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三冠をめざすシンボリルドルフが、セントライト記念を勝った日が、ちょうど結婚式だった。披露宴の最中に抜け出して、こそっと実況ラジオを聴いたのを思い出す。
仲人は作家の岩川隆さんだった。競馬の楽しさ、奥深さを、私に教えてくれたのがこの人である。ところが、急いで席に戻ると、隣に座っているはずの仲人さんも消えていた。きっと同じように、どこかでこそっと聴いていたのだろう。
友人からもらったご祝儀袋の中に、頼んでおいた単勝馬券(100円)が入っていた。当時の馬券は、馬名もレース名もなく、ただ無機質な数字が並ぶだけの味気ないものだが、今でも大事にアルバムに貼ってある。
その前年、ミスターシービーがシンザン以来19年ぶりの三冠を達成していた。サイクル的に次の三冠馬は、20年ぐらい先と思っていたから、立て続けに出て驚いたものである。だが、その強さはミスターシービー以上だった。
ドイツ皇帝ルドルフ1世にちなんで命名されたシンボリルドルフは、旧3歳の夏、新潟の新馬戦でデビューし、楽勝している。その後、すぐに充電に入り、秋になって2連勝して、再び弥生賞まで充電に入った。
本当の名馬は、早くに仕上がり、才能の片鱗を見せる。そして走るたびに、これでもかこれでもかと、新たな才能を披露していく。シンボリルドルフがまさにそんな馬だった。
翌年、クラシックを迎えても、距離が延びても、さらに古馬になっても、才能の枯渇というものがなかった。
菊花賞も無難に勝ち、8戦8勝で史上初めての無敗の三冠馬になったシンボリルドルフ。続くジャパンカップで3着に敗れたが、その後は有馬記念連覇、春の天皇賞、ジャパンカップ制覇と、完全無欠のレースぶりだった。その強さ、隙のなさは憎たらしいほどだった。
あれから20年。幾多の名馬が誕生したが、シンボリルドルフこそ日本史上最強馬という思いは、今も変わらない。
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(吉沢譲治) |
| SPECIAL
MOVIE |
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S59
皐月賞 |
 
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| S59
日本ダービー |
 
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| S59
菊花賞 |
 
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| S59
有馬記念 |
   |
| S60
天皇賞(春) |
   |
| S60
ジャパンカップ |
   |
| S60
有馬記念 |
 
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シンボリルドルフ
牡馬 鹿毛
昭和56年3月13日生まれ
馬主 シンボリ牧場 |
パーソロン
1960 鹿毛 |
Milesian
1953 鹿毛 |
Paleo
1953 鹿毛 |
スイートルナ
1972 栗毛 |
スピードシンボリ
1963 黒鹿毛 |
ダンスタイム
1957 鹿毛 |
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年月日 |
場 |
レース名 |
格 |
距 離 |
着順 |
騎 手 |
タイム |
調教師 |
| 01 |
1983.07.23 |
新 潟 |
3歳新馬 |
新馬 |
1000 |
1 |
岡部 幸雄 |
59.2 |
野平 祐二 |
| 02 |
1983.10.29 |
東 京 |
いちょう特別 |
400 |
1600 |
1 |
岡部 幸雄 |
1.37.3 |
野平 祐二 |
| 03 |
1983.11.27 |
東 京 |
3歳オープン |
OP |
1600 |
1 |
岡部 幸雄 |
1.39.9 |
野平 祐二 |
| 04 |
1984.03.04 |
中 山 |
弥生賞 |
GIII |
2000 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.01.7 |
野平 祐二 |
| 05 |
1984.04.15 |
中 山 |
皐月賞 |
GI |
2000 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.01.1 |
野平 祐二 |
| 06 |
1984.05.27 |
東 京 |
東京優駿 |
GI |
2400 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.29.3 |
野平 祐二 |
| 07 |
1984.09.30 |
中 山 |
セントライト記念 |
GIII |
2200 |
1 |
岡部 幸雄 |
R2.13.4 |
野平 祐二 |
| 08 |
1984.11.11 |
京 都 |
菊花賞 |
GI |
3000 |
1 |
岡部 幸雄 |
3.06.8 |
野平 祐二 |
| 09 |
1984.11.25 |
東 京 |
ジャパンC |
GI |
2400 |
3 |
岡部 幸雄 |
2.26.5 |
野平 祐二 |
| 10 |
1984.12.23 |
中 山 |
有馬記念 |
GI |
2500 |
1 |
岡部 幸雄 |
R2.32.8 |
野平 祐二 |
| 11 |
1985.03.31 |
中 山 |
日経賞 |
GII |
2500 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.36.2 |
野平 祐二 |
| 12 |
1985.04.29 |
京 都 |
天皇賞(春) |
GI |
3200 |
1 |
岡部 幸雄 |
3.20.4 |
野平 祐二 |
| 13 |
1985.10.27 |
東 京 |
天皇賞(秋) |
GI |
2000 |
2 |
岡部 幸雄 |
1.58.8 |
野平 祐二 |
| 14 |
1985.11.24 |
東 京 |
ジャパンC |
GI |
2400 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.28.8 |
野平 祐二 |
| 15 |
1985.12.22 |
中 山 |
有馬記念 |
GI |
2500 |
1 |
岡部 幸雄 |
2.33.1 |
野平 祐二 |
| 16 |
1986.03.29 |
米 |
サンルイレイS |
GI |
2400 |
6 |
岡部 幸雄 |
---- |
野平 祐二 |
(年齢は旧表記)
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シンボリルドルフ号 栄光の軌跡
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