海外競馬発売

ベルモントステークス(G1)

フランス シャンティイ競馬場 2400m(芝)3歳以上 牡・牝

  • 発売開始時刻日本時間10月1日(日曜)10時00分

  • 発走予定時刻日本時間10月1日(日曜)23時05分

前哨戦紹介

  • 備考1:太字は凱旋門賞出走予定馬
  • 備考2:9月22日時点での情報を基に作成

キングジョージⅥ世&クイーンエリザベスS(G1)

2017年7月29日(土曜) イギリス・アスコット競馬場

芝2400m 10頭 やや重

優勝エネイブル(牝3歳)

  • 騎手:L.デットーリ
  • 調教師:J.ゴスデン(イギリス)
  • 2着 ユリシーズ 4 1/2
  • 3着 アイダホ 3/4
  • 4着 ハイランドリール 4

欧州上半期のチャンピオンを決める一戦である“キングジョージ”。単勝オッズ2.25倍の圧倒的な1番人気に推されたのは、英、愛オークス圧勝でつかんだ3歳女王のタイトルをひっさげて、前走(愛オークス)から中1週という厳しいローテーションで古馬にぶつかってきたエネイブルだった。迎え撃つ古馬陣は、この迫力に押されて脇に追いやられた格好。ドバイから帰国後はコロネーションカップ(G1、イギリス・芝2410m)、プリンスオブウェールズS(G1、イギリス・芝2000m)を連勝してここに臨んだハイランドリールが5.5倍の2番人気。ドバイシーマクラシック(G1)でハイランドリール(7着)を破ったジャックホブス(エネイブルと同じJ.ゴスデン厩舎所属)が6.5倍で続き、ハイランドリールの全弟アイダホが4番人気(9倍)だった。

スタートしてすぐに先手を取ったのは、エネイブルとジャックホブスの露払い役として同じゴスデン厩舎から出走したマーベリックウェーブ。この馬の緩やかな逃げを前に見て、L.デットーリ騎手がガッチリと手綱を抑えたエネイブルは2、3番手をキープした。最終コーナーで内のジャックホブスと共に逃げ馬をかわしたエネイブルが自信満々に先頭に立つと、そこからは独壇場。もたつく僚馬ジャックホブスを尻目にグングン速度を上げて後続に4馬身半差をつけて鮮やかに優勝。道中7番手を進み、直線で一旦は勝ち馬の直後に接近したユリシーズが2着を確保した。ハイランドリールはレース前半エネイブルの外につけていたが、4コーナーで離されはじめると無抵抗のまま4着に敗退。全弟のアイダホ(3着)がこれに先着した。やや重馬場での勝ちタイムは過去20年で最も遅い2分36秒22だった。

エネイブルは、ダンシングブレーヴ、フランケル、アロゲートといった歴史的名馬と同じカーリッド・アブデュラー殿下の所有馬。昨年のエクリプス賞最優秀芝牡馬のフリントシャーを近親に持ち、両親からサドラーズウェルズの血を色濃く受け継ぐ3×2の近親交配は異彩を放っている。

3歳牝馬の“キングジョージ”優勝は、1973年のダリア、1976年のポウニーズ、2014年のタグルーダに続き史上4頭目。父ナサニエル(2011年優勝馬)、祖父ガリレオ(2001年優勝馬)も成し遂げた3歳での優勝に、このラインの強い遺伝力をのぞかせる。

デットーリが導くエネイブルの競馬ぶりは、好位追走から勝負どころで楽に抜け出して後続を離すという隙のないもの。敢えて重箱の隅をつつけば、凱旋門賞が昨年のような速い時計(ファウンドがコースレコードの2分23秒61で優勝)で決着した場合だが、鉄壁と呼ぶにふさわしいこれまでの競馬ぶりからは、それもあっさり克服してしまいそうな器の大きさを感じさせている。

2着のユリシーズは、前走のエクリプスS(G1、イギリス・芝2000m)で3歳馬のバーニーロイ(2着)をハナ差抑えてG1初制覇。“キングジョージ”2着を挟んで出走した英インターナショナルS(G1、イギリス・芝2050m)ではA.オブライエン厩舎(アイルランド)の3歳牡馬エースであるチャーチル(2着)を一蹴しており、舞台をシャンティイに移して、エネイブルとは仕切り直しの再戦となる。昨年の凱旋門賞2着馬ハイランドリールは前哨戦を使わず、この“キングジョージ”から凱旋門賞に臨む。中間の立て直しの成否が、好走のカギを握るだろう。

 

文:奥野庸介

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