出走馬情報

3月22日(水曜)時点

イギリス

リブチェスター

牡4歳

RIBCHESTER(IRE)

父はパークS(イギリス)連覇など芝1400mのG2で3勝を挙げ、種牡馬としてはヨーロッパ最優秀2歳牝馬のクリセリアムやコロネーションS(G1・イギリス)を制したリジーナなどを送るイフラージで、曽祖母メーサーフは愛1000ギニー(G1・アイルランド)の勝ち馬です。
イギリスのR.フェイヒー厩舎に所属するリブチェスターは、デビュー2戦目だった2歳(2015年)8月のジムクラックS(G2・イギリス)で2着になった後でゴドルフィンにトレード。すると続く9月のミルリーフS(G2・芝1210m)を差し切って重賞初制覇を果たしました。
3歳になった昨年は初戦のジェベル賞(G3・フランス)で走行妨害を取られて2位入線から5着降着になった後、英2000ギニー(G1・イギリス)3着を挟んで向かった6月のジャージーS(G3・イギリス、芝1400m)で2つ目の重賞タイトルを獲得。7月のサセックスS(G1・イギリス)では差し届かず3着に終わりましたが、続く8月のジャックルマロワ賞(G1・フランス、芝1600m)では中団から鋭く伸びて、この後でムーランドロンシャン賞(G1・フランス)を制すことになるヴァダモスを2着に下してG1初制覇を果たしました。その後は、昨年10月のクイーンエリザベス2世S(G1・イギリス)で昨年のヨーロッパ年度代表馬に輝くことになるマインディングの2着。ここはそれ以来の休み明けになります。

イギリス

ムタケイエフ

せん6歳

MUTAKAYYEF(GB)

2009年シーズンを凱旋門賞(フランス)、英ダービー(イギリス)、英2000ギニー(イギリス)など6戦無敗(全てG1)で終え、同年のヨーロッパ年度代表馬に選ばれたシーザスターズの産駒です。シーザスターズの代表産駒には昨年の英ダービー(G1・イギリス)と愛ダービー(G1・アイルランド)を制したハーザンドなどがいます。
イギリスのW.ハガス厩舎に所属するムタケイエフは3歳(2014年)5月にデビュー4戦目(芝2010m)で初勝利を挙げましたが、その後はターセンテナリーS、ダーレーS、ストレンソールS(以上、G3・イギリス)と重賞でも3度2着に入ったものの、2勝目を挙げることができず、4歳シーズンの終わりに去勢されました。
すると、5歳の初戦となったガントンS(芝1600m)で約2年ぶりの勝ち星を挙げ、続く7月のサマーマイルS(G2・イギリス、芝1600m)も差し切って重賞初制覇を果たしました。その後は、英インターナショナルS(G1・イギリス)がポストポンドの3着、カナダに遠征したウッドバインマイル(G1・カナダ)もテピンの3着に敗れてシーズンを終了。ドバイには今年2月25日のウインターダービー(G3)をステップにして向かう予定でしたが、レース当日に軽度の脚部不安を発症したためこれを回避。ぶっつけで臨むことになりました。

フランス

ザラック

牡4歳

ZARAK(FR)

凱旋門賞、仏1000ギニー、仏オークス(以上、フランス)など5つのG1を含む7戦7勝で引退した名牝ザルカヴァを母に、愛2000ギニー(G1・アイルランド)やジャックルマロワ賞(G1・フランス)を制し、種牡馬としても2015年のフランス・チャンピオンサイヤーに輝いたドバウィを父に持つ良血馬です。
母と同じフランスのA.ドゥロワイエデュプレ厩舎に所属するザラックは2歳(2015年)10月のデビュー戦(芝1600m)を制すと、翌年4月の一般戦(芝1600m)も勝ってデビュー2連勝としました。
しかし、3戦目となった仏2000ギニー(G1・フランス)で1番人気に支持されながら5着に敗れると、続く中距離の仏ダービー(G1・フランス)、ギヨームドルナノ賞(G2・フランスでは2戦続けてアルマンゾルの2着。その後、マイルのムーランドロンシャン賞(G1・フランス)4着を挟んで、再び中距離のドラール賞(G2・フランス)に出走しましたが外から伸び切れず3着に敗れて3歳シーズンを終えました。
4歳になった今年は2月にドバイで行われたドバイミレニアムS(G3、芝2000m)で始動すると、中団待機から直線で楽々と抜け出して優勝。重賞初制覇を果たし、本格化をアピールしました。

シンガポール

デットコレクター

せん4歳

DEBT COLLECTOR(NZ)

オーストラリアでストラドブロークH(G1)を含む6つの短距離重賞を制し、種牡馬としてもコックスプレート(G1・オーストラリア)の勝ち馬オーシャンパークやNZダービー(G1・ニュージーランド)を制したジミーチュウなどを送ったソーンパークの産駒です。
シンガポールのC.ブラウン調教師が管理するデットコレクターは2015年11月に同国内でデビュー4戦目(オールウェザー1600m)に初勝利を挙げると(以下、文中にあるデットコレクターが出走したレースの施行国はすべてシンガポール)、強靱な末脚を武器にしてそこから連戦連勝。翌年4月にはシンガポール3歳チャレンジの2戦目にあたるシンガポール3歳クラシック(シンガポールLG2、芝1400m)を差し切って重賞初制覇を果たすと、続く同チャレンジの3戦目(最終戦)であるシンガポールギニー(シンガポールLG1、芝1600m)でも後方から鋭く伸びて優勝。初のビッグタイトルを手にしました。
その後は、9月のジャンボジェットトロフィー(シンガポールLG3、芝1400m)、10月に行われたシンガポール三冠シリーズの初戦クランジマイル(シンガポールLG1、芝1600m)、それに2戦目のラッフルズカップ(シンガポールLG1、芝1800m)といずれも鋭い末脚を発揮して快勝。同シリーズ最終戦のシンガポールゴールドカップ(シンガポールLG1)には出走しませんでしたが、2016年のシンガポール年度代表馬に輝きました。
休養を挟んで迎えた今年は、シーズン初戦となったカナダカップ2017(芝1400m)を制して、初勝利から続く連勝を8にまで伸ばしましたが、続く前走3月3日の2歳上オープン(芝1600m)で斤量がそれぞれ7kg、6kg軽い1、2着馬の3着に敗れて連勝がストップ。レース後には呼吸器系に問題があったことも判明しましたが、その後の経過が順調であることからドバイ遠征に踏み切っています。

フランス

エシェム

牡4歳

HESHEM(IRE)

英2000ギニー(G1・イギリス)を含む3戦無敗で引退したフットステップスインザサンドの産駒で、半兄にはフランスのG3・ポールドムサック賞の勝ち馬で、香港でも香港LG3のジャニュアリーカップで2着になったザナドゥ(香港での競走馬名はレインボーシック)がいます。
フランスのC.フェルラン厩舎に所属するエシェムは昨年4月のデビュー2戦目〔オールウェザー(以下、AW)1900m〕を3馬身半差で制して初勝利。続くモングリフォン賞(AW1900m)も連勝して臨んだ7月のウジェーヌアダム賞(G2・フランス、芝2000m)ではレース終盤に抜け出すと、最後は前年のジャンリュックラガルデール賞(G1・フランス)の勝ち馬ウルトラの追撃を3/4馬身退けて優勝。重賞初挑戦で初制覇を果たしました。
その後は、8月のギヨームドルナノ賞(G2・フランス)こそアルマンゾルの7着(ザラックが2着)と大きく崩れましたが、続く10月のドラール賞(G2・フランス)では先行して良く粘り2着(ザラックが3着)に入りました。今回は、今季初戦となった3月2日のダルシャーン賞(AW1900m)2着からの参戦となります。

イギリス

モンディアリスト

牡7歳

MONDIALISTE(IRE)

父が英愛チャンピオンサイヤーにここ7年連続8回も輝くガリレオで、母がフォレ賞とモーリスドゲスト賞(以上、G1・フランス)の勝ち馬オキュパンディスト。おいには仏ダービー(G1)を勝ったアンテロがいるという良血馬です。
モンディアリストはフランスのF.ヘッド厩舎からデビュー。3歳(2013年)6月のジャンプラ賞(G1・フランス)で3着に入りはしたものの、なかなか勝ち切れず4歳5月までで8戦1勝という平凡な成績を残した後、現オーナーにトレードされてイギリスのD.オメーラ厩舎に移籍しました。
本格化したのは5歳の夏。8月のストレンソールS(G3・イギリス、芝1790m)でムタケイエフを2着に下して重賞初制覇を果たすと、続くカナダのウッドバインマイル(G1・カナダ、芝1600m)では直線で馬群を縫うようにして伸びてG1初制覇。10月のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)でもテピンの2着に入りました。
その後は香港マイル(G1・香港)がモーリスの12着、翌年5月のイスパーン賞(G1・フランス)がエイシンヒカリの7着、さらに6月のクイーンアンS(G1・イギリス)もテピンの11着と大敗が続いていましたが、アメリカに遠征して迎えた8月のアーリントンミリオン(G1・芝2000m)を差し切って2つ目のG1タイトルを獲得。そこからシャドウェルターフマイルS(G1・アメリカ)4着の後、11月の前走ブリーダーズカップターフ(G1・アメリカ)では初めて2400m戦に出走しましたが、最下位12着に終わりました。

イギリス

デコレーテッドナイト

牡5歳

DECORATED KNIGHT(GB)

父ガリレオはモンディアリストの項を参照。おじには2000年のヨーロッパ年度代表馬ジャイアンツコーズウェイがいます。
イギリスのR.ヴェリアン厩舎からデビューしたデコレーテッドナイトは、3歳(2015年)7月にデビュー3戦目(芝1600m)で初勝利。9月にはジョエルS(G2・イギリス)で3着に入りました。
現在のR.チャールトン厩舎(イギリス)に転厩となって迎えた昨年は、7月のメルドS(G3・アイルランド、芝1800m)で後方待機から鮮やかな差し切り勝ちを収めて重賞初制覇。しかし、8月のアーリントンミリオン(G1)出走を目指してアメリカに渡ったものの、直前に外傷を負ってこれを回避して休養に入りました。
その後、復帰戦となった今年2月のウインターダービートライアルS(オールウェザー2000m)を短アタマ差で制すと、続く前走3月4日のジェベルハッタ(G1、芝1800m)でも後方待機から直線で末脚を伸ばして、粘るフォークスウッドをクビ差交わして優勝。G1初制覇を果たしています。

UAE

ベリースペシャル

牝5歳

VERY SPECIAL(IRE)

仏2000ギニーと仏ダービー(ともにG1・フランス)を制したロペデヴェガの産駒で、半姉にはフィリーズマイル(G1・イギリス)とブリーダーズカップジュベナイルフィリーズターフ(G1・アメリカ)を連勝してヨーロッパ最優秀2歳牝馬に選ばれたクリセリアムがいます。
ベリースペシャルはイギリスとドバイで厩舎を構えるS.ビン・スルール調教師の下、2歳(2014年)9月にイギリスの芝1200m戦でデビュー勝ちを収めました。その後はオールウェザーにおける準重賞での2度の2着が目立つ程度でしたが、4歳を迎えた昨年本格化。2月にドバイで行われたケープヴェルディ(G2、芝1600m)を逃げ切って重賞初制覇を果たすと、3月のバランシーン(G2、芝1800m)も逃げて他馬を寄せ付けず重賞連勝。続く牡馬混合の3月のドバイターフ(G1)ではリアルスティールの6着に終わりましたが、7月にはイギリスのファルマスS(G1)で2着に健闘しました。
今年は1月にドバイで行われたケープヴェルディ(G2・芝1600m)でシーズンのスタートを切ると、これを3番手から残り50mで先頭に立って同レースの連覇を達成。しかし、続く前走のバランシーン(G2)では差のない2番手追走から直線での伸びを欠いて5着に終わりました。

アイルランド

クーガーマウンテン

牡6歳

COUGAR MOUNTAIN(IRE)

父は2011−2012年、2014−2015年のオーストラリア・チャンピオンサイヤーのファストネットロック、おじには英2000ギニー(G1・イギリス)の勝ち馬ザフォニックがいます。
ドーヴィルと同じアイルランドのA.オブライエン調教師の管理馬として3歳(2014年)6月に芝1200m戦でデビュー勝ちを収めると、続く2戦目でいきなりジュライカップ(G1・イギリス)に挑戦し、勝ち馬から約3馬身差の5着に健闘。翌年には6月のクイーンアンS(G1・イギリス)で3着に入った後、8月のデズモンドS(G3・イギリス、芝1600m)で重賞初制覇を果たしました。
5歳を迎えた昨年は9月のジョエルS(G2・イギリス、芝1600m)を後方から徐々にポジションを上げて、残り200mで先頭に立つ競馬で制して2つ目の重賞タイトルを獲得。しかし、その後は10月の英チャレンジS(G2・イギリス)5着、11月のブリーダーズカップマイル(G1・アメリカ)8着、12月の香港マイル(G1・香港)10着と3連敗してシーズンを終了。カタールで迎えた今年2月の今季初戦の愛サラブレッドマーケティングカップ(カタールLG2・カタール)も最後方からの追い上げ及ばす2着に敗れています。

アイルランド

ドーヴィル

牡4歳

DEAUVILLE(IRE)

父ガリレオはモンディアリストの項を参照。全兄のザコルシカンはアークトライアルS(G3・イギリス)の勝ち馬で、近親には愛2000ギニーと愛ダービー(以上、G1・アイルランド)を制したデザートキングがいます。
昨年イギリスとアイルランドでチャンピオントレーナーの座に就いたアイルランドを拠点とするA.オブライエン調教師が管理するドーヴィルは2歳(2015年)5月に芝1400m戦でデビュー勝ちを収めると、続く7月のタイロスS(G3・アイルランド、芝1400m)も制して早くも重賞初制覇を果たしました。
その後は、ロイヤルロッジS(G2)2着、レーシングポストトロフィー(G1)5着、3歳になって5月のダンテS(G2)2着、6月の英ダービー(G1)11着と全てイギリスの重賞を使われて4連敗を喫しましたが、アメリカに遠征した7月のベルモントダービー(G1、芝2000m)を2番手追走から直線で抜け出してG1初制覇を記録。続く前走8月のアーリントンミリオン(G1・アメリカ)では1983年のトロメオ以来となる3歳馬による優勝を狙いましたが、モンディアリストの3着に敗れました。

日本

ヴィブロス

牝4歳

VIVLOS(JPN)

昨年のドバイターフ(G1)を制したリアルスティールと同じディープインパクトの産駒で、全姉にはヴィクトリアマイル(GI)を連覇したヴィルシーナ、半兄には阪神大賞典とアルゼンチン共和国杯(以上、GII)の勝ち馬シュヴァルグランがいます。
ヴィブロスは2歳(2015年)11月に2戦目(芝1800m)で初勝利。その後、チューリップ賞、フラワーC(以上、GIII)と2度挑戦した重賞ではともに12着と好結果を残せませんでしたが、3歳7月に500万下(芝2000m)を4馬身差で快勝して2勝目を挙げると、紫苑S(GIII)2着を経て向かった秋華賞(芝2000m)では中団待機から直線で鋭く伸びて半馬身差で優勝。重賞初制覇をGIで飾りました。
4歳になった今年は2月の中山記念(GII)で始動。ネオリアリズムから0秒3差の5着に敗れはしましたが、リアルスティール(8着)には先着を果たしています。

アイルランド

ロングアイランドサウンド

牡4歳

LONG ISLAND SOUND(USA)

ダート1200mのアルフレッドG.ヴァンダービルトブリーダーズカップH(G2・アメリカ)を制し、種牡馬としても英インターナショナルS(G1・イギリス)を制したデクラレーションオブウォーや、ヨーロッパ最優秀2歳牡馬エアフォースブルーなどを送るウォーフロントの産駒で、おばには20戦19勝(G1は13勝)のアメリカ年度代表馬ゼニヤッタがいます。
ドーヴィルやクーガーマウンテンと同じアイルランドのA.オブライエン調教師が管理するロングアイランドサウンドは3歳(2016年)4月にオールウェザー(以下、AW)・1600m戦でデビュー勝ちを収めると、続くAW1600mと芝1640mの愛スタリオンファームズ欧州生産者基金レースも制して3連勝としました。
その後は6月のターセンテナリーS(G3・イギリス)で後にエクリプスS(G1・イギリス)を制すことになるホークビルの3着に敗れて連勝がストップ。続いてアメリカで迎えた7月のベルモントダービーがドーヴィルの6着、8月のセクレタリアトS(以上、G1)も2着に終わりましたが、地元での出走となった9月の愛ダイヤモンドS(G3・アイルランド、AW2140m)を逃げ粘って重賞初制覇を果たしました。ここはそれ以来の休み明けとなります。

イギリス

オパールティアラ

牝4歳

OPAL TIARA(IRE)

2歳のサマーヴィルタタソールS(G3・イギリス)を制し、種牡馬としてはスーペリアマイル(G3・イギリス)の勝ち馬トップノッチトントなどを送るサウザンドワーズの産駒です。
イギリスのM.シャノン厩舎に所属するオパールティアラは2歳(2015年)5月にオールウェザーの1020m戦でデビュー勝ち。2歳時だけでも8戦して、9月にはメイヒルS(G2・イギリス)で3着に入りました。3歳になった昨年は6月にEBFフィリーズS(芝1400m)を制すと、8月には3頭横並びの叩き合いを制してシュプリームS(G3・イギリス、芝1400m)で重賞初制覇を果たしました。
今年は1月にドバイで行われたケープヴェルディ(G2)で初戦を迎え、直線で思うように進路が開かずにベリースペシャルの2着に終わりましたが、続く前走2月のバランシーン(G2、芝1800m)を差し切って2つ目の重賞タイトルを手にしています。

文:秋山響(TPC)

備考:国旗は「調教国」、英語表記右の国コードは「生産国」

ご注意

当コーナーの情報は、登録情報を基に制作されております。競走データは公式データと照合し、それ以外の表記は主に現地報道を参考に制作しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性がございます。また、当コンテンツの内容においては、JRAが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。

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