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特別レース名解説  4回 京都競馬
【第1日】 5月22日(土)
●昇竜(しょうりゅう)ステークス
 昇竜は、空に昇っていく竜のこと。勢いのよいことの例えに用いられる。

●テレビ愛知オープン
 テレビ愛知は、愛知県名古屋市に本社を置く放送局。TXN(テレビ東京)系列で、開局は昭和58年。本競走は、昭和60年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●聖護院(しょうごいん)特別
 聖護院は、京都市左京区にある寺院とその周辺の地域。排水の良い高燥地であったことから、かつては農業地域として利用され、聖護院ダイコン・聖護院カブなどの名が残っている。

【第2日】 5月23日(日)
●パール(Pearl)ステークス
 パールは、英語で真珠の意。6月の誕生石。色は白、黄、桃、淡青、黒などがあり、装身具として古くから世界各地で用いられた。中世のヨーロッパでは、心臓病薬や解毒剤として服用されたこともある。天然物のほかに養殖物もあるが、量産することは長年困難とされていた。日本においては、御木本幸吉氏が真珠の養殖に初めて成功させた。

●東海テレビ杯東海ステークス(GII)
 本競走は、昭和59年に創設された『ウインターステークス』を前身とする重賞競走。当初はダート2,200mで施行されていたが、平成2年から2,300mで施行されている。9年からはGIIに格上げされ、12年にダート競走体系の整備が行われたことに伴い、施行時期が従来の12月から5月に繰り上げられ、現在の競走名に変更された。
東海テレビは、愛知県名古屋市に本社を置く放送局。FNS(フジテレビ)系列で、開局は昭和33年。本競走は、同社からの寄贈賞を受けている。
なお、本年は中京競馬場の改築に伴い、距離を1.900mに変更して京都競馬場で施行される。

●白藤(しらふじ)賞
  白藤は、野に自生し、谷地に見られる白い花の咲くフジ。庭先で栽培したり、鉢植えにして観賞用として用いられる。花言葉は「あなたを歓迎します」。

【第3日】 5月29日(土)
●白百合(しらゆり)ステークス
 白百合は、ユリ科の一種で花の白いユリのこと。5月〜8月頃に花を咲かせ、主に観賞用として栽培される。花言葉は「純潔」。

●金鯱賞(GII)
 本競走は、昭和40年に創設された重賞競走。当初は1,800mで争われていた。グレード制の導入後はGIIIで施行されていたが、平成8年にGIIに格上げされた。それに伴い、負担重量がそれまでのハンデキャップから別定重量となり、距離も2,000mに変更された。以来、宝塚記念へ向かうローテーションの上で重要な位置を占める競走となっている。
 競走名は、名古屋名物“金の鯱(しゃちほこ)”に因んで名付けられたもので、鯱は水を呼び、火を防ぐといわれている。名古屋城の金鯱は北側が雄、南側が雌であり、その大きさには若干の差がある。
 なお、本年は中京競馬場の改築に伴い京都競馬場で施行される。

●蹴上(けあげ)特別
 蹴上は、京都市東山区の一地区。傾斜に線路を引き、動力を用いて船を引っ張り上げたインクライン軌道跡がある。

【第4日】 5月30日(日)
●東大路(ひがしおおじ)ステークス
 東大路は、京都市の東部を南北に走る大通りのひとつ。高野から東福寺付近まで通じている。沿道には京都大学のキャンパスのほか、知恩院、八坂神社など、観光客で賑わう神社仏閣も多い。

●鞍馬(くらま)ステークス
 鞍馬は、京都市左京区の鞍馬寺の背後にある山。標高580m。貴船川と鞍馬川に挟まれた古生層の山。中腹にある鞍馬寺は延暦15年(796)創建の修験道場であるとともに、王城の北方鎮護の寺でもあり、山麓には門前町が発達した。鞍馬天狗や牛若丸の修行地として知られ、年中行事の竹伐り(6月20日)と、火祭り(10月22日)は有名。

●御室(おむろ)特別
 御室は、京都市右京区東部の地名。衣笠から御室に続く一帯には金閣寺、竜安寺、等持院、仁和寺など由緒ある寺院が多く、観光客で賑わう。南部に位置する双ヶ岡の西麓は、吉田兼好が庵を結んで『徒然草』を書いたことで知られる。

【第5日】 6月5日(土)
●あじさいステークス
 あじさいは、ユキノシタ科の落葉低木。葉は厚く、光沢がある。初夏の梅雨の時期に花を咲かせる。花が開いてから色彩が変化するため、「七変化」「八仙花」などの別称で呼ばれる。花言葉は「移り気」。

●天王山(てんのうざん)ステークス
 天王山は、京都府と大阪府との境にある山。標高270m。西国街道が山麓を通っていたことから古来より戦略上の要地であった。特に天正10年(1582)の羽柴秀吉が明智光秀を破った山崎の戦いが行われた地であり、以降勝負を決する大一番のことを「天王山」と呼ぶようになった。現在でも名神高速道路、東海道新幹線、阪急電鉄京都線などが通る交通の要所である。

●大山崎(おおやまざき)特別
 大山崎は、京都盆地の南西端にある京都府乙訓郡の町。淀川水系の桂川・宇治川・木津川が合流する地域にあり、また名神高速道路や東海道新幹線が通っていることから、治水上、交通上、重要な役割を担っている。

【第6日】 6月6日(日)
●深草(ふかくさ)ステークス
 深草は、京都市伏見区北部の地名。深草十二帝陵・仁明天皇陵がある。平安時代は別荘地として有名であった。江戸時代には瓦や伏見人形を産する窯業も盛んに行われていた。

●下鴨(しもがも)ステークス
 下鴨は、京都市左京区の地名。賀茂川と高野川にはさまれた地域。下鴨神社があることで有名。下鴨神社は、賀茂御祖神社の通称。祭神は玉依姫命と賀茂建角身命。

●かきつばた賞
 かきつばたは、アヤメ科の多年草。湿地や水辺に群生する。ハナショウブに似るが葉は幅が広く、中脈は発達しない。高さ約70cm。初夏、茎頂の苞の間に濃青色・白色・斑入りなどの花を開く。花言葉は「幸運のきざし」。

【第7日】 6月12日(土)
●比良山(ひらさん)特別
 比良山は滋賀県志賀町と大津市堅田との境にある比良山地の高峰群。蓬莱山、武奈ヶ岳、打見山などが並んでいる。近江八景の1つ「比良の暮雪」に数えられた景勝地。

●御陵(みささぎ)ステークス
 御陵は、京都市山科区の地名。本来は、天皇、皇后の墓の意。天智天皇(在位668〜671年)の陵墓がある。天智天皇は在位年数こそ4年と短いが、大化改新によって蘇我入鹿を倒して実質的な政権の座につき、公地公民制の導入や律令体制の形成に大きな業績を残した。

●あずさ賞
 あずさは、カバノキ科の落葉高木。夜糞峰榛の別名。深山に自生し、高さ20mにも達する。雌雄同株で、晩春に黄褐色の雄花を垂れ、下枝に緑色の雌花を上向きにつける。堅く弾力があるので、古くはこの木で弓を作った。

【第8日】 6月13日(日)
●あおぎりステークス
 あおぎりは、アオギリ科の落葉高木。樹皮は緑色。葉は大形で手のひら状に3〜5つに裂け、柄は長い。夏に淡黄色の雄花と雌花が交ざって咲き、果実は種子のついた舟形のさやが放射状に付く。材は楽器・家具用に、種子は薬用・食用として使われる。

●CBC賞(GIII)
 本競走は、昭和40年に創設された重賞競走。第1回はダート1,800mの競走として施行されたが、幾度かの変更を経て、56年に現行の芝1,200mとなった。その後も短距離競走路線の改善に伴い、施行時期や競走条件が変更され、平成18年より6月にGIIIのハンデ戦として施行されている。
 CBCは、昭和25年に設立された中部日本放送株式会社の略称。JNN(TBS)系列の放送局で、本社は愛知県名古屋市。本競走は、同社からの寄贈賞を受けている。
 なお、本年は中京競馬場の改築に伴い京都競馬場で施行される。

●六波羅(ろくはら)特別
 六波羅は、京都市東山区の一地区。平安時代からの歴史上の要地で、平氏一門が拠点としていた。鎌倉時代には六波羅探題が設置され、京都朝廷方の監視など鎌倉幕府の政務を執行する役割を担った。