1999年にはG3格付けを獲得し、翌2000年には芝の1800m戦へと衣替え。G2に昇格となり、距離が1777mと微妙に変わった2001年にはイーグルカフェが日本馬として初めて参戦した(9着)。2002年にG1へと昇格すると、2003年にはジンバブエ産で、南アフリカ調教馬のイピトンビが3馬身差で優勝して、この年のドバイワールドカップデーの話題をさらった。 その後、ナドアルシバ競馬場からメイダン競馬場へと開催場が移った2010年からは現在の1800mで施行。2015年からは現在のレース名で行われている。

ドバイシーマクラシックと同様に日本馬の活躍が目立ち、2007年にアドマイヤムーンが日本馬として初勝利を記録。2014年にはジャスタウェイが6馬身1/4差で圧勝。同馬はこの年の公式レーティングで130ポンドを獲得し、世界一の座に君臨した。また、2016年にもリアルスティールが優勝。G1初制覇を果たした。

文:秋山響(TPC)

  • 2003年 優勝馬イピトンビ

  • 2007年 優勝馬アドマイヤムーン

メイダン競馬場・芝1800m

メイダン競馬場・芝1800mのコース図

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