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中京競馬場

コース図・紹介

コース立体図(左回り)

※画像をクリックすると大きな画像がご覧いただけます。

コース平面図(左回り)

芝コース高低断面図(左回り)

ダートコース高低断面図(左回り)

コースデータ

出走可能頭数

競馬番組一般事項内の「出走可能頭数」をご覧ください。

芝コース
コース 一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
A 1,705.9m 28〜30m 412.5m 3.5m  1,200m、1,300m、1,400m、1,600m、
2,000m、2,200m、3,000m
B 1,724.8m 25〜27m
ダートコース
一周距離 幅員 直線距離 高低差 発走距離
1,530.0m 25m 410.7m 3.4m 1,200m、1,400m、1,800m、1,900m、2,500m
障害コース
ハードル(片面竹柵) 高さ1.30m 幅1.55m
ハードル(可動式障害) 高さ1.20m 幅1.15m
ハードル(可動式障害) 高さ1.20m 幅1.80m

コース紹介

従来は駐車場として利用されていた3〜4コーナー奥の敷地にコースを拡張。芝コースの全長が1600mから1705.9m(Aコース使用時)に、ホームストレッチの長さも313.8mから412.5mに延長されて、直線に向いてすぐの地点に勾配2%の急坂が新設された結果、リニューアルオープン(2012年3月)以降の中京競馬場は国内でも屈指と言えるほどタフなコースに生まれ変わった。ちなみに、芝のホームストレッチの長さは京都の外回りコース(403.7m:Aコース使用時)を上回り、直線の坂の勾配は中山の2.24%(最大勾配)に次ぐもので、西日本地区の競馬場では最大の勾配となっている。「ほぼ平坦で小回り」だったかつてのイメージは一新された訳で、リニューアルオープンと言うより、「従来の敷地にまったく新しい競馬場が誕生した」と表現する方が当たっている。

改めてコースの起伏構成に目を移すと、ゴール地点から続くなだらかな上り勾配が下りに転じるのが向正面の半ばあたり。ここから直線の入り口にかけて下りが続き、直線に向くとすぐに高低差約2mの急坂が待ち構えている(ダートコースの起伏構成もほぼ同じ)。この坂を駆け上がってもまだ、ゴールまでは200m余り。3〜4コーナーの下り勾配で加速が付いているとはいえ、馬の姿が隠れてしまうほどの急坂を駆け上がってなお、もうひと踏ん張りを要求されるレイアウトは、“だんだら坂”(=勾配が緩い)などと呼ばれる東京コースとも、ゴールの手前に急坂が設けられている中山、阪神コースとも異なる。馬にとっては非常にタフな設定と言えるだろう。

そうした新コースの特徴は、オープニング開催(2012年1回中京)のレース結果にも反映されていた。開催全般を通じて天候に恵まれなかったという背景も無視できないが、芝のレースでは他場の標準からすると“遅い時計”と感じる決着が目立った(もっとも、「クッションが良くて走り心地が良い」と騎手の評判は上々だった)。芝1200mのGI、高松宮記念でさえ優勝タイムは良馬場で1分10秒3。全体の走破時計ばかりでなく上がりタイムもかかっており、上がり3ハロンのタイムが35秒を切った芝のレースは、開催を通じてひとつもなかった。当然と言うべきか、“鋭い切れ味”よりも“息の長い末脚”を武器とするタイプの活躍が目立っていた印象だ。

気候条件が変化する夏以降の開催では、走破タイム、上がりタイム共にある程度は詰まってくるだろう(良馬場で争われたレースがひとつもなかったダートでは、反対に少し時計のかかる決着が多くなるものと予想される)。ただ、オープニングの開催で見受けられた傾向が一変するとまでは思えず、基本的には“タフさを要求されるコース”と考えておいたほうが良さそうだ。速い上がりタイムを要求される他場では苦戦していた馬が、タフな中京コースで息を吹き返す。芝のレースでは特に、そんな変身パターンに注意を払っておきたい。(石田敏徳)(2012年3月時点)

 
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