●そうだ、やっぱり京都行こう!

▲二条城の「二の丸御殿」は国宝。大人になってから行くと、良さがわかります! |
いよいよ「旅競馬のススメ」も最終回、トリを飾るのは、新年1月5日の名物レース、京都金杯で開催がスタートする京都競馬場。「春の京都」や「秋の京都」もなかなかよろしいが、京都はいつ行っても心華やぐスペシャルな場所。行きましょう! 冬の京都!
同行の後輩ライター美知枝の希望で、まずは絶品と噂のわらびもちをゲットしに鞍馬口通りの「茶洛」へ。抹茶とニッキの2種類が詰め合わせになった京わらびもち(10個入り750円〜)は、甘さひかえめでいて、トロッととろけるような口当たり。昼過ぎには売り切れてしまうというのも納得の上品な味だった。
このお店のご主人に「すぐそこのおせんべ屋さんにも行かはったらよろしい」と教えてもらったのが、「宗禅」。早速立ち寄って、ここでしか味わえないしぐれせんべい(150円)を焼いてもらう。これは、晩秋から初冬にかけて、京の町に降り渡る北山しぐれという通り雨をイメージしたおせんべい。焼きたてを京地鶏のスープや羅臼昆布を贅沢に使ったタレに浸すことで、サクサクした歯触りと、お餅のような柔らかさを同居させた、不思議な食感に仕上げてある。う〜ん、うま〜い、こんなの初めて……。
「ああ、いきなり何もかもおいしいですね〜。やっぱり京都は違う!気分もだんだん本格京モードに入ってきましたよっ」
ではそろそろ京都観光を、と世界文化遺産にも登録されている二条城(入城料600円)へ。修学旅行で訪れたことはあったのに、覚えているのは「床がうぐいす張り」ってことだけ。とほほ。改めて国宝の二の丸御殿を見学してみて、豪華な襖絵や天井絵のすばらしさにクラクラ&ため息。
「でも、日当たり悪くて、薄暗くないですか? 豪華は豪華だけど、こんな部屋にはちょっと住みたくないなあ」
「心配しなくても、誰もここに住めなんていわないから大丈夫!」
お庭やら本丸やらを見ながらざっとひと回りして、ちょうど1時間くらい。それでも十分に、京都のすごさを感じるひとときだった。
お昼は京の台所、錦市場へ。お総菜を買う場所というイメージだったこの通りも、最近はイートインできるお店がジワリと広がっている模様。老舗青果店の「池政」でも、お昼には旬の京野菜を使った月替わりの定食(1575円)が味わえる。取材時は秋まっただ中だったので、お吸い物にはたっぷりの松茸が入っていた。思わぬ口福にふたりでにんまり。
街歩きも京都の大きな楽しみのひとつ。寺町、新京極あたりをウロウロし、四条河原町から鴨川を渡って祇園へと流す。ひと休みしたいときは、八坂神社手前の「家傳京飴 祇園小石」がおすすめ。抹茶パフェ(880円)や自慢の黒糖みつたっぷりのあんみつ(680円)など、優しい甘味が歩き疲れた体に染み入ります。 |