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特別レース名解説  3回 福島競馬
【第1日】 10月23日(土)
●小名浜(おなはま)特別
 小名浜は、福島県いわき市の地名。江戸時代の初めから四倉と並ぶ大浜であり、寛文年間(1661〜73)に始まった東廻海運の港として貢租米の積み出しで賑った。現在は重要港湾、国際貿易港に指定されている。漁港区と商港区に分かれ、漁港での水揚げ高は県内一である。貿易港としては、セメント、尿素などを輸出、原木、原油などを輸入している。また、付近には化学工業などの工場が立地している。

●会津(あいづ)特別
  会津は、福島県西部の会津盆地を中心とした地域。会津若松、喜多方の2市と、南会津、耶麻、河沼、大沼の4郡からなる。崇神天皇の時代に、四道将軍の一人・武淳河別命(たけぬなかわわけのみこと)が、北陸からきた大彦命(おおびこのみこと)とこの地で出会ったことから「相津」の名がつき、後に「会津」と改められた。

●蔵王(ざおう)特別
 蔵王は、山形県と宮城県の境にある火山群の総称。また、宮城県南部に位置する町。蔵王国定公園の中心で冬季にはスキーやスノーボード、夏季にはトレッキングを目的として多くの観光客が訪れる。また、冬の季節風と厳しい気候で創り出される樹氷は「スノーモンスター」と称され、世界的にも有名。温泉は1000年以上も続くと言われる東北屈指の名湯である。

【第2日】 10月24日(日)
●飯坂温泉(いいざかおんせん)特別
 飯坂温泉は、阿武隈川支流の摺上川沿いにある温泉で、泉質は単純泉。日本武尊(やまとたけるのみこと)が発見したという伝説がある。鳴子、秋保とともに奥州三名湯の1つに数えられる。

●福島民友カップ
 福島民友新聞社は、福島市に本社を置く新聞社。明治28年(1895)創刊の福島民友新聞を刊行する。本競走は、昭和30年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●奥只見(おくただみ)特別
 奥只見は、福島県と新潟県の県境を流れる只見川上流域の福島県側の地域の名称。昭和36年に完成した我が国最大級の重力式ダムがある。人造湖である奥只見湖は、江戸時代に銀鉱があったことから銀山湖とも呼ばれ、奥只見発電所の水源となっている。

【第3日】 10月30日(土)
●きんもくせい特別
 きんもくせい(金木犀)は、中国原産のモクセイ科の常緑小高木。葉は楕円形で硬い革質、深緑色で光沢がある。10月頃、芳香の強い橙黄色の小花を咲かせる。雌雄異株だが、日本には結実しない雄株が広く植栽されている。花言葉は「謙遜」。

●三春駒(みはるこま)特別
 三春駒は、福島県三春地方産の馬。洋種の馬が輸入されるまで、南部駒とともに全国に知られた。また、三春地方で作る木製で彩色した馬の郷土玩具。坂上田村麻呂が東征したときに苦戦を救った木馬が元になったと伝えられ、子育ての縁起物として有名である。福島競馬場のゴール板にも設置されている。

●秋元湖(あきもとこ)特別
 秋元湖は、福島県耶麻郡猪苗代町と北塩原村にまたがる湖。吾妻湖とも呼ばれる。湖面標高736m、周囲24km、面積3.6kmで、最大水深は34.1m。檜原湖、小野川湖とともに裏磐梯三湖を形成している。また、磐梯朝日国立公園に指定されており、紅葉の時期は多くの観光客が訪れる。

【第4日】 10月31日(日)
●小野川湖(おのがわこ)特別
 小野川湖は、福島県耶麻郡北塩原村にある湖。檜原湖、秋元湖とともに裏磐梯三湖を形成している。湖面標高797m、周囲11.9km、面積1.7km、最大水深は24.4mで、裏磐梯三湖中では最も小さい。北から小野川湖に注ぐ上流の小野川湖湧水は環境省の名水百選に選ばれ、その源流には落差20mの雄大な不動滝も見られる。
 
●河北新報杯
 河北新報社は、仙台市に本社を置く新聞社。明治30年(1897)創刊の河北新報を刊行する。本競走は、昭和33年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●高湯温泉(たかゆおんせん)特別
 高湯温泉は、福島県西部、磐梯吾妻スカイラインの入口に湧く温泉。白布温泉、蔵王温泉とともに奥羽三高湯として知られ、温泉街からは福島市街を一望できる。天文年間(1532〜1555)に発見されたと言われ、10ヶ所ほどの源泉から豊富な湧出量を誇る。硫黄泉で乳白色の湯にはさまざまな効能があり、四季を通して湯治客が多い。

【第5日】 11月6日(土)
●檜原湖(ひばらこ)特別
 檜原湖は、福島県耶麻郡北塩原村にある湖。秋元湖、小野川湖とともに裏磐梯三湖を形成している。明治21年(1888)の磐梯山の噴火で長瀬川の上流が泥流に堰き止められてできた堰止め湖。湖面標高822m、周囲47km、面積10.7kmで、最大水深は30.5m。南岸は磐梯高原観光の中心となっており、ブラックバスやワカサギ釣りなどを目的に多くの観光客が訪れる。

●フルーツライン(Fruit line)カップ
 フルーツラインは、福島市の西側に広がる吾妻連峰の麓を走る、約14kmにわたる道の愛称。沿道は果物の生産が盛んで、6月のサクランボに始まり、夏にはモモ、そして秋にはナシ、ブドウ、リンゴと収穫される果物の種類も豊富である。

●土湯温泉(つちゆおんせん)特別
 土湯温泉は、福島市の西部、荒川の渓谷底にある温泉。開湯は飛鳥時代まで遡ると言われ、古くから湯治場として栄えてきた。豊富な湯を湧出し、泉質も多種にわたっている。水芭蕉の里としても知られ、春には10万株が咲き乱れる仁田沼をはじめ、びっき沼、土湯峠などで見ることができる。また、東北三大こけし発祥の地の1つでもある。

【第6日】 11月7日(日)
●磐梯山(ばんだいさん)特別
 磐梯山は、福島県の中北部、猪苗代湖の北にそびえる標高1,819mの成層火山。会津富士、大磐梯などとも呼ばれる。北壁の小磐梯山は明治21年(1888)に大爆発を起こし、この時に噴出した泥流は、北麓の檜原川と長瀬川を堰止め、檜原湖、秋元湖、小野川湖、五色沼など多くの湖沼群を造り出した。日本百名山の1つ。

●みちのくステークス
 みちのくは、陸奥の平安時代の呼び名で「道奥」とも書いた。陸奥は旧国名の1つで、現在の青森県・岩手県・宮城県・福島県と秋田県の一部にあたる。7世紀に成立し、陸奥で産出される金・馬・毛皮などは珍重された。

●二本松(にほんまつ)特別
 二本松は、福島県中部に位置する市。江戸時代には奥州街道の宿駅、丹羽氏の城下町として栄えた。家具製造・酒造・繊維工業などが盛んで、秋に行われる「二本松の菊人形」、「二本松の提灯祭」は、二本松を代表する祭である。

【第7日】 11月13日(土)
●霊山(りょうぜん)特別
 霊山は、阿武隈高原の北部、福島県伊達市と相馬市の境に位置する山。標高825m。玄武岩が風雨によって侵食されてできた奇岩の名勝地。名は、慈覚大師の命名と言われ、平安初期に同大師によって建立された霊山寺の堂塔礎石のほか、霊山城跡や国司館などがあり、紅葉の季節には多くの観光客で賑わう。

●西郷(にしごう)特別
 西郷は、福島県南部、西白河郡の村。村内には旭岳を源流とする阿武隈川が流れる。源流の清冽な流れは美しい渓谷美を生み出し、四季折々にその表情を変える。阿武隈川に架かる雪割橋からは、秋になると一面朱色の紅葉を楽しむ事が出来る。
 なお、西郷村にはJRAの場外勝馬投票券発売所であるウインズ新白河がある。

●赤湯(あかゆ)特別
 赤湯は、山形県南陽市南部、米沢盆地と吉野川流域を占める温泉町。温泉はナトリウム・カルシウム塩化物泉。南陽市は、赤湯温泉を中心として発達した。名は、戦いで傷ついた武士達が湯に浸かると、たちまち傷が治り、傷から出た血で温泉が深紅に染まったという逸話に由来すると言われている。また、ブドウの産地としても知られている。

【第8日】 11月14日(日)
●小峰城(こみねじょう)特別
 小峰城は、小峰ケ岡と呼ばれる標高370mの東西に長い独立丘陵を利用して築城した平山城。日本100名城の1つであり、盛岡城、会津若松城とともに東北三名城の1つにも数えられている。南北朝期の興国・正平の頃結城宗広の嫡子親朝がこの丘陵に城を築いたのが始まりとされる。城跡には本丸周辺部の石垣及び堀の一部が残存しているだけであったが、平成3年には三重櫓、6年には前御門が史実に忠実に復元された。また、白河城とも呼ばれる。

●須賀川(すかがわ)特別
 須賀川は、福島県中部の市。奥州街道の宿駅として発展した。市内を阿武隈川が流れ、東部には福島空港がある。また、平成17年に長沼町・岩瀬村と合併した。

●相馬(そうま)特別
 相馬は、福島県北部の市。江戸時代は相馬氏の城下町であった。林業・農業・水産業が中心。野馬追い行事が有名で、毎年夏には同市及び南相馬市において「相馬野馬追祭」が行われる。

【第9日】 11月20日(土)
●五色沼(ごしきぬま)特別
 五色沼は、磐梯朝日国立公園の裏磐梯高原に散在する200余の小湖沼群の総称。明治21年(1888)に磐梯山が噴火した際、流出した泥流のくぼみに水がたまり沼となった。湖水中の成分や、日光および湖の深さなどの条件で湖面が青、赤、緑、コバルトブルー、エメラルドグリーンなど五色に変化することからこの名がついた。五色沼一帯には散策路が設けられ、1時間程の散策で湖沼群を見る事ができる。

●農林水産省賞典福島記念(GIII)
 本競走は、昭和40年に創設された3歳以上馬による重賞競走。第1回から2,000m、ハンデキャップ競走で行われている。当初は、夏の福島競馬を代表するレースとして施行されていたが、49年に秋季に移設され、秋の福島競馬のフィナーレを飾るレースとして定着している。

●岩谷(いわや)特別
 岩谷は、福島市内信夫山の東端にある地名。信夫山の東麓には岩谷観音があり、岸壁には数多くの観音像が刻まれている。

【第10日】 11月21日(日)
●福島2歳ステークス
 本競走は、昭和35年に福島競馬での2歳チャンピオン決定戦として創設された競走。34年以前は『3歳特別競走』、『3歳優勝競走』などの名称で、同様の競走が施行されていた。

●福島放送賞
 福島放送は、郡山市に本社を置く昭和56年開局の放送局。テレビ朝日(ANN)系列。本競走は、昭和62年に同社から寄贈賞を受けて創設された。

●伊達(だて)特別
 伊達は、福島県北部に位置する市。平安時代に伊達郡が置かれ、鎌倉時代以降伊達氏がこの地域を支配した。干し柿の一種であるあんぽ柿や桃が特産。平成18年に伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町の5町が合併して誕生した。