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特別レース名解説  4回 小倉競馬
【第1日】 7月30日(土)
●小倉サマージャンプ(J・GIII)
 本競走は、平成11年に創設された障害重賞競走。別定競走として芝3,390mで施行されている。正面中央の竹柵障害は、120cm、130cm、140cmの3段階に高さが可変する上下動式障害で、本競走は高さ140cmを使用して行われる。また、最終のハードル障害を芝コースに設置することで、迫力ある飛越を間近で観戦することが出来る競走となっている。

●筑後川(ちくごがわ)特別
 筑後川は、九州北部を流れる川。全長143kmは九州一の長さであり、熊本・大分・佐賀・福岡の4県を流れる。九重連山に源を発する玖珠川と阿蘇山に源を発する大山川が、日田盆地で合流して三隅川となり、福岡県に入って筑後川となる。下流に筑紫平野を形成し、有明海に注ぐ。

●豊前(ぶぜん)特別
 豊前は、旧国名で、現在の福岡県東部と大分県北部に当たる地域。また、福岡県東部の周防灘に臨む市。沿岸漁業・海苔の養殖のほか、金属・電子工業などが発達している。内陸では米・果樹・茶などの栽培が盛ん。

●西部スポニチ賞
 スポーツニッポン新聞社は、東京・大阪に本社をおく新聞社。本競走は、昭和43年より同社より寄贈賞を受けている。

【第2日】 7月31日(日)
●足立山(あだちやま)特別
 足立山は、北九州市小倉北区と小倉南区の境、企救半島にある標高598mの山。別名「霧ヶ岳」とも呼ばれる。山頂からは北九州一帯、響灘、周防灘などが展望できる。麓には足立山森林公園が整備されている。

●筑紫(ちくし)特別
 筑紫は、九州の古称。「つくし」ともいう。筑前・筑後二国、豊国・肥国を含めた九州の北半分、または九州全体を指す場合などがある。

●響灘(ひびきなだ)特別
 響灘は、福岡県の北東方、山口県の西方の海域。西は玄界灘に続き、冬季は季節風が強く吹くことから古来より大陸への重要航路であった。沿岸には古代の遺跡が多く見られ、中国大陸や朝鮮半島との交流が深かったことを今に伝えている。

●小倉競馬場開設80周年記念サマー2000シリーズ農林水産省賞典小倉記念(GIII)
 本年は、小倉競馬場の開設80周年を記念して施行される。
 サマー2000シリーズの第3戦。
 本競走は、昭和40年に創設された重賞競走。当初より長らく2,000mのハンデキャップ戦で施行されていたが、平成7年に別定重量に変更された。12年には再びハンデキャップ戦となっている。

【第3日】 8月6日(土)
●鹿屋(かのや)特別
 鹿屋は、鹿児島県大隅半島のほぼ中央に位置する市。北部には高隈山系が連なり、南東部には肝属(きもつき)山地との間に笠野原台地や肝属平野が広がっている。中央部には高隈山系に源を発する肝属川が流れ、西部は鹿児島湾に接し、約19kmに及ぶ海岸線が続いている。サツマイモ・落花生・ポンカンの栽培が盛んで、笠野原台地周辺では軽種馬の生産も行われている。また、市の西部の霧島ヶ丘公園には、4千種・5万株のバラが咲き誇る「かのやばら園」があり、多くの観光客が訪れている。

●指宿(いぶすき)特別
  指宿は、鹿児島県薩摩半島南部、旧指宿カルデラの火口原を占める市。指宿温泉の砂蒸し風呂が有名。市域が霧島屋久国立公園に入り、開聞岳や池田湖などがある。温泉熱を利用した果物・観葉植物の栽培が盛ん。

●西部日刊スポーツ杯
  西部日刊スポーツは、福岡市に本社を置く日刊スポーツ新聞西日本西部本社が発行する、昭和52年創刊のスポーツ紙。本競走は、63年に同社から寄贈賞を受け創設された。

【第4日】 8月7日(日)
●小郡(おごおり)特別
  小郡は、山口市にある地名。江戸時代には山陽道の宿場町として栄え、昭和50年に山陽新幹線、58年に中国自動車道が開通し、山口県内の主要地域への玄関口として重要な役割を果たしてきた。平成15年10月に山陽新幹線・山陽本線の「小郡駅」を「新山口駅」に改称し、山口県の中核としてのまちづくりを進めている。
 また、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ小郡がある。

●西海(さいかい)賞
  西海は、西方の海のこと。特に、瀬戸内海または九州の海を指す。また、西海道の略。西海道は、五畿七道のひとつ。九州は古代より中国大陸や朝鮮半島、琉球諸島などと海を通じて交流が深い。

●KBC杯
  KBCは、福岡市に本社を置く九州朝日放送の略称。ラジオは昭和28年に、テレビは34年から放送を開始している。本競走は、平成3年に同社より寄贈賞を受け創設された。

【第5日】 8月13日(土)
●英彦山(ひこさん)特別
  英彦山は、福岡・大分両県境にある奇石・奇峰に富む火山群の主峰。標高1,200m。山伏の修行場として知られる。北・中・南岳の三峰からなり、中岳に英彦山神宮がある。

●八幡(やはた)特別
  八幡は、北九州市にある区の1つ。明治時代に八幡製鉄所が開設されて以来、工業地帯として発展した。昭和38年に八幡市から北九州市八幡区となり、のちに東西に分区した。
 なお、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ八幡がある。

●九州スポーツ杯
  九州スポーツは、東京スポーツ新聞社が九州地区で発行する昭和41年創刊のスポーツ紙。西部支社は福岡市に所在。本競走は、58年に同社から寄贈賞を受け創設された。

【第6日】 8月14日(日)
●国東(くにさき)特別
  国東は、大分県の東北部に広がる国東半島の東部にある市。半島の中央には、標高720mの両子山があり、平安時代から鎌倉時代にかけて社寺が多く作られ、石仏・板碑などの仏教遺跡が点在している。

●宮崎(みやざき)特別
  宮崎は、九州南東部に位置する県。宮崎には、JRAの競走馬育成施設である宮崎育成牧場がある。同場は、かつては宮崎競馬場として明治40年から昭和38年まで競馬が施行されており、現在でも競馬場時代の一等馬見所(グランドスタンド)が保存されている。31年からは育成牧場としても整備され、平成3年の競馬法改正に伴い名称を現在の宮崎育成牧場に改称した。冬季の気候が温暖なことから年間を通じて育成カリキュラムに沿った調教を屋外で行うことができるのが特徴で、育成された競走馬は主にJRAブリーズアップセールで売却されJRA育成馬としてデビューする。また、同場内には利用者登録制の宮崎場外発売所がある。

●サマースプリントシリーズテレビ西日本賞北九州記念(GIII)
  サマースプリントシリーズの第3戦。
 本競走は、昭和41年に創設された重賞競走。当初は2,000mのハンデキャップ競走であったが、44年に短縮されて1,800mとなり、47年より別定戦に変更された。平成18年より1,200mのハンデキャップ競走として施行されることになり、現在に至っている。
 テレビ西日本は、福岡市に本社を置く放送局。FNS(フジテレビ)系列。本競走は、同社より寄贈賞を受けて施行される。

【第7日】 8月20日(土)
●フェニックス(Phoenix)賞
  フェニックスは、ヤシ科の植物。外来種であるが、南九州地区に多く見られ、宮崎の県の木でもある。名は果実が赤褐色になるので、ギリシャ語で赤褐色と同義語と訳された「フェニキア人」からきたという説と、神話の不死鳥「フォイニクス」によるという説がある。
 また、エジプト神話の不死鳥のこと。アラビアの砂漠に住み、500年に1度、自ら火中に入って焼かれ、その灰の中から若い姿で再生すると言われる。

●青島(あおしま)特別
   青島は、宮崎市南部、日南海岸の北端にある島。浸食されて海食台をなし、「鬼の洗濯板」と呼ばれる景観を呈する。ビロウなどの亜熱帯性植物群落は、特別天然記念物に指定されている。また、海水浴場も広がりマリンスポーツを楽しむことができる。

●TVQ杯
  TVQは、北九州市と福岡市に本社を置く「ティー・ヴィー・キュー九州放送」の略称。平成3年の開局で、TXN(テレビ東京)系列。本競走は、4年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

【第8日】 8月21日(日)
●伊万里(いまり)特別
  伊万里は、佐賀県西部の伊万里湾に臨む市。湾奥の伊万里港は、かつて陶磁器や石炭の積み出し港として栄えた。近年では大規模な臨海工業団地を造成し、造船、IC関連産業、木材関連産業等が集まり近代的な工業港として発展している。南部の大川内や平尾は伊万里焼の産地として有名。

●佐世保(させぼ)特別
 佐世保は、長崎県北部、北松浦半島南岸の市。明治時代以来軍港として栄え、戦後は米軍基地、自衛隊基地となった。造船業が盛ん。
 また、JRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ佐世保が、テーマパーク「ハウステンボス」の一角にある。

●小倉日経オープン
  本競走は、日本経済新聞社より寄贈賞を受け昭和48年に創設された。日本経済新聞社は、東京と大阪に本社を置く新聞社。

【第9日】 8月27日(土)
●ひまわり賞
  ひまわり(向日葵)は、北アメリカ原産のキク科の一年草。高さ約2m。茎は太くて直立し、長い柄を持つ大きなハート形の葉が互生する。夏に周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに咲かせる。開花前のつぼみを付ける頃までは太陽の方角を向き、その動きにつれて回るが、開花後は生長が止まり、東を向いたまま動かなくなる。花言葉は「あこがれ」「熱愛」。

●平尾台(ひらおだい)特別
  平尾台は、北九州市小倉南区にある石灰岩台地。鍾乳洞・ドリーネなどカルスト地形が発達している。昭和27年に天然記念物に指定された。

●釜山(ぷさん)ステークス
  釜山は、韓国南東部に位置する広域市。韓国の主要都市の中では最も日本に近く位置し、古くから朝鮮半島と日本とを結ぶ交通の要衝として栄えてきた。そのため日本との関係も深い。また、小倉競馬場と釜山競馬場は姉妹競馬場として提携している。

【第10日】 8月28日(日)
都井岬(といみさき)特別
 都井岬は、宮崎県南端、日向灘(ひゅうがなだ)と志布志湾とを分ける岬。日南海岸国定公園に属し、天然記念物である小型の御崎馬やニホンザルが生息している。また、ソテツの自生林がある。

●玄海(げんかい)特別
 玄海は、佐賀県北西部、玄界灘に面する地名。リアス式の海岸部は国定公園に指定されている。玄界灘は、九州北西部の海域のこと。対馬海流が流れ、日本近海でも有数の漁場である。西は対馬海峡、東は響灘に連なる。

●阿蘇(あそ)ステークス
 阿蘇は、九州中央部にある山名。複式活火山であり、最高峰は中央火口丘の阿蘇五岳中の高岳で標高1,592m。外輪山と数個の中央火口丘からなり、外輪山は南北約25km、東西約18kmで、世界最大級のカルデラを形成している。南麓には名水として知られる白川水源がある。
 また、熊本県北東部の市。阿蘇山の北麓に位置する。温泉・キャンプ場などが多数あり、県内最大の観光地となっている。

【第11日】 9月3日(土)
●唐津(からつ)特別
 唐津は、唐津湾に臨む佐賀県北西部の市。明治時代以以降には石炭積み出し港として繁栄した。また、唐津焼の産地として有名。唐津城跡・虹の松原・鏡山などの名所があり、玄海国定公園の一部となっている。ハウスみかんの栽培が盛ん。

●不知火(しらぬい)特別
 不知火は、夜間の海上に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。九州の八代海・有明海で多く見られる。遠くの漁火(いさりび)が干潟の冷えた水面と大気との間にできる温度差によって無数の影像を作る。

●北九州短距離ステークス
 北九州は、福岡県北部の市で、政令指定都市。昭和38年に若松・八幡・戸畑・小倉・門司の5市が合併して発足。現在は八幡区が東西に、小倉区が南北にそれぞれ分区されている。北九州工業地域の中心となっており、金属・化学・製鉄・機械などの重化学工業が発達している。

【第12日】 9月4日(日)
●鳥栖(とす)特別
 鳥栖は、佐賀県東部の市。国道3号・34号線、鹿児島本線・長崎本線の分岐点で、律令時代の宿駅、江戸時代は長崎街道の宿場町として繁栄した。地名は『肥前国風土記』の島樔郷にちなみ、市内には天然記念物のカササギの生息地がある。

●西日本スポーツ杯
 西日本スポーツは、福岡市に本社を置く西日本新聞社が発行する昭和30年創刊のスポーツ紙。本競走は、39年に同社から寄贈賞を受け、『西日本新聞杯』として創設され、61年に現在の名称に変更された。

●小倉2歳ステークス(GIII)
 本競走は、昭和40年に創設された競走。距離1,200mで争われ、小倉競馬の2歳チャンピオンを決定する競走であり、夏の小倉開催のフィナーレを飾る競走として定着している。