海外競馬発売

ベルモントステークス(G1)

フランス シャンティイ競馬場 2400m(芝)3歳以上 牡・牝

  • 発売開始時刻日本時間10月1日(日曜)10時00分

  • 発走予定時刻日本時間10月1日(日曜)23時05分

前哨戦紹介

  • 備考1:太字は凱旋門賞出走予定馬
  • 備考2:9月22日時点での情報を基に作成

英セントレジャー(G1)

2017年9月16日(土曜) イギリス・ドンカスター競馬場

芝2920m 11頭 やや重

優勝カプリ(牡3歳)

  • 騎手:R.ムーア
  • 調教師:A.オブライエン(アイルランド)
  • 2着 クリスタルオーシャン 1/2
  • 3着 ストラディバリウス 短アタマ

イギリス最古のクラシック競走でありながら、時代に歓迎されなくなった長距離戦のためにトップクラスの3歳馬にそっぽを向かれることの多かった英セントレジャーから、久しぶりにスター候補が現われた。A.オブライエン厩舎、R.ムーア騎手のコンビによるカプリである。春はクラシック候補として英ダービー(G1・芝2410m)に臨んだが同厩舎のウイングスオブイーグルス(1着)の6着に敗れ、仕切り直して出走した7月の愛ダービー(G1・芝2400m)で巻き返しに成功。英ダービー3着馬で後に凱旋門賞前哨戦のニエル賞(G2・芝2400m)を完勝するクラックスマン(2着)とウイングスオブイーグルス(3着)を、接戦の末に下して優勝した。しかし、愛ダービーでの激走の反動が尾を引いて中間に予定されていたレースを使えず、オブライエン調教師が狙いを定めた英セントレジャーにはぶっつけとなった。人気はカプリが単勝オッズ4倍の1番人気。シーザスターズ産駒で、前走のグッドウッドカップ(G1)を制したストラディバリウスが5.5倍の2番人気。同じくシーザスターズ産駒で、重馬場のゴードンS(G3)完勝からここに臨んだクリスタルオーシャンが6倍で続き、上位3頭にチャンスがあると見られていた。

レースはカプリと同馬主、同厩舎のジアンヴィルが大逃げを打ってカプリは4番手を追走。直線入り口でジアンヴィルが苦しくなると、代わってこれもオブライエン厩舎のヴェニスビーチとダグラスマッカーサーが先頭に立ち、それにカプリが続く。約900mもある最後の直線を舞台にしたスリリングな展開は、残り400mで人気の3頭が抜け出して末脚比べ。ひと足早く先頭に立ったカプリがムーア騎手の激励に応えて優勝。2着争いは、外から追い上げたクリスタルオーシャンが、内で粘るストラディバリウスを短アタマ差抑えて先着した。やや重馬場の勝ちタイムは3分04秒04。競り合って勝負根性に火をつけて勝ち取った愛ダービーに続き、3頭が並んで競った英セントレジャーでも素晴らしいパフォーマンスを披露した。愛ダービー優勝馬の英セントレジャー制覇は、1970年のニジンスキー以来である。

ガリレオ産駒には珍しい芦毛のカプリは、調教師の見立て通り芝2400m超の名馬に成長した。レース後のインタビューに答えたオブライエン調教師は、カプリをチャンピオン級の意味を持つ「クラスに到達した馬」と表現し、ウィンターハイランドリールオーダーオブセントジョージに次ぐ凱旋門賞の第4の刺客とすることを明らかにした。

英セントレジャー優勝から凱旋門賞を狙った馬の凱旋門賞における最高着順は、ニジンスキー(1970年)とユーザーフレンドリー(1992年)の2着。長距離戦(英セントレジャー)の疲れが、凱旋門賞でのよもやの敗戦につながったとされるニジンスキー以降、英セントレジャーをステップにして凱旋門賞を目指す馬は激減した。カプリは、シャンティイで長距離馬復権の戦いに挑む。

文:奥野庸介

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